2015年05月18日
早池峰山-登山(河原の坊)

日程:2015年5月17日(日) 日帰り
天候:曇(強風)

▲早池峰山(はやちねさん)
標高:1,917m
岩手県(宮古市・遠野市・花巻市)
日本百名山
<ルート>
河原の坊 ~▲山頂 (ピストン)
<関連記事>
2014年7月 (小田越~河原の坊)
2014年5月 (小田越より)
2013年7月 (小田越~河原の坊)
2013年5月 (小田越より)
2012年8月 (河原の坊~小田越)
2012年5月 (小田越より)
2011年7月 (河原の坊~小田越)
今年の雪解けは予想以上に早い。
そして早くも高山植物が咲き始めているとの情報を得た。
毎年雪解け早々咲き始める高嶺の花を見るために地元の山、早池峰山へと向かった。
今回はタラさんら3名の先輩方に山行きをご一緒させて頂いた。
先輩方には山の事をいろいろと教えて頂けるのでとても有り難く思っている。
今日は河原の坊ルートを登り、小田越ルートを下る予定だ。
(結果、強風のため河原の坊ピストンとなっている。)

▲8:00 河原の坊 出発
河原の坊の駐車場で登山準備を開始するが、出発前から山はとても寒い。
今日は晴天を予想し、長袖Tシャツ1枚で登る気満々で家を出てきたのだが...
この寒さに早々打ち消される。
よく考えれば、まだ5月中旬だ。
GWが暖かすぎたせいで季節感が鈍っていたかも...
登山口を出発して早々、何やら変わったものを発見したようである。

キノコだ。
まだこの山域は残雪のある「初春」な訳だが、この時期にキノコとは何だろう?
季節外れのキノコ?

秋に良く見かける感じのキノコだった。
さて、出だし早々に渡渉がある訳だが雪解けのせいで普段より水量が多かった。
ここは慎重に岩を伝って渡渉した。

そういえばこの時期に河原の坊から登るのは初めてだな。
まだこの辺りの樹林は芽吹いたばかりだろう。
いつも登る時期(6-7月)に比べて、景色がすっきりとしていた。
その為か、登山道左側に3つの砂防ダムの存在を確認できた。


その後は3度の渡渉地点を慎重に通過する。
ギリギリ、川の流れの中に岩の頭が出ている感じだった。
これ以上水量が多いと靴の中に水が入ってしまいそうだ。

今日のメンバーは一段とペースが早い。
写真を撮っている間において行かれ、その後の挽回も私の体力では不能だ...
追いつこうと急ぎ足になると疲れも出てくる。
何となくスキーを履いた山スキーでの登りの方が岩場を歩くよりは楽だったかも知れない。
▲8:30 水場
いつもの水場から冷たい湧水を一杯頂いた。
今日は一段と冷たくて、それは美味い水だった。

<タチカメバソウ>

昨年の6月24日に満開だったタチカメバソウ。
一カ月以上早いのに、もう咲き始めている。
この水場付近に多く生息しているようだ。
その後、登山道が沢沿いから反れる辺りにて軽く休憩した。
ここから上部には高山の花、ヒメコザクラが見れるはずだ。

その前にチングルマをチェックする。
<チングルマの蕾>

そのヒメコザクラは早々に発見できた。
いつもは小田越ルートでこの花を見ていたが、こちら河原の坊側にも多く咲いていた。
これを見て私的に登山開幕を感じる訳だ。

<ヒメコザクラ>

登山道は徐々に急になっていく。
そんな中、もう一つお目当ての花に出会う。
例年ではまだ咲いていないはずの「ナンブイヌナズナ」がもう咲き始めていた。
この黄色がとても眩いのね。

ナンブイヌナズナはまだ5分咲きかな?
何時もだと6月上~中旬で満開になるはず?
▲9:25 御座走り
風が強まり寒さが増したためゴアガッパを着込んだ。
その後は雲の中に入ったか、視界が悪くなり気温も下がっていった。

それでも岩場には花を眺めることが出来た。
<ミヤマキンバイ>

<ミネザクラ>

尚も標高を上げるがヒメコザクラは寒い中にも元気に咲いている。
これらの花には癒される。

あれ?
これはピンクのヒメコザクラ?
ユキワリコザクラほどの色は付いていないけど、こんなの初めて見たな...

最後は強風に煽られながら登る... 度々よろめいた...

