2015年08月14日
早池峰山-登山(河原の坊)

日程:2015年8月1日(土) 日帰り
天候:曇

▲早池峰山(はやちねさん)
標高:1,917m
岩手県(宮古市・遠野市・花巻市)
日本百名山
<ルート>
◎河原の坊 ~▲山頂 ~ 小田越
<関連記事>
2015年5月 (河原の坊)
2014年7月 (小田越~河原の坊)
2014年5月 (小田越より)
2013年7月 (小田越~河原の坊)
2013年5月 (小田越より)
2012年8月 (河原の坊~小田越)
2012年5月 (小田越より)
2011年7月 (河原の坊~小田越)
8月1日(土)は仕事繋がりのメンバー4名での山行きだった。
地元岩手の日本百名山、早池峰山へと登ってきた。
8月初旬、平地は連日の真夏日... そんな時は涼しい山に限る!
今回メンバーで山行き出来ることを以前より楽しみにしていた。
山行プランは急登コースの「河原の坊」から登り、「小田越」へと下山する。
さて、全メンバー最後まで元気に下山できるか!?
今年は翌日の8月2日(日)までがマイカー規制である。
マイカーで「岳」の駐車場へ移動し6時50分に到着。
すぐさまバスチケットを購入し7時出発のバスへと乗り込んだ。



バス料金は岳~河原の坊・小田越の往復1,400円。
花の時期も終盤となり、比較的空いているバスにて河原の坊へ向かった。
河原の坊では早池峰山で勧めている携帯トイレを購入してみた。
こちらは1つ400円である。

また、男性専用という物もあり。
それを見せてもらったところプラスチックボトルだった。(それは500円)
▲7:25 河原の坊 出発
今回メンバーの1人であるG氏は2年前に一緒に河原の坊へと下った。
G氏、河原の坊の急で長い下りには脚力が尽きて惨敗だったな。
本人曰く、今日は前回の逆ルートでリベンジを果たしたいということだ。

ということで、いざ出発。
まずはいつもの徒渉から始まる。


序盤では3つの徒渉がある。
今日は水量も少なく皆安全に通過出来た。
前回の早池峰登山、G氏徒渉失敗の記憶がここで甦る...
今日は無事徒渉を終えた後、関係ないところで沢に向かって転倒と...
「どうしても沢に落ちたいらしい」と、G氏はメンバーに突っ込まれる。

▲8:00 水場
G氏の転倒は大丈夫だった。
気を取り直して水場にて冷たい水を1杯飲む。

水場まで樹林内の花はこんな感じだった。
<クガイソウ>

<タマガワホトトギス>

<イワオトギリ>

今日は登山客が少ないと思っていた。
しかし、水場を通過した辺りで20名くらいの団体さんへ追いついた。
岳駐車場に静岡ナンバーのバスが来ていたが、そのグループかなと?
今日の天気だが、平地は天気が良かったが山に入ってからは曇り一方だった。
まあ、個人的に(登り慣れている山なので)曇りでも涼しいからイイなと思っていた...
急登に入る前に団体さんを追い越す。

急登に入ってからの花はこんな感じ。
<ナンブトラノオ>

<ヤハズトウヒレン>

河原の坊ルートの急登にもめげずに皆元気に登ってきた。
上部は風が強めだった。
私は長袖Tシャツ1枚、この姿ではちょっと寒くなってきた。


▲9:15 御座走り
滑り易そうな一枚岩。
左側を登ればそのロープは不要...

▲9:35 打石(ぶついし)
普段よりゆっくりペースだったので「涼しい」を通り越してちょっと寒い...

河原の坊上部の花はこんな感じ。
<ウメバチソウ>

<ハクサンシャジン>

▲10:00 鎖場
鎖場までやってきた。
この鎖場はアトラクション!
もちろん迂回することも可能だが、今日は鎖を楽しんでみた。

そして後続メンバー2名も鎖場を登ってきた。


鎖を登り終えた時の一瞬の青空!
今日はたまに青空がうかがえる。
雲を抜けて雲海!
と、そこまで上手いことにはなかった...

▲10:20 山頂
山頂はまずまずの賑わいぶりだった。
バスでお会いした広島のご夫婦も無事に小田越ルートから登頂されていた。
小田越ルートは強風で、途中で引き返そうかと思ったくらいらしい...

