2010年08月31日
唐松・五竜岳縦走 その2
2010年8月27日~28日(テント1泊)
八方尾根~唐松岳~五竜岳(ピストン)
唐松岳:2696m 五竜岳:2814m(百名山)
天気 80%曇り、15%晴れ、夕方強めの雨
<関連記事①:岩手から移動>
岩手から白馬村へ、そして黒菱林道を走り「カフェテリア黒菱」までやって来た。


▲27日 8:50 リフトで出発
さて「カフェテリア黒菱」から「八方池山荘」まではリフト2本を利用する。
リフトは楽でいい!
ちょっと遅めのペアリフト、「黒菱第3ペア」。
振り向くと黒菱カフェテリアがもう遠い...なかなかいい景色だ。

ここのスキー場、かなり広い!
岩手のスキー場もいいが、こっちのスキー場でも滑ってみたい。
1998年の冬季オリンピックが行われたんだな。
WIKIには、八方尾根スキー場(アルペンスキー滑降、スーパー大回転、複合) とある。


2本目は4人乗りの「グラートクワッド」に1人で乗る。
こっちのリフトはちょっと速い。
あっと言う間にスキー場の一番上にあたる「八方池山荘」に到着した。
既に標高は1800mを超えている。


リフトでここまで登り、比較的軽装でも気軽に「八方池」までトレッキングできる。
ファミリーにも人気のコースのようだ。
売店をチェック。
「山バッチ」がある...でもここでは買わない、もっと上の山荘で買おうと思った。

▲9:10 八方池山荘を出発
重いザックを背負い、歩き開始!
天気は曇りだ。
今日は晴れると思ったのだが...意外と霧が晴れない。
この辺はとても整備されているのでまだまだ登山感覚は無い。

登山道の周りにはキレイな夏の花々が咲いている。
ガスっていて景色はイマイチだが、これらの花達を見ながら楽しく登ることができた。






キレイな紫色の花、「タカネマツムシソウ」は始めてみた。この花が特に印象的だった。(右下、2つ)
さて、更に登ると幾つかのケルンが見えてくる。
八方池までは第1、第2、第3とか、八方ケルンとか、目安になるケルンが所々にある。



▲10:00 八方池
1時間程度で「八方池」に到着。
ここにもケルン、真ん中には「池方八」と書いてある。

しかし天気が残念だ。
ここへ登りに来た目的の一つ、「八方池」に写る白馬の山並みを観ること...
それを楽しみにしていたからな。

明日、下山時にまたココを通過する。
その時に晴れていい景色が観れることに期待するしかない...
で、みなさんのブログにも書かれているが、確かに予想していた「八方池」とは違い小さいなぁと...

▲10:15 八方池通過
さて、八方池を通過する。
ここから登山らしくなってくる。軽装の方はここまでかな。


100人くらいの中学生の団体とすれ違う。
みんな元気に挨拶、イイ感じだ!
走って下りると痛い目にあうぞ。1人の生徒が5m脇に落ちる。(無事だった)
それでも走る生徒...すれ違いには時間を要した。
▲11:10 雪渓
雪渓の残る場所へ来た。
ここの雪渓は年中残っているのかな? 標識にも「雪渓」と書かれてあるし...?
更に標識には「唐松山荘」まで1.4kmと書かれている。

ここも遅くまで雪渓が残っていた場所、春らしい花が咲いている。
ここでちょっと休憩。
最近お気に入りの山おやつ、「どら焼」を食べる...うまい。

まだまだ「チングルマ」がいい感じで咲いていた。
この時期に花の「チングルマ」はなかなか見れないかな?
咲き終わりの「稚児の風車」は良く見るんだけどね。

▲11:30 丸山ケルン
「丸山ケルン」は先程の雪渓からすぐ上に建っていた。
手持ちの地図を見ると、ここから唐松山荘まではあと1時間のようだ。
頑張ろう!

標高は2300mくらいか?
だんだん高いところに登って来たって感じがする...

ん?
なんかいるな?
おお、雷鳥だ!初の雷鳥との出会い!
前から雷鳥に会いたかったので、なんだかテンションアップ!