▲10:10 早池峰山 山頂
一先ず山頂へ到着する。
山頂にはタラさんの知り合いで山岳会の方2名が登頂していた。
その他には誰もいなかったな。

皆さんで一緒に記念撮影。
そして三角点タッチも済ませておいた。
<早池峰山 一等三角点>

山頂での儀式が済み。
そしたら寒さを凌ごうと、直ぐに山頂避難小屋へ潜り込んだ。

山頂避難小屋の温度計を見ると氷点下...
ぜんぜんTシャツ1枚では済まないことになっていた。

<山頂小屋の温度計>

温度計はマイナス1℃を示していた。
これだけ寒いのだが、せっかく担いできたのでノンアルビールで乾杯する。
<ノンアルで乾杯>

今日はランチはどら焼きのみで済ませた。

避難小屋の屋根が強風で大きな音を立てていた。
小屋内で風は防げているものの動きが無いので体は冷え込んでくる。
まあ、マイナス1℃ではね。
山頂でお会いした山岳会の二方は一度下山しかけたのだが小屋へ引き返してきた。
この寒さに、レインパンツも履くとのことだった。
ホライズンハットを被っていた私だが、まだまだ毛帽子が手放せないなと反省する。
Iさんは毛帽子にレインパンツ、インナーダウンも着込んで寒さに対する装備は万全のようだ。
▲10:50 下山開始
あまり体が冷えないうちに我々も下山することにした。

強風のため下山予定を変更した。
更に風当たりの強い小田越ルートでの下山は取り止める。
そして登ってきた河原の坊をピストンすることにした。
河原の坊ルートは急な岩場の連続だ。
下山時も落石を起こさないよう、ここは注意して下ろう。

下山時に何名かの登山者にすれ違った。
彼らの登頂する頃にパーッと青空が広がることを願う。
<打石(ぶついし)>

ガスが晴れ、だんだんと視界が良くなってきた。
青空来るか...?
上部を見上げるとそうでもなかったが、それでも下界の景色は広がってきた。

山頂では晴れる気配を全く感じなかったのだが...
更に下るに連れて視界も開けていく。
皆が言う。
「下山したら晴れるパターン」、じゃないかと...
そして向かいの山、「薬師岳」が終に姿を現した!

大分下山してきた。
これは登りで蕾だったチングルマかな?
午後になって少しづつ花が開いてきたようである。
しかし、チングルマももう咲くのか... 今年は早い段階で花達が楽しめるなぁ。

水場を通り過ぎた辺りの景色がちょっと好きだ。
ここだけにタケカンバの並木道がある。
とてもイイ感じの色合いだった。

尚も下山し砂防ダム付近まで下ってきた。
Yさんに名前を教えてもらったのだが、ちょっと忘れてしまった。
サクランボみたいなツツジの実が枝にブラブラしていた。

▲12:30 河原の坊 下山
そして今日も無事下山である。
強風、寒さ、視界不良の中、皆さんお疲れさんでした。
まあ、目的は例の通り「花見」だったので...
今日の山行きはこれでも十分満足だった。
1ヶ月もしないうちにハヤチネウスユキソウらの固有種も咲いてお花畑が出来ていることだろう。
地元の山である「姫神山」や「栗駒山(須川岳)」も本日(5月17日)が山開きだった。
これで、いよいよ本格的な夏山シーズンが開幕といったところ。
では、今年も登山を楽しもう!
(完)
先輩方には山の事をいろいろと教えて頂けるのでとても有り難く思っている。
今日は河原の坊ルートを登り、小田越ルートを下る予定だ。
(結果、強風のため河原の坊ピストンとなっている。)

▲8:00 河原の坊 出発
河原の坊の駐車場で登山準備を開始するが、出発前から山はとても寒い。
今日は晴天を予想し、長袖Tシャツ1枚で登る気満々で家を出てきたのだが...
この寒さに早々打ち消される。
よく考えれば、まだ5月中旬だ。
GWが暖かすぎたせいで季節感が鈍っていたかも...
登山口を出発して早々、何やら変わったものを発見したようである。

キノコだ。
まだこの山域は残雪のある「初春」な訳だが、この時期にキノコとは何だろう?
季節外れのキノコ?

秋に良く見かける感じのキノコだった。
さて、出だし早々に渡渉がある訳だが雪解けのせいで普段より水量が多かった。
ここは慎重に岩を伝って渡渉した。

そういえばこの時期に河原の坊から登るのは初めてだな。
まだこの辺りの樹林は芽吹いたばかりだろう。
いつも登る時期(6-7月)に比べて、景色がすっきりとしていた。
その為か、登山道左側に3つの砂防ダムの存在を確認できた。


