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2021年10月18日

南八甲田ー逆川〜バッカイ沢周回

2021年09月20日(月) [日帰り]
【沢登り】南八甲田ー逆川〜バッカイ沢周回



早いもので9月も下旬に差し掛かる。
日中の気温も上がらなくなってきた今日この頃。
夏山は暑いからと言って新たに始めた沢登りもそろそろシーズン終盤か。

入山前に酸ヶ湯の駐車場へ立ち寄ったところ結構な駐車数に驚いた。
トイレを済ませて入山ポイントへと移動する。

入山するな否やドロドロの登山道。
この泥水が沢靴から染み込んでくるのに不快感...早く沢に入りたい。
途中からは下り坂を一気に降りて沢へと到着する。

逆川出合まで広めの本流を下っていく。
いよいよ逆川遡行の始まりだ。

天気は先ず先ず。
若干だが紅葉も見られる。

遡行間もなくイイ感じになってくる。

先ずは釜の淵を滑りに警戒し進むがラバーのフリクションは十分だ。

最初の難関。
ラバーのリーダーと自分はFへ向かい、フェルトのSさんはFを避けて草付きを選ぶ。
Sさんは草付きから滑落ドボン。
早速前進ずぶ濡れ。
まあ、気持ちいいとのこと。

Fを登り左壁をへつるがホールドが無くて自分もあえなく全身ドボン。
冷たくてしょうがなかったが「気持ちよい!」と言って自身のテンションをどうにか上げる。

この先の地形が楽しかった。
ザイルの出番はなくFをよじ登る。



釜とFの連続で緊張感も高まる。

今日最大の見所がやってきた。
手前と奥の二つのFだ。

リーダはこの沢を何度も登っているのでよくコースを分かっている。
登り詰めた後に藪へ入る。
岩の隙間から二つ目のFの上部に出た。



ここは凄いな。

その上部の釜。
円形プール。暑かったら泳いでみたかった。



支流へ入った。

徐々に沢が小さくなっていく。

更に支流に入る。

ここからは藪が入り混じってくる。

藪との格闘は30分ほど。
それほど大変な藪ではないが後半は飽きてきて疲れてきた。

それでもわずかに見える紅葉に癒されながら進む。
そして藪を抜けた。

湿原へ出ると更に紅葉が進んでいた。
そして櫛ヶ峯が正面に聳える。
北八甲田の山並み。



山スキーでしかここへ来たことが無かった。
色付いた景色は感動的だった。

下山路のバッカイ沢へ移動する。
こちらの沢はFも少ないので下り専用だな。

バッカイ沢上部はやけにヌメリが多いと感じた。
といってもザイルを要する箇所がある。
今日はザイルによる懸垂下降を3回行う。

途中から温泉が湧いている箇所が点在する。
湧いている箇所は岩が赤くなっているのでよくわかる。
温泉はそれほど暖かくはない。

温泉が流れることによって(その成分で)ヌメリも減少するんだなと。
終盤は服も乾いて快適だったところ、Sさんは再び全身ドボンでスイミング。
漸く出会いまで戻ってきた。

最後のドロドロ地帯を歩くのが不快...
沢に洗われて綺麗だった靴装備一式も最後で泥まみれだった...

<ヤマレコ見てね>

  


Posted by PALOMON at 08:08Comments(0)

2019年03月09日

南八甲田(櫛ヶ峯)-山スキー


日程:2019年03月09日(土) 日帰り
天候:曇/晴 くもり晴れ

▲櫛ヶ峯(くしがみね)
 標高:1,517m
 青森県(平川市・黒石市)
 (地理院地図はこちら)

▲横岳(よこだけ)
 標高:1,350m

▲逆川岳(さかさがわだけ)
 標高:1,184m

<ルート>
 ◎城ヶ倉大橋 ~ ▲横岳 ~ ▲櫛ヶ峯
  ~ 逆川 ~ 横沼 ~ ▲逆川岳~ ◎城ヶ倉大橋




南八甲田~櫛ヶ峯へ!

