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2010年09月15日

山バッチ 五竜岳

五竜岳(標高:2,814m) 百名山
北アルプス 長野県・富山県

<関連記事>
2010年8月27日(金)~28日(土)
<①:岩手から移動>  <②:八方尾根を登る> <③:唐松山荘~五竜山荘>
<④:五竜山~ご来光> <⑤:五竜山荘~唐松岳~八方尾根下山>

唐松山荘~五竜山荘までは2時間30分、そこから五竜岳山頂までは1時間の標準コースタイム。
五竜岳へは朝4時半と暗いうちに登り、山頂付近からご来光を観た。

バッチは「五竜山荘」で1個=500円で購入。
「雷鳥」の絵入りのとおり、雷鳥にも会うことが出来た山だった!
  


Posted by PALOMON at 22:40Comments(0)

2010年09月05日

唐松・五竜岳縦走 その5

2010年8月27日~28日(テント1泊)
八方尾根~唐松岳~五竜岳(ピストン)
唐松岳:2696m 五竜岳:2814m(百名山)
天気 80%曇り、15%晴れ、夕方強めの雨

<関連記事①:岩手から移動>
<関連記事②:八方尾根を登る>
<関連記事③:唐松山荘~五竜山荘>
<関連記事④:五竜山~ご来光>

▲28日 7:40 五竜山荘を出発
五竜山荘~唐松山荘への帰路、いざ出発!
2時間30分のコースタイムだ。

で、良いはずの天気が...悪くなった...

ちょっとがっかり~と、唐松山荘方面へ向かう。
でもいい事もあるさ!

今回2度目の雷鳥との出会い。

五竜山荘を後にして直ぐ、下りの登山道の真ん中に2匹いた。
逃げないし...下りで加速していたから、危なく踏んじゃうところだった。


しかし逃げないものだな。
それでは...と思い、動画も撮影。(公開は無し)
今日も雷鳥に会えたので天気は悪くてもまあイイか、とずんずん進む。

そして1時間半程歩くと、例の難所「岩場鎖場」に差し掛かる。
帰りの岩場は登りだ。
下りに比べたら怖くないので、気持ち的には楽、体力的には疲れる...




▲10:00 唐松山荘へ到着
何だかんだで、往路と同等のタイム(2時間30分弱)だった。
唐松山荘は霧に包まれていた。



私が唐松山荘に着くと、タイミングよく霧が晴れてきた。
こういう要所要所ではラッキーな自分。

唐松岳の山頂が見えた!



早速ザックをデポして唐松岳へ登る。
ぬれたテントとか...重いザック無しの登りは非常に楽だ。
霧がかかる前に山頂へ行きたい!




▲10:30 唐松岳山頂
唐松山荘から20分くらいで登れる。
青空の山頂はとても気持ちがいい! (でも不帰キレット側は霧で見えなかった...)



三角点。(2695.8m)
唐松岳は「2等三角点」だ。 そしてタッチ!

そういえば「五竜岳」には三角点が無かったので、今回の登山初の三角点タッチだった。



振り返ると唐松山荘、そして先程戻ってきた岩場の辺りが見える。

唐松山荘の下のギザギザの道はテン場。
みんながおっしゃるとおり、あまり下に幕営すると上がるのが大変そうだ。




▲11:00 唐松山荘へ戻る
唐松岳山頂の景色を満喫して下りてきた。

とりあえず「水」が欲しい。
ザックには五竜山荘で買った100円=1Lの水があったが、冷たいのが飲みたい。



唐松山荘の自動販売機のメニューを紹介。
・信州安曇野の天然水(500cc) : 300円
・アクエリアス(500cc) : 500円
・キリン 一番絞り(350cc) :550円
・アサヒ スーパードライ(350cc) :550円
・バヤリース プレミアムセレクション ふじりんご100%(280cc) :400円 
・バヤリース プレミアムセレクション オレンジ100%(280cc) :400円 

朝3時の朝食以来、何も食べていなかった。
ひとまず冷たい水を購入し、それと「どら焼を」食べる。

▲11:20 下山開始
ここを去るのは惜しいところだが、そろそろ唐松山荘を後にする。
今日は土曜日、登ってくる登山者も多い。

▲11:50 丸山ケルン
▲12:10 雪渓

下界は天気がいい。(やや気温も高い)
パラグライダーやハングライダーをやっている人もいた。気持ち良さそうだった。
出来ることならココから飛んで帰りたい...