雷鳥は「クー」と言いながら去っていった。
さあ、だんだん道が荒々しくなってきたぞ。
で、こういうゴツゴツとした「険しさ」のある景色にやる気が出る私...
しかしやけに岩がゴロゴロしているな。
そして誰かが斜面に石を転がす。


「ラーク!」と叫ぶ。
岩が上から降ってくる可能性も無くは無い。
ササっと通過しよう。


▲12:15 唐松山荘到着
険しいゾーンを通過すると、そこに突如現れたのは「唐松山荘」だった。
ひとまず自分に、お疲れさん~。


私がここへ着いた時、ちょうど良くガスが切れていた。
唐松岳を眺める...
なかなかカッコイイ山ではないか!

だが、今日は唐松岳へ登らない予定だ。
唐松岳山頂は明日にとっておき、五竜岳のベース地「五竜山荘」へなるべく早く行きたかった。
実はここまでで結構疲れていた。
ザックの重さのせいか、ここまで3時間の登りに太腿が辛い...
座っておにぎりを食べていたが、立ち上がった時にも腿に筋痛があった。
(ちょっと攣りそう)
だが、まだ妥協はしない...五竜岳へ向かおう!
<その3へつづく>
八方尾根~唐松岳~五竜岳(ピストン)
唐松岳:2696m 五竜岳:2814m(百名山)
天気 80%曇り、15%晴れ、夕方強めの雨
<関連記事①:岩手から移動>
岩手から白馬村へ、そして黒菱林道を走り「カフェテリア黒菱」までやって来た。
▲27日 8:50 リフトで出発
さて「カフェテリア黒菱」から「八方池山荘」まではリフト2本を利用する。
リフトは楽でいい!
ちょっと遅めのペアリフト、「黒菱第3ペア」。
振り向くと黒菱カフェテリアがもう遠い...なかなかいい景色だ。
ここのスキー場、かなり広い!
岩手のスキー場もいいが、こっちのスキー場でも滑ってみたい。
1998年の冬季オリンピックが行われたんだな。
WIKIには、八方尾根スキー場(アルペンスキー滑降、スーパー大回転、複合) とある。
2本目は4人乗りの「グラートクワッド」に1人で乗る。
こっちのリフトはちょっと速い。
あっと言う間にスキー場の一番上にあたる「八方池山荘」に到着した。
既に標高は1800mを超えている。
リフトでここまで登り、比較的軽装でも気軽に「八方池」までトレッキングできる。
ファミリーにも人気のコースのようだ。
売店をチェック。
「山バッチ」がある...でもここでは買わない、もっと上の山荘で買おうと思った。
▲9:10 八方池山荘を出発
重いザックを背負い、歩き開始!
天気は曇りだ。
今日は晴れると思ったのだが...意外と霧が晴れない。
この辺はとても整備されているのでまだまだ登山感覚は無い。
登山道の周りにはキレイな夏の花々が咲いている。
ガスっていて景色はイマイチだが、これらの花達を見ながら楽しく登ることができた。
キレイな紫色の花、「タカネマツムシソウ」は始めてみた。この花が特に印象的だった。(右下、2つ)
さて、更に登ると幾つかのケルンが見えてくる。
八方池までは第1、第2、第3とか、八方ケルンとか、目安になるケルンが所々にある。
▲10:00 八方池
1時間程度で「八方池」に到着。
ここにもケルン、真ん中には「池方八」と書いてある。
しかし天気が残念だ。
ここへ登りに来た目的の一つ、「八方池」に写る白馬の山並みを観ること...
それを楽しみにしていたからな。
明日、下山時にまたココを通過する。
その時に晴れていい景色が観れることに期待するしかない...
で、みなさんのブログにも書かれているが、確かに予想していた「八方池」とは違い小さいなぁと...
▲10:15 八方池通過
さて、八方池を通過する。
ここから登山らしくなってくる。軽装の方はここまでかな。
100人くらいの中学生の団体とすれ違う。
みんな元気に挨拶、イイ感じだ!
走って下りると痛い目にあうぞ。1人の生徒が5m脇に落ちる。(無事だった)
それでも走る生徒...すれ違いには時間を要した。
▲11:10 雪渓
雪渓の残る場所へ来た。
ここの雪渓は年中残っているのかな? 標識にも「雪渓」と書かれてあるし...?
更に標識には「唐松山荘」まで1.4kmと書かれている。
ここも遅くまで雪渓が残っていた場所、春らしい花が咲いている。
ここでちょっと休憩。
最近お気に入りの山おやつ、「どら焼」を食べる...うまい。
まだまだ「チングルマ」がいい感じで咲いていた。
この時期に花の「チングルマ」はなかなか見れないかな?
咲き終わりの「稚児の風車」は良く見るんだけどね。
▲11:30 丸山ケルン
「丸山ケルン」は先程の雪渓からすぐ上に建っていた。
手持ちの地図を見ると、ここから唐松山荘まではあと1時間のようだ。
頑張ろう!
標高は2300mくらいか?
だんだん高いところに登って来たって感じがする...
ん?
なんかいるな?
おお、雷鳥だ!初の雷鳥との出会い!
前から雷鳥に会いたかったので、なんだかテンションアップ!
雷鳥は「クー」と言いながら去っていった。
さあ、だんだん道が荒々しくなってきたぞ。
で、こういうゴツゴツとした「険しさ」のある景色にやる気が出る私...
しかしやけに岩がゴロゴロしているな。
そして誰かが斜面に石を転がす。
「ラーク!」と叫ぶ。
岩が上から降ってくる可能性も無くは無い。
ササっと通過しよう。
▲12:15 唐松山荘到着
険しいゾーンを通過すると、そこに突如現れたのは「唐松山荘」だった。
ひとまず自分に、お疲れさん~。
私がここへ着いた時、ちょうど良くガスが切れていた。
唐松岳を眺める...
なかなかカッコイイ山ではないか!
だが、今日は唐松岳へ登らない予定だ。
唐松岳山頂は明日にとっておき、五竜岳のベース地「五竜山荘」へなるべく早く行きたかった。
実はここまでで結構疲れていた。
ザックの重さのせいか、ここまで3時間の登りに太腿が辛い...
座っておにぎりを食べていたが、立ち上がった時にも腿に筋痛があった。
(ちょっと攣りそう)
だが、まだ妥協はしない...五竜岳へ向かおう!
<その3へつづく>
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こちらで速報をあげたように、8/21(土)、22(日)は一泊二日で唐松岳・五竜岳へ。自宅をでたのは4時を過ぎ、ほぼ徹夜状態だっただんなは休憩しながらの運転で白馬にたどり着...
花咲く唐松岳・五竜岳①八方~唐松岳【山へ海へ川へ!】at 2010年09月23日 13:58
この記事へのコメント
良いですねー。
滑ってみたいですねー!!
まだ、ブルドックソースが送られてきません・・・。(TT
滑ってみたいですねー!!
まだ、ブルドックソースが送られてきません・・・。(TT
Posted by masahiro at 2010年09月01日 12:54
いよいよ五竜ですね!!
あのカッコいい山・・・
稜線も良い感じですね!!
続きが気になります!!
あのカッコいい山・・・
稜線も良い感じですね!!
続きが気になります!!
Posted by samantha802
at 2010年09月01日 22:09