その後は3度の渡渉地点を慎重に通過する。
ギリギリ、川の流れの中に岩の頭が出ている感じだった。
これ以上水量が多いと靴の中に水が入ってしまいそうだ。

今日のメンバーは一段とペースが早い。
写真を撮っている間において行かれ、その後の挽回も私の体力では不能だ...
追いつこうと急ぎ足になると疲れも出てくる。
何となくスキーを履いた山スキーでの登りの方が岩場を歩くよりは楽だったかも知れない。
▲8:30 水場
いつもの水場から冷たい湧水を一杯頂いた。
今日は一段と冷たくて、それは美味い水だった。

<タチカメバソウ>

昨年の6月24日に満開だったタチカメバソウ。
一カ月以上早いのに、もう咲き始めている。
この水場付近に多く生息しているようだ。
その後、登山道が沢沿いから反れる辺りにて軽く休憩した。
ここから上部には高山の花、ヒメコザクラが見れるはずだ。

その前にチングルマをチェックする。
<チングルマの蕾>

そのヒメコザクラは早々に発見できた。
いつもは小田越ルートでこの花を見ていたが、こちら河原の坊側にも多く咲いていた。
これを見て私的に登山開幕を感じる訳だ。

<ヒメコザクラ>

登山道は徐々に急になっていく。
そんな中、もう一つお目当ての花に出会う。
例年ではまだ咲いていないはずの「ナンブイヌナズナ」がもう咲き始めていた。
この黄色がとても眩いのね。

ナンブイヌナズナはまだ5分咲きかな?
何時もだと6月上~中旬で満開になるはず?
▲9:25 御座走り
風が強まり寒さが増したためゴアガッパを着込んだ。
その後は雲の中に入ったか、視界が悪くなり気温も下がっていった。

それでも岩場には花を眺めることが出来た。
<ミヤマキンバイ>

<ミネザクラ>

尚も標高を上げるがヒメコザクラは寒い中にも元気に咲いている。
これらの花には癒される。

あれ?
これはピンクのヒメコザクラ?
ユキワリコザクラほどの色は付いていないけど、こんなの初めて見たな...

最後は強風に煽られながら登る... 度々よろめいた...

▲10:10 早池峰山 山頂
一先ず山頂へ到着する。
山頂にはタラさんの知り合いで山岳会の方2名が登頂していた。
その他には誰もいなかったな。

皆さんで一緒に記念撮影。
そして三角点タッチも済ませておいた。
<早池峰山 一等三角点>

山頂での儀式が済み。
そしたら寒さを凌ごうと、直ぐに山頂避難小屋へ潜り込んだ。

山頂避難小屋の温度計を見ると氷点下...
ぜんぜんTシャツ1枚では済まないことになっていた。

<山頂小屋の温度計>

温度計はマイナス1℃を示していた。
これだけ寒いのだが、せっかく担いできたのでノンアルビールで乾杯する。
<ノンアルで乾杯>

今日はランチはどら焼きのみで済ませた。

避難小屋の屋根が強風で大きな音を立てていた。
小屋内で風は防げているものの動きが無いので体は冷え込んでくる。
まあ、マイナス1℃ではね。
山頂でお会いした山岳会の二方は一度下山しかけたのだが小屋へ引き返してきた。
この寒さに、レインパンツも履くとのことだった。
ホライズンハットを被っていた私だが、まだまだ毛帽子が手放せないなと反省する。
Iさんは毛帽子にレインパンツ、インナーダウンも着込んで寒さに対する装備は万全のようだ。
▲10:50 下山開始
あまり体が冷えないうちに我々も下山することにした。

強風のため下山予定を変更した。
更に風当たりの強い小田越ルートでの下山は取り止める。
そして登ってきた河原の坊をピストンすることにした。
河原の坊ルートは急な岩場の連続だ。
下山時も落石を起こさないよう、ここは注意して下ろう。

下山時に何名かの登山者にすれ違った。
彼らの登頂する頃にパーッと青空が広がることを願う。
<打石(ぶついし)>

ガスが晴れ、だんだんと視界が良くなってきた。
青空来るか...?
上部を見上げるとそうでもなかったが、それでも下界の景色は広がってきた。

山頂では晴れる気配を全く感じなかったのだが...
更に下るに連れて視界も開けていく。
皆が言う。
「下山したら晴れるパターン」、じゃないかと...
そして向かいの山、「薬師岳」が終に姿を現した!