我々も4人揃ったところで乾杯の儀式。
今日もノンアルビールで乾杯!
山で飲めばノンアルでも格別に美味い!

山頂でお湯を沸かしてランチタイム。
皆、山で食べるカップラーメンは美味いと言っていたな。
確かに涼しいのでラーメンは美味かった。
それと、前回の栗駒山で食べ残していたどら焼きをここで消費する。





風の当たり難い岩の陰にて1時間程休憩し、早池峰山頂を満喫した。
▲11:15 下山開始
下山する頃には青空の割合も多くなっていた。
下りには小田越ルートを使うのだが、強風がちょっと心配だった。

山頂避難小屋の温度計を確認する。
標高は1,900メートル越えで13℃とかなり涼しい。
平地は30℃を越えているはず...


▲11:35 8合目の梯子
今日のメンバーは下りでこの梯子を使うのは初めての模様。
私は一足先に梯子を下りて、メンバーの様子を下から撮影。
しっかりと三点支持で下りれば問題なし。
見るからに楽しそうだ。

小田越ルートの花はこんな感じ。
ハヤチネウスユキソウは何とか残っていたという感じだった。
今日は特にタカネナデシコが見頃だったな。




紫色の絨毯となったイブキジャコウソウ。
そこにミツバチが2匹やってきた。
美味いのかな?

梯子から下の登山道には風を遮るものが全く無い。
予想通りの強風...
それに耐えながら5合目の御金蔵の岩場へと移動した。

5合目からは1合目まで一気に下った。
1合目の岩場でやや遅れ気味のG氏を待つ。
G氏、やはり膝辺りの筋力が尽きてきたとのことだ。
登山口まではもう少し、頑張ろう!

1合目からは樹林内へ入る。
標高も大分下がったので、気温も上がりつつあった。
そこにぶら下がる熊よけのドラム缶を叩きながら早足で下った...



▲13:20 小田越 下山
山頂から2時間近くかけて全員無事に下山した。
皆、お疲れさんでした。
バス停で寛ぎながらバスを待つ。
そしてタイミングも良い感じで帰りのバスへ乗り込むことが出来た。
今日は早池峰神社のお祭りがあるのか?
バスで岳へ戻る頃、早池峰神社付近には多くの車が停まっていた。
早池峰神楽にも興味はあるのだが... 今日はこのまま帰宅だ。
帰宅時に早池峰登山後の定番。
大迫町にあるボンディアにてワインとミルクのソフトクリームを頂く。自分はこれ(ミックス)が好き。
その他、ボンディア特性ソフトが最も人気みたい。


さて、今回は仕事繋がりのメンバーでの山行きだった。
以前からこのメンバーで登山を企画していたのだが、なかなか都合がつかなかった。
それだけに今回の山行きは達成できて良かったなと。
皆も喜んでいた様だ。
前回の栗駒山(須川岳)もそうだが、(前回の栗駒山はこちら)
岩手では、夏季は標高1,000メートル越えの登山口からスタートできる山に限る!
暑いから... (やはり平地は30℃越えの真夏日だった)
ボンディアでソフトを食べていても、ジリジリと照り付ける陽射しにソフトの融けも早かった...
では、また山で!
(完)
山行プランは急登コースの「河原の坊」から登り、「小田越」へと下山する。
さて、全メンバー最後まで元気に下山できるか!?
今年は翌日の8月2日(日)までがマイカー規制である。
マイカーで「岳」の駐車場へ移動し6時50分に到着。
すぐさまバスチケットを購入し7時出発のバスへと乗り込んだ。



バス料金は岳~河原の坊・小田越の往復1,400円。
花の時期も終盤となり、比較的空いているバスにて河原の坊へ向かった。
河原の坊では早池峰山で勧めている携帯トイレを購入してみた。
こちらは1つ400円である。

また、男性専用という物もあり。
それを見せてもらったところプラスチックボトルだった。(それは500円)
▲7:25 河原の坊 出発
今回メンバーの1人であるG氏は2年前に一緒に河原の坊へと下った。
G氏、河原の坊の急で長い下りには脚力が尽きて惨敗だったな。
本人曰く、今日は前回の逆ルートでリベンジを果たしたいということだ。