八方池も上から良く見えている。
八方池に写る白馬の山並みは見れるのか??



▲12:40 八方池へ到着
ちょっとねばってみるが...
残念、やや風もあり、雲も多い。
八方池に山々がきれいに写ることはなかった。



▲13:05 八方池から下山


ここからは普段着、軽装の方が多い。
道も木道と整っており、楽に下りられる...いや、足にきていた私...
ぎこちない歩き方でこの辺を下山する。

▲13:40 八方池山荘
とうとう戻ってきた。
自分にお疲れさん!

さっそくブルーベリーアイス(300円)
バニラとのミックスを頂く。うまい!





後はリフトに乗り込み、駐車場の黒菱カフェテリアへ下山するのみ。
リフトに吹くの風がとても気持ちよかった。

▲14:10 下山
登山は終わった。 自分の体力の無さに完敗。

今回はいろいろと経験した。
テントでは大雨、ヘッドランプで暗闇を歩いたり、岩場・鎖場を経験したり...
ご来光、影五竜などの絶景も観た...
初めて出会った雷鳥、
ん~、なかなかいい登山だったのではないか!

あ、まだ終わっていない。
岩手まで、570kmの帰路が残っている。
無事、自宅へ帰るまでが私の登山。

それではまず、温泉に行かねば!


去年の白馬三山でも利用した「白馬八方温泉」で疲れを癒す。(500円)
スッキリした!

帰路の運転はゆっくりペース。
でも一気に新潟を超え、山形県の月山麓付近まで移動した。
朝5時まで車中泊、とても良く寝る。

そして朝の8時、岩手の自宅へ帰ってきた!
ここまでで登山遠征終了だ!




日曜日、地元岩手はいい天気だった。
今回の登山を振り返りながら...濡れたテント乾かすのだった...

(おわり)

  


Posted by PALOMON at 09:00Comments(8)

2010年09月04日

唐松・五竜岳縦走 その4

2010年8月27日~28日(テント1泊)
八方尾根~唐松岳~五竜岳(ピストン)
唐松岳:2696m 五竜岳:2814m(百名山)
天気 80%曇り、15%晴れ、夕方強めの雨

<関連記事①:岩手から移動>
<関連記事②:八方尾根を登る>
<関連記事③:唐松山荘~五竜山荘>


▲28日 3:00
おはようございます。「夜の我家」


朝3時。
寝たような、寝れなかったような...長い夜だった。

外は月明かりで照らされている。
天気は良さそうだ。
テントはフライの内側までグッショリ濡れている。まあ、中は何とか大丈夫だ。

整理のつかない我家の中。
シュラフはモンベルの「U.L.SSダウンハガー#3」。
ダウンが濡れないようにゴアのシュラフカバーを併用。



テントの前で朝食の準備を開始する。
「味噌汁」とアルファ米の「梅わかめごはん」。やけに味噌汁がうまい...

ボーっとしながら朝食を食べ...更にボーっとする。
目覚めがスッキリしないのでコーヒーを入れる。
朝のコーヒーはうまいな~、少しやる気が出てきた。

着替えをし、靴紐を締める。そしてヘッドランプを装備。
暗い登山道を歩くのは一人では不安...と、誰かが向かうのを待つ。


▲4:30 五竜岳へ出発
飲み物を腰にぶら下げ、レインウェアー(上のみ)を腰に巻いて手ぶらで出発。


3人組のパーティーが出発したので「ヨシ!」と思い、その後ろを着ける。

と、3人が私に「お先にどうぞ~」...

ありゃ~、後ろに着いて行こうと思ったのだが...
「私は手ぶらなので、それではお先します!」と、なんだかんだで追い越してしまう。

ヘッドランプの光で五竜岳へ向かう。
「月と五竜岳」、私の先に2人くらいは登っているはずだ。



振り返ると「五竜山荘」、電気がついている。
やや東の空が明るくなり、色が紫がかってきた。



昨日の重いザックを背負っていない状態、何て楽なんだろう!
スイスイ登っているような気がした。



朝の岩場はきついな~。鎖場も慎重に登る。
そして空もだんだん明るくなってくる。




▲5:00
ここまで明るくなればヘッドランプはもう使わないだろう。
五竜岳山頂まで半分以上は登ったところだ。



▲5:10 ご来光
山頂に着く前に太陽が出かかる。

そしてご来光!
ちょうどトンガリ山のてっぺんに日の出が浮かぶ。感動的な時間だ!