大分下山してきた。
これは登りで蕾だったチングルマかな?
午後になって少しづつ花が開いてきたようである。
しかし、チングルマももう咲くのか... 今年は早い段階で花達が楽しめるなぁ。

水場を通り過ぎた辺りの景色がちょっと好きだ。
ここだけにタケカンバの並木道がある。
とてもイイ感じの色合いだった。

尚も下山し砂防ダム付近まで下ってきた。
Yさんに名前を教えてもらったのだが、ちょっと忘れてしまった。
サクランボみたいなツツジの実が枝にブラブラしていた。

▲12:30 河原の坊 下山
そして今日も無事下山である。
強風、寒さ、視界不良の中、皆さんお疲れさんでした。
まあ、目的は例の通り「花見」だったので...
今日の山行きはこれでも十分満足だった。
1ヶ月もしないうちにハヤチネウスユキソウらの固有種も咲いてお花畑が出来ていることだろう。
地元の山である「姫神山」や「栗駒山(須川岳)」も本日(5月17日)が山開きだった。
これで、いよいよ本格的な夏山シーズンが開幕といったところ。
では、今年も登山を楽しもう!
(完)
早池峰山ー11月の小田越
山スキーで早池峰山
早池峰山-登山(2018.6)
早池峰山-登山(2017.8)
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早池峰山-登山(小田越)
早池峰山-登山(河原の坊)
早池峰山-登山(河原の坊)
山スキーで早池峰山
早池峰山-登山(2018.6)
早池峰山-登山(2017.8)
早池峰山-登山(2017.6)
早池峰山-登山(小田越)
早池峰山-登山(河原の坊)
早池峰山-登山(河原の坊)
Posted by PALOMON at 23:33│Comments(6)
│早池峰山
この記事へのコメント
今年は本当に花が早いですね~。
山開き前に、初夏の花が全部咲きそろいそうな感じです。
最後のサクランボみたいなツツジは、コヨウラクツツジですね。実ではなく花ですよ。かわいいですね。
山開き前に、初夏の花が全部咲きそろいそうな感じです。
最後のサクランボみたいなツツジは、コヨウラクツツジですね。実ではなく花ですよ。かわいいですね。
Posted by けむけむ at 2015年05月20日 22:06
▼けむけむさん
こんにちは。
コヨウラクツツジですね。ありがとうございます。
ヨウラクツツジで検索してましたが、何か違うなと思っていました。
アレは花でしたか!?
またいろいろ教えてください~
こんにちは。
コヨウラクツツジですね。ありがとうございます。
ヨウラクツツジで検索してましたが、何か違うなと思っていました。
アレは花でしたか!?
またいろいろ教えてください~
Posted by PALOMON
at 2015年05月21日 12:45

写真を見ると、腕を組んで登ってる人が映ってるんですが、自分は不安定そうでやってことがありません。理由はどうしてなんでしょうか?
今年3月だったと思うんですが、栗駒の頂上まで、今年2回目いけました。但し風が強くて、スキーをデポしました。1400m地点より少し上です。最後にブッシュが見えるところです。
足は軽くなったはずですが、ブーツの角度がヒールリフターがない分、足首が前掲しませんので、歩きづらかったです。PALOMONさんはどうしてるんでしょうか?
今年3月だったと思うんですが、栗駒の頂上まで、今年2回目いけました。但し風が強くて、スキーをデポしました。1400m地点より少し上です。最後にブッシュが見えるところです。
足は軽くなったはずですが、ブーツの角度がヒールリフターがない分、足首が前掲しませんので、歩きづらかったです。PALOMONさんはどうしてるんでしょうか?
Posted by isam at 2015年05月22日 05:45
▼isamさん
確かに前の2人は腕組みしていましたね。
何か理由があるのか?自分にもよくわかりません。
寒かったからかな...(笑)
スキー靴は前方にあまり倒れないので歩き難いですよね。
でも、それで岩手山に登ったくらいですから。
特に工夫はしておらず...
バックルを緩めて、あとは何とか頑張るのみです。
確かに前の2人は腕組みしていましたね。
何か理由があるのか?自分にもよくわかりません。
寒かったからかな...(笑)
スキー靴は前方にあまり倒れないので歩き難いですよね。
でも、それで岩手山に登ったくらいですから。
特に工夫はしておらず...
バックルを緩めて、あとは何とか頑張るのみです。
Posted by PALOMON
at 2015年05月22日 12:38

腕を組んだほうがラクだから。
分かり易い解説があります。が、ここからリンクできないようです。ググってみてください(^O^)/
分かり易い解説があります。が、ここからリンクできないようです。ググってみてください(^O^)/
Posted by イチタロー at 2015年05月22日 14:27
▼イチタローさん
私もテント装備の重いザックを背負っていたら腕組みして歩きますね~
言葉では言い難いのですが、確かに何か楽ですよね!
「寒かったから」はジョークです...(笑)
私もテント装備の重いザックを背負っていたら腕組みして歩きますね~
言葉では言い難いのですが、確かに何か楽ですよね!
「寒かったから」はジョークです...(笑)
Posted by PALOMON
at 2015年05月22日 19:12