ということで、いざ出発。
まずはいつもの徒渉から始まる。


序盤では3つの徒渉がある。
今日は水量も少なく皆安全に通過出来た。
前回の早池峰登山、G氏徒渉失敗の記憶がここで甦る...
今日は無事徒渉を終えた後、関係ないところで沢に向かって転倒と...
「どうしても沢に落ちたいらしい」と、G氏はメンバーに突っ込まれる。

▲8:00 水場
G氏の転倒は大丈夫だった。
気を取り直して水場にて冷たい水を1杯飲む。

水場まで樹林内の花はこんな感じだった。
<クガイソウ>

<タマガワホトトギス>

<イワオトギリ>

今日は登山客が少ないと思っていた。
しかし、水場を通過した辺りで20名くらいの団体さんへ追いついた。
岳駐車場に静岡ナンバーのバスが来ていたが、そのグループかなと?
今日の天気だが、平地は天気が良かったが山に入ってからは曇り一方だった。
まあ、個人的に(登り慣れている山なので)曇りでも涼しいからイイなと思っていた...
急登に入る前に団体さんを追い越す。

急登に入ってからの花はこんな感じ。
<ナンブトラノオ>

<ヤハズトウヒレン>

河原の坊ルートの急登にもめげずに皆元気に登ってきた。
上部は風が強めだった。
私は長袖Tシャツ1枚、この姿ではちょっと寒くなってきた。


▲9:15 御座走り
滑り易そうな一枚岩。
左側を登ればそのロープは不要...

▲9:35 打石(ぶついし)
普段よりゆっくりペースだったので「涼しい」を通り越してちょっと寒い...

河原の坊上部の花はこんな感じ。
<ウメバチソウ>

<ハクサンシャジン>

▲10:00 鎖場
鎖場までやってきた。
この鎖場はアトラクション!
もちろん迂回することも可能だが、今日は鎖を楽しんでみた。

そして後続メンバー2名も鎖場を登ってきた。


鎖を登り終えた時の一瞬の青空!
今日はたまに青空がうかがえる。
雲を抜けて雲海!
と、そこまで上手いことにはなかった...

▲10:20 山頂
山頂はまずまずの賑わいぶりだった。
バスでお会いした広島のご夫婦も無事に小田越ルートから登頂されていた。
小田越ルートは強風で、途中で引き返そうかと思ったくらいらしい...

我々も4人揃ったところで乾杯の儀式。
今日もノンアルビールで乾杯!
山で飲めばノンアルでも格別に美味い!

山頂でお湯を沸かしてランチタイム。
皆、山で食べるカップラーメンは美味いと言っていたな。
確かに涼しいのでラーメンは美味かった。
それと、前回の栗駒山で食べ残していたどら焼きをここで消費する。





風の当たり難い岩の陰にて1時間程休憩し、早池峰山頂を満喫した。
▲11:15 下山開始
下山する頃には青空の割合も多くなっていた。
下りには小田越ルートを使うのだが、強風がちょっと心配だった。

山頂避難小屋の温度計を確認する。
標高は1,900メートル越えで13℃とかなり涼しい。
平地は30℃を越えているはず...


▲11:35 8合目の梯子
今日のメンバーは下りでこの梯子を使うのは初めての模様。
私は一足先に梯子を下りて、メンバーの様子を下から撮影。
しっかりと三点支持で下りれば問題なし。
見るからに楽しそうだ。

小田越ルートの花はこんな感じ。
ハヤチネウスユキソウは何とか残っていたという感じだった。
今日は特にタカネナデシコが見頃だったな。




紫色の絨毯となったイブキジャコウソウ。
そこにミツバチが2匹やってきた。
美味いのかな?

梯子から下の登山道には風を遮るものが全く無い。
予想通りの強風...
それに耐えながら5合目の御金蔵の岩場へと移動した。

5合目からは1合目まで一気に下った。
1合目の岩場でやや遅れ気味のG氏を待つ。
G氏、やはり膝辺りの筋力が尽きてきたとのことだ。
登山口まではもう少し、頑張ろう!

1合目からは樹林内へ入る。
標高も大分下がったので、気温も上がりつつあった。
そこにぶら下がる熊よけのドラム缶を叩きながら早足で下った...