今回もタラさん率いるRCCのスキー山行に参加させて頂いた。城ヶ倉大橋から入山、横岳を経由して櫛ヶ峯まで。総距離15kmほどの雪山ツアーを満喫してきた。(自身初の南八甲田山行)

先週の春めいた山行(稲倉岳)から一転し、今回は新雪あり強風続きの寒い冬山だった。やはり北に来れば寒いのね...

横岳斜面、櫛ヶ峯斜面は滑走向けのコンディションではなかったが、ところどころをそれなりに滑走。アオトド樹林や最後のブナ林は午後の湿った雪ではあったが、こちらも最後まで滑りを楽しんだ。

北八甲田の大岳ー小岳ー硫黄岳ー高田大岳は今回の天候から言えば良く見えていた方だ。また終わり気味ではあったが樹氷もまずまず残っていて景色的な満足度は大。

今回も結構疲れたが、リフレッシュ出来て明日からに繋がる休日を過ごした。











  


Posted by PALOMON at 22:20Comments(0)

2017年09月16日

八甲田山-登山(2017.9)


日程:2017年09月16日(土) 日帰り
天候:曇 くもり 

▲八甲田山(はっこうださん)
 標高:1,584.5m
 青森県
 日本百名山
 (地理院地図はこちら)

▲井戸岳(いどだけ)
 標高:1,537m
 (地理院地図はこちら)

▲赤倉岳(あかくらだけ)
 標高:1,548m

<ルート>
 ◎酸ヶ湯温泉 ~ 仙人岱 ~ ▲八甲田大岳 ~ 大岳避難小屋 ~
    ▲井戸岳 ~ ▲赤倉岳 ~ 田茂萢湿原 ~ 毛無岱 ~ ◎酸ヶ湯温泉


9月3連休のこと。
台風の影響により楽しみにしていた北アルプスへの登山遠征は中止となった。

そんな連休初日。
北へ向かえば何とか日帰り登山は可能であろうと...
遠征メンバーの3名(S氏とやす氏)で久しぶりに八甲田山へ行ってみた。
  
記事の続きはこちら!



Posted by PALOMON at 20:28Comments(0)

2011年07月05日

八甲田山-その2


2011年6月19日(日)
八甲田山 1,584m
(青森県) 百名山

酸ヶ湯温泉→仙人岱→大岳山頂
→毛無岱→酸ヶ湯温泉
天気:曇/晴 くもり晴れ

<関連記事>
岩木山-その1
岩木山-その2
十和田湖-生出キャンプ場
八甲田山-その1 からの続き。

▲9:30 大岳を下山
これから謎の植物、ヒメカイウ(ヒメカユウ)を探しに「毛無岱」方面へ下山開始。
下に見える大岳鞍部避難小屋を目指して下る。   
記事の続きはこちら!



Posted by PALOMON at 12:40Comments(6)

2011年07月02日

八甲田山-その1


2011年6月19日(日)
八甲田山 1,584m (青森県)百名山
酸ヶ湯温泉→仙人岱→八甲田大岳山頂→毛無岱
→酸ヶ湯温泉
天気:曇/晴 くもり晴れ

<関連記事>
岩木山-その1
岩木山-その2
十和田湖-生出キャンプ場

十和田湖の湖畔にある生出キャンプ場で朝を迎えた。
湖畔のせいか、意外と寒い朝...そんな中、コーヒーを沸かして軽めの朝食。

前日の夜まで何処へ行こうか悩んでいたが、朝になり4人の意見は一致していた。
八甲田登山決定!    
記事の続きはこちら!



Posted by PALOMON at 18:14Comments(8)

2010年05月05日

八甲田山 山スキー(3)

「八甲田山 山スキー(2)」の続き
仙人岱の山小屋で大休憩。

青空で天気がいいのだが風がやけに強い。
写真のようにザックにスキー板を縦に括っているので、この後山頂まで強風の影響をまともに受ける。

<10:30>
山小屋を後にし、山頂の大岳を目指す。
ここから山頂までは急な斜面。
雪が柔らかいのでここを登るのは一苦労だ。スノーシューのまま登っている。

で、更に強風の影響を受ける。
ここを登るのにはかなり苦労した。

急斜面を登りきると噴火口に出た。ここも強風は相変わらずだ。
雪道よりましかな?と思い、ここから雪の無い登山道に出ることにした。
といっても、もう直ぐ山頂なのだが...