昨日の霧といい、夕べの雨といい...天気にはついていなかったが...
この時に合わせて最高の天気に!

頑張った甲斐があった!

さて、もう少しで山頂だ。
山頂が近づくと岩も荒々しくなってくる。



最後の岩場を乗り越えた。

朝焼けで赤く照らされる山頂付近。
私の前に五竜山荘から出発した登山者にもここで出会う。



五竜岳山頂はあそこだ!
三角点はあるんだっけ?

しかし、やっぱり山頂は素晴らしい。いろいろな山が良く観える。




▲5:20 五竜岳山頂
五竜岳山頂に到着!おめでとう!

山頂は私ともう1人、東京から来た方の2人だけだ。
お互いに写真を撮ってもらう。(後ろは剱岳)



正面に堂々と聳え立つ剱岳はカッコイイ。

剱岳をアップ。
映画「剱岳」も面白かった。(最後はあっさり登っていたが...)
私も早く登りたい!



槍ヶ岳と穂高。
こっちにも登りたい!



そして、「影五竜」が!
きれいに五竜岳の影が三角形に映る。



八方キレットから続く鹿島槍ヶ岳。
八方キレット方面へ行くパーティはロープを装備していた。
険しい道なのか...



とてもいい景色を満喫...ボーっとする。北アはすごいなと...
左は立山。
9月の3連休に行く予定だ。




▲5:50 下山開始
ここを離れるのは惜しい。
だが、そろそろ下山開始だ。

この時間になると登ってくる人も多くなる。
すれ違いには気を遣う。

下に見えるのは五竜山荘。
煙がモクモクと上がっている。朝食の準備かな?



▲6:30 五竜山荘へ戻る
手ぶらで登ってきたので登りも下りも楽だった。
今日はいい天気になりそうだ!
朝食も済んでいるし、後はテントを片付けるのみだ。



濡れているテント、少しでも乾かすか...
有るものは利用する。
鳥居だったが...まあいいさ...フライをかけて置く。



テントはインナーまでけっこう濡れていた。
面倒なのでビニール袋に入れてザックに詰める。
ザックは70Lで余裕、わざわざ専用のスタッフサックに入れるまでもないし。

ペグなどもしっかり締まった。
忘れ物も無いだろう。
トイレへ寄り、準備完了だ。

五竜岳、いい山だった。
五竜山荘もスタッフも、テン場の整地も良かった。


▲7:40 五竜山荘を出発
唐松岳へ向けいざ出発!

あれれ...良いはずの天気が...

ガーン!


ここは、こうなっちゃうと晴れにくいらしい...

ちょっとガッカリしながら唐松岳へ向かう。


<その5へ続く>

  


Posted by PALOMON at 07:15Comments(8)

2010年09月02日

唐松・五竜岳縦走 その3

2010年8月27日~28日(テント1泊)
八方尾根~唐松岳~五竜岳(ピストン)
唐松岳:2696m 五竜岳:2814m(百名山)
天気 80%曇り、15%晴れ、夕方強めの雨

<関連記事①:岩手から移動>
<関連記事②:八方尾根を登る>

<唐松山荘から唐松岳を望む>


唐松山荘前に座って昼食をとる。
座ってちょっと立ったら太腿が攣りそうな感覚。
中途半端に座って休むのも良くないようだ...なんだか情けない...
ここのテン場に一泊するという妥協案もあったが、まだまだこれから、頑張るしかないな!

▲12:40 唐松山荘を出発
さて、五竜岳方面に向けて出発だ。
ここからは岩場になる。

岩場を歩くのはけっこう好きなほうだ。
ここからどんな岩場になっているのか...気になる。



ガレた岩場を登っていく。

ん...?
けっこうキツイか...??