どもっ!
あの八方池の2枚目の写真、近い位置からの写真の風景を見たことがある。
八方池のところだったんだなー。
写真はみても、場所を覚えていなかった。
天気は大事だよなー。
じゃ、晴れているときにリベンジってことで。
来シーズン一緒にヨロ。
あの八方池の2枚目の写真、近い位置からの写真の風景を見たことがある。
八方池のところだったんだなー。
写真はみても、場所を覚えていなかった。
天気は大事だよなー。
じゃ、晴れているときにリベンジってことで。
来シーズン一緒にヨロ。
Posted by やす at 2010年09月01日 22:22
八方尾根スキー場は毎年行ってるんですけど、
私はスノーボードが一向にうまくならず、
ゲレンデのてっぺんまで行ったことがなかったんです。
八方池山荘ってこういう建物なんですね(笑)。
ってことで、スノーボードでは登れない山なんで、
夏のうちに登りたくなってきた。
今週末は南アに行く予定ですが、
その翌週に行く候補にしておきます。
ってことで、レポ待ってます!
私はスノーボードが一向にうまくならず、
ゲレンデのてっぺんまで行ったことがなかったんです。
八方池山荘ってこういう建物なんですね(笑)。
ってことで、スノーボードでは登れない山なんで、
夏のうちに登りたくなってきた。