スノーシューを脱いで階段になっている登山道をふらつきながら登る。


<11:35>
八甲田山、大岳の山頂(1584m)へ到着。だいぶ疲れた...
山頂には雪が無い。
背負っているザックを降ろしても強風で煽られる。立っているのが精一杯だ。

夏に来た時は天気がイマイチだったが、今日の景色はとても綺麗だ!!
岩木山が見えるか...?
残念ながら空気が霞んでいるために見えなかった。

噴火口側(東側)を撮影。
右手前から「小岳」「高田大岳」「雛岳」かな?

三角点を見つけたらタッチしよう。
ここ八甲田山の大岳は「一等三角点」だ。
一等三角点は全国に約1000点。柱石の一辺は18cmと、2等3等より大きい。
久しぶりの三角点タッチ!


さて、風も止まず寒くなってきたところで山頂を降りることにする。
登山靴をスキー靴に履き替え、スキーをセット~OK!

大岳から噴火口の中に向かって滑り降りる。
ちょっと休みすぎたか、足の筋肉が攣りそうだった。

登るのにとても苦労した急斜面、ココを滑る。
飛ばしすぎた~!

この後、急斜面で豪快に転倒。
スキーは2本とも斜面に突き刺さって脱げた。滑落を必死に防ぐ...あまり調子に乗らない方がいいな。

この時は気付かなかったが、外れたスキーのエッヂ部分に乗ったか?
レインウェアーのズボンが10cm程切れ、中に履いていた登山用ズボンも3cm程切れていた。
レインのズボンは残念ながらオジャンにした。

この時期、スキーでは滑る雪と滑らない雪がある。
茶色がかった雪の箇所は良く滑るのだが、白っぽい箇所は全然滑らない。急にブレーキがかかるので注意。

再び仙人岱の小屋で大休憩。
外でラーメンを食べようかと思ったが風が強いので今日はやめた。
その後、元来た沢や森林地帯を滑り、登山口である酸ヶ湯温泉までスキーで下山した。

14時に酸ヶ湯を出発、自宅には19時くらいに帰宅した。
日帰りだったが今年のGWも楽しい1日を過ごせた!

さて、破けてオジャンにしたレインウェアのズボンを買い換えないと...
レインウェアは登山に重要なアイテムなので即行注文。
上に合わせてストームクルーザーのパンツを選択だ。  


Posted by PALOMON at 20:20Comments(4)

2010年05月04日

八甲田山 山スキー(2)

2010年5月3日(月)
八甲田山(大岳:1584m)
天気:晴れ

岩手の自宅を夜明け前の3時50分に出発。
途中から高速に乗り、青森県の黒石ICで降りる。
そして八甲田山登山口の「酸ヶ湯温泉」まで4時間近くかけてやって来た。

既に酸ヶ湯温泉付近の駐車場は車でいっぱいだ。

ここで準備を整える。

今回も前回と同様の装備。
スキー靴をザックの中に入れ、板をザックの両サイドに括り付ける。
足は登山靴。一応、スノーシューも履いて登ることにした。

天気も良く気温が上がりそうなのでアウターは風除け程度にゴアカッパ。(ストームクルーザー)
今日はカップラーメン+道具も一式持った。

スタート地点の「酸ヶ湯温泉」から「仙人岱」経由で山頂の「大岳」へ登る。

<8:10>出発
スタート地点の様子。雪はまだまだ多い。

左下の写真は今回の登山口の様子。右下の写真は前回8月に登山した時の様子。
「日本山脈縦走起点」の標識を比較して欲しい。
<昨年8月の夏山登山の記録はコチラ>


登り始めは平坦な森林地帯を歩く。
今日も登山者が多く、足跡やスキーのトレースもあるので迷うことなく登れる。


しばらく歩くと沢(V谷)に出るので、この沢を登っていくことになる。
若干落石の跡が見られた。(右下)
この辺りは岩が多いので注意が必要なこともあるだろう。今回は問題なかったが...