キタキタ!
と、喜んでもいられない。

ちょっと怖い...重めのザックにちょっと苦戦。
落ちたらヘリを呼ぶのか?とか、意識はあるのか?とか、変なことを考えていた。




片手カメラで写真なんか撮っている場合じゃなくなってきた。
カメラをポーチにしまい、ここからは慎重に歩くことにした。

岩場よ...
さっきまでの楽しさもちょっと半減...
そしてだんだんと岩場を歩くのが嫌になっていく。



斜度もそこそこある。

鎖場の一部には、足を置く場の判断が難しいところもあった。
まあ、慎重に行けば問題は無いのだが。
慎重に登っても滑落事故が起きてしまうキレットなどは、いったいどのくらいのレベルなのか?



30分くらいこのような岩場が続いた。
そして岩場を越えるとだんだんと道は穏やかになっていく。
唐松山荘からは縦走といっても標高を下ることになる。位置エネルギーの無駄遣いだ。



正面の山が「五竜岳」だ。(写真↓)
五竜に近づくにつれてちょっと雨が落ちてきた。
心配していた「雷」は鳴らなくて良かったが、天気は残念だ。



疲れて足が前に出にくくなっていた。
そして後半は登りが続くことになる。
かなりゆっくり歩いたか?2時間半ほど、コースタイムと同じ時間を要した。

小雨の中「遠見尾根」への分岐点。
そして、その後直ぐに「五竜山荘」が見えた。




▲15:10 五竜山荘
やっと「五竜山荘」へ到着。
自分にお疲れさん!
テン場は小さめのテントが8張くらいと、かなり空いていた。

早速山荘で幕営受付をする。
住所、氏名、年齢、電話番号、登山工程を記載する。
テン場利用料は500円。

トイレは無料であるが、トイレットペーパーは備え付けられていない。
山水は貴重、1リットル100円。
消毒剤の匂いが気になる方は持参しよう。
煮沸が必要か聞いてみると、「そのまま飲めますよ」との回答だった。

プラティパスや空いたペットボトルに「2リットル」頂く。
そのまま飲むとちょっと薬っぽいが、調理用には問題ない。
その他、山バッチもゲット!

さて、テントの設営。
平らでなるべくいい場所を探す。



まあ、空いているのでいい場所がいっぱい。
黄色いテント「モンベル ステラリッジ1型」が我が家。
設営していると雨が強くなってきた。
急いでフライをかける。


一度雨が止んだので外へ出る。
「五竜岳」山頂も見えてきた。明日の朝暗いうちに登る予定だ。
と、景色を見ていたらまたまた雨が...
夕立か?激しい雨になった。



テントに入り休憩。
雨が激しく、テントの前室に置いている靴をテントの中にしまう。

雨は止みそうにもないので外の景色は諦める...
テントの前室で食事の準備をすることにした。

簡易的なものを食べる。
カレーは「レトルト」、白米は「アルファ米」、汁物は「にゅうめん」。
他にもいろいろ持ってきたが、狭いテント前室で面倒だったし、疲れの影響で簡単に済ませる。



食事中も食後も、雨は激しい。慣れないテントでの雨に多少不安も感じる。
テントへの浸水が心配だった。


▲18:00
テントでも小屋でも活躍するのが耳栓!
これが無いと落ち着いて寝れないだろう。

耳栓をして雨の音を防ぐ。

そして外はまだ明るいがテントで横になる。
長い夜だった。


<その4へ続く>

  


Posted by PALOMON at 12:54Comments(8)

2010年08月31日

唐松・五竜岳縦走 その2

2010年8月27日~28日(テント1泊)
八方尾根~唐松岳~五竜岳(ピストン)
唐松岳:2696m 五竜岳:2814m(百名山)
天気 80%曇り、15%晴れ、夕方強めの雨