▲13:20 小田越 下山
山頂から2時間近くかけて全員無事に下山した。
皆、お疲れさんでした。
バス停で寛ぎながらバスを待つ。
そしてタイミングも良い感じで帰りのバスへ乗り込むことが出来た。
今日は早池峰神社のお祭りがあるのか?
バスで岳へ戻る頃、早池峰神社付近には多くの車が停まっていた。
早池峰神楽にも興味はあるのだが... 今日はこのまま帰宅だ。
帰宅時に早池峰登山後の定番。
大迫町にあるボンディアにてワインとミルクのソフトクリームを頂く。自分はこれ(ミックス)が好き。
その他、ボンディア特性ソフトが最も人気みたい。


さて、今回は仕事繋がりのメンバーでの山行きだった。
以前からこのメンバーで登山を企画していたのだが、なかなか都合がつかなかった。
それだけに今回の山行きは達成できて良かったなと。
皆も喜んでいた様だ。
前回の栗駒山(須川岳)もそうだが、(前回の栗駒山はこちら)
岩手では、夏季は標高1,000メートル越えの登山口からスタートできる山に限る!
暑いから... (やはり平地は30℃越えの真夏日だった)
ボンディアでソフトを食べていても、ジリジリと照り付ける陽射しにソフトの融けも早かった...
では、また山で!
(完)
早池峰山ー11月の小田越
山スキーで早池峰山
早池峰山-登山(2018.6)
早池峰山-登山(2017.8)
早池峰山-登山(2017.6)
早池峰山-登山(小田越)
早池峰山-登山(河原の坊)
早池峰山-登山(河原の坊)
山スキーで早池峰山
早池峰山-登山(2018.6)
早池峰山-登山(2017.8)
早池峰山-登山(2017.6)
早池峰山-登山(小田越)
早池峰山-登山(河原の坊)
早池峰山-登山(河原の坊)
Posted by PALOMON at 22:23│Comments(6)
│早池峰山
この記事へのコメント
早池峰は2度ほど登ってるんですが、ボンディアのソフトは食べてませんので、今度行ったら是非食べてみたいですね。
早池峰であれば、天気さえ良ければ、日帰りで行けます。
早池峰であれば、天気さえ良ければ、日帰りで行けます。
Posted by isam at 2015年08月14日 23:26
▼isamさん
こんにちは!
ボンディアはお勧めですね~
ソフトを食べて、お隣の産直で野菜を買って帰りました。
早池峰は車で1時間あれば行けますので、私にとっては無難な山の1つです...
こんにちは!
ボンディアはお勧めですね~
ソフトを食べて、お隣の産直で野菜を買って帰りました。
早池峰は車で1時間あれば行けますので、私にとっては無難な山の1つです...
Posted by PALOMON
at 2015年08月15日 13:07

早池峰山お疲れさまでした。
やはり自分は足がやられてしまいますね。
特に下山時は辛いです。
今回は、写真撮る余裕もなかったのが悲しい(T_T)
なんとかならないかなあ。。。
やはり自分は足がやられてしまいますね。
特に下山時は辛いです。
今回は、写真撮る余裕もなかったのが悲しい(T_T)
なんとかならないかなあ。。。
Posted by G at 2015年08月15日 20:03
▼Gさん
こんばんは!お疲れさんでした。
早池峰山はどちらを下山しても斜度のある岩場...
脚に来ますよ...
これで鍛えられたと思いますから、次の山行きは幾分イイと思いますよ~
また行きましょう!
こんばんは!お疲れさんでした。
早池峰山はどちらを下山しても斜度のある岩場...
脚に来ますよ...
これで鍛えられたと思いますから、次の山行きは幾分イイと思いますよ~
また行きましょう!
Posted by PALOMON
at 2015年08月15日 20:06

私もワインとミルクのミックスが好き!
紫の花はヤハズトウヒレンではなくナガバキタアザミですね(トウヒレン属ではありますが)。
この時期、早池峰では代表的な花です。
紫の花はヤハズトウヒレンではなくナガバキタアザミですね(トウヒレン属ではありますが)。
この時期、早池峰では代表的な花です。
Posted by けむけむ at 2015年08月16日 21:07
▼けむけむさん
こんにちは!
あれはナガバキタアザミですか~
ご指摘ありがとうございます!
今後とも、いろいろとご教授くださいませ。
やっぱりワインとミルクのミックスですよね~♪
こんにちは!
あれはナガバキタアザミですか~
ご指摘ありがとうございます!
今後とも、いろいろとご教授くださいませ。
やっぱりワインとミルクのミックスですよね~♪
Posted by PALOMON
at 2015年08月17日 08:12