この沢を登っていると左手に登山道が見えてきた。夏道に合流した。(写真左下)
ここは去年の夏以来、見覚えがある。
ということで去年夏の写真を右下に掲載。岩がゴロゴロ。硫黄のにおいが強い場所だ。


<9:15>
登山標識も雪の中から若干見えている。もう一息で仙人岱、といったところだろう。

ここからちょっと登った辺りで積雪に切れ目があった。
沢で水が流れており、岩がゴツゴツと出ている。

ここでいったんスノーシューを外す。ツボ足で歩くが、油断するとズボっと沢に足が落ちるので注意。
つかの間だったが、積雪の平原に再びスノーシューを履く。

<9:45>
この辺りが仙人岱。
見上げると山頂の「大岳」が...半分黒い。
黒い左側に登山道が見える。今年の八甲田は雪が少なめなのか?

この辺りに美味しい湧き水があったのを思い出す。

やっぱり掘ってあった。(掘って下さる方に感謝です。)夏に飲んだ湧き水のウマさを思い出す。

これはこれは、かなり深く掘ってあるな。
という事で、また夏山の時と比較する。 (右下が夏写真)


さて、今日は天気がいいが風が強い
一度すぐ近くにある山小屋(上記地図では仙人岱ヒュッテ)へ向かい、大休憩することにした。
小屋の辺りは大きい木が多いので風が弱く休憩しやすい。


で、またまた夏山の写真比較。
しかし、今回は天気がイイ。風さえなければ....


<その3へ続く>  


Posted by PALOMON at 22:43Comments(2)

2010年05月03日

八甲田山 山スキー(1)

2010年5月3日(月)
八甲田山(大岳)
天気:晴れ

GWを利用して八甲田山に山スキーに行ってきた。
天気は良かったが物凄い強風に苦戦。

でも大岳から滑る急斜面はとても爽快だった。
仙人岱から大岳を眺める。(写真)


<詳細はこちら>  


Posted by PALOMON at 20:56Comments(0)

2009年08月12日

八甲田山-登山

2009年8月8日(土)
八甲田山 1584M
天気:晴|曇



今回は青森県へ遠征。
八甲田山で登山を行い、そのままキャンプ場で1泊計画だ。

岩手から八甲田山まで高速を使用して約2時間30分ほど。
キャンプでの食材を買出しながら移動したので登山開始は11時だ。

登山口は「酸ヶ湯温泉」にある。
駐車場も広く案内所で親切に登山案内をしてくれる。

11:00 登山開始


このような樹林帯をゆっくり目に50分ほど歩く。
この辺りの登りは意外と緩やかだ。

樹林帯を抜けた。
この辺は硫黄のにおいが強い感じだ。



樹林帯から抜けると元気が出る。
開けた景色のせいだろう。

木道をスイスイ歩くと「仙人岱(せんにんたい)」に到着する。
昔は湿原だったらしいが今は消失している。


12:20 「仙人岱」水場へ到着。
この湧き水、とても冷たくてうまい!
特にくせの無いうまい水だ。


ちょっと離れたところにヒュッテがある。
中をのぞいてみたらトイレあり。
広さもまずまず、3段床で結構な人数が泊まれそうだ。


ここまで1時間20分かかった。
ここから山頂が見える。
やや急な道になりそうだ。

この辺りにはまだまだ花が咲いている。
一覧でどうぞ。(クリック拡大)


花ではないが目に付いたのがこれ。

アオモリトドマツ(オオシラビソ)
球果が変わってるな。

さて、あと40分くらいか。


13:00 急坂を登り切り山頂へ到着!
始めは雲っていたがちょっとすると良い具合に晴れてくれた。


今日も山頂でカップラをおいしく頂く。
下りは避難小屋を探索するなどゆっくりと2時間をかけて下りた。

16:00 下山
16:20 酸ヶ湯キャンプ場へ到着

そしてこれからテントを設営しBBQだ!
  


Posted by PALOMON at 11:17Comments(0)