<関連記事①:岩手から移動>

岩手から白馬村へ、そして黒菱林道を走り「カフェテリア黒菱」までやって来た。


▲27日 8:50 リフトで出発
さて「カフェテリア黒菱」から「八方池山荘」まではリフト2本を利用する。

リフトは楽でいい!
ちょっと遅めのペアリフト、「黒菱第3ペア」。
振り向くと黒菱カフェテリアがもう遠い...なかなかいい景色だ。



ここのスキー場、かなり広い!
岩手のスキー場もいいが、こっちのスキー場でも滑ってみたい。

1998年の冬季オリンピックが行われたんだな。
WIKIには、八方尾根スキー場(アルペンスキー滑降、スーパー大回転、複合) とある。



2本目は4人乗りの「グラートクワッド」に1人で乗る。

こっちのリフトはちょっと速い。
あっと言う間にスキー場の一番上にあたる「八方池山荘」に到着した。
既に標高は1800mを超えている。



リフトでここまで登り、比較的軽装でも気軽に「八方池」までトレッキングできる。
ファミリーにも人気のコースのようだ。

売店をチェック。
「山バッチ」がある...でもここでは買わない、もっと上の山荘で買おうと思った。


▲9:10 八方池山荘を出発
重いザックを背負い、歩き開始!

天気は曇りだ。
今日は晴れると思ったのだが...意外と霧が晴れない。


この辺はとても整備されているのでまだまだ登山感覚は無い。

登山道の周りにはキレイな夏の花々が咲いている。
ガスっていて景色はイマイチだが、これらの花達を見ながら楽しく登ることができた。




キレイな紫色の花、「タカネマツムシソウ」は始めてみた。この花が特に印象的だった。(右下、2つ)

さて、更に登ると幾つかのケルンが見えてくる。
八方池までは第1、第2、第3とか、八方ケルンとか、目安になるケルンが所々にある。





▲10:00 八方池
1時間程度で「八方池」に到着。
ここにもケルン、真ん中には「池方八」と書いてある。



しかし天気が残念だ。
ここへ登りに来た目的の一つ、「八方池」に写る白馬の山並みを観ること...
それを楽しみにしていたからな。



明日、下山時にまたココを通過する。
その時に晴れていい景色が観れることに期待するしかない...
で、みなさんのブログにも書かれているが、確かに予想していた「八方池」とは違い小さいなぁと...




▲10:15 八方池通過
さて、八方池を通過する。
ここから登山らしくなってくる。軽装の方はここまでかな。


100人くらいの中学生の団体とすれ違う。
みんな元気に挨拶、イイ感じだ!

走って下りると痛い目にあうぞ。1人の生徒が5m脇に落ちる。(無事だった)
それでも走る生徒...すれ違いには時間を要した。

▲11:10 雪渓
雪渓の残る場所へ来た。
ここの雪渓は年中残っているのかな? 標識にも「雪渓」と書かれてあるし...?
更に標識には「唐松山荘」まで1.4kmと書かれている。



ここも遅くまで雪渓が残っていた場所、春らしい花が咲いている。
ここでちょっと休憩。
最近お気に入りの山おやつ、「どら焼」を食べる...うまい。



まだまだ「チングルマ」がいい感じで咲いていた。
この時期に花の「チングルマ」はなかなか見れないかな?
咲き終わりの「稚児の風車」は良く見るんだけどね。



▲11:30 丸山ケルン
「丸山ケルン」は先程の雪渓からすぐ上に建っていた。
手持ちの地図を見ると、ここから唐松山荘まではあと1時間のようだ。
頑張ろう!



標高は2300mくらいか?
だんだん高いところに登って来たって感じがする...



ん?
なんかいるな?

おお、雷鳥だ!初の雷鳥との出会い!

前から雷鳥に会いたかったので、なんだかテンションアップ!



雷鳥は「クー」と言いながら去っていった。

さあ、だんだん道が荒々しくなってきたぞ。
で、こういうゴツゴツとした「険しさ」のある景色にやる気が出る私...

しかしやけに岩がゴロゴロしているな。
そして誰かが斜面に石を転がす。

「ラーク!」と叫ぶ。

岩が上から降ってくる可能性も無くは無い。
ササっと通過しよう。




▲12:15 唐松山荘到着
険しいゾーンを通過すると、そこに突如現れたのは「唐松山荘」だった。
ひとまず自分に、お疲れさん~。



私がここへ着いた時、ちょうど良くガスが切れていた。
唐松岳を眺める...

なかなかカッコイイ山ではないか!


だが、今日は唐松岳へ登らない予定だ。
唐松岳山頂は明日にとっておき、五竜岳のベース地「五竜山荘」へなるべく早く行きたかった。

実はここまでで結構疲れていた。
ザックの重さのせいか、ここまで3時間の登りに太腿が辛い...

座っておにぎりを食べていたが、立ち上がった時にも腿に筋痛があった。
(ちょっと攣りそう)


だが、まだ妥協はしない...五竜岳へ向かおう!


<その3へつづく>


  


Posted by PALOMON at 23:18Comments(8)

2010年08月29日

唐松・五竜岳縦走 その1

2010年8月27日~28日(テント1泊)
八方尾根~唐松岳~五竜岳~唐松岳~八方尾根 (ピストン)
唐松岳:2696m 五竜岳:2814m(百名山) 北アルプス後立山連峰(長野県・富山県)
天気 80%曇り、15%晴れ、夕方強めの雨


月と五竜岳 2010年8月28日 AM4:00


北アルプスへの登山...
去年の9月に縦走した「白馬三山」の記憶を思い出すとテンションが上がる。

遠征するなら「北ア」とか言っている私...

前回、お盆に「白馬村」まで行ったものの、台風の影響で敢え無く中止した(その時は木曽駒へ行った)
だから、次に思い立ったら「唐松岳~五竜岳」縦走だ!と考えていた。
いつでも飛び出せるよう、70Lザックに「衣食住」なる道具達を詰め込んでおいた。

そして今回、金曜日に振替休暇が当てられたので、思うがままに北アへ飛び出してしまった

「遠征」が始まる...


---- プランは下記のとおり ----
1日目:黒菱カフェテリア~八方池~唐松山荘~五竜山荘(テント泊)
2日目:五竜山荘~五竜岳(ご来光)~五竜山荘(テント撤収)~唐松山荘~唐松岳
     ~唐松山荘~八方池~黒菱カフェテリア
テント1泊で登山口へピストン、こんな感じだ。


▲26日
仕事が終わり、風呂、飯、出発~、とスムーズな流れ...
徹夜移動も慣れたものだ。

▲26日 20:00 自宅を出発
岩手~秋田~山形~新潟、車移動も慣れてきた。
6時間、約400kmの移動で新潟へ。

▲27日 2:00 車中泊
新潟の燕市と柏崎市の中間辺りで車中泊。
車はフラットにして寝れるように工夫している。
そして今回はいつも愛用している枕を車に積んで来た。コレで良く寝れたな!

▲5:30 新潟を出発
車中泊ではあるが3時間くらいは睡眠をとった。
コンビニで朝食を買い、食べながらも運転...距離を稼ぐ。

新潟の「西山IC」から高速に乗り込み「糸魚川IC」まで一気に高速移動。
(高速料金:2,650円)
覆面パトカーに捕まっている車を横目に~、ちょっと急ぐ...

糸魚川ICからは白馬村へ向けて山間地帯を走る。
小谷の道の駅でちょっとトイレ休憩。

▲7:30 長野県白馬村に到着
580km、11時間30分(車中泊3時間ちょっと含む)
よし、白馬村へ無事到着した!

一先ず「白馬八方温泉」の近くのローソンで足りない食料と飲み物を買う。
ちょっと高いがガソリンも入れておく。(レギュラー:1L=137円)

そして「黒菱林道」を車で登り、標高1500mの林道終点「カフェテリア黒菱」を目指す。

「黒菱林道」、牛の糞だらけ...(放牧中)
この道を夜間に車で上った登山者と会話をすると、
道路の真ん中で牛が3頭寝ていて...1時間以上そこを退いてもらえなかったとの事だ。

地図はこちら


▲8:30 カフェテリア黒菱
前回、台風の中ここまで来ている。
お陰で今日はここまでスムーズに来たここで登山のスタイルに着替える。


忘れ物...無し!(たぶん...)
天気は...まあまあか?

 ザック...重い。
衣食住で1泊分、重さは標準的な15kgくらいだと思う。

疲れたら「唐松山荘」のテン場でいいか~、なんて妥協案も有り...


▲8:50 リフトで出発
ここ「カフェテリア黒菱」から「八方池山荘」まではリフト2本を利用する。
チケットはリフト2本・往復で1000円だ。



いざ、五竜岳に向けて出発!

<その2へつづく>



  


Posted by PALOMON at 21:43Comments(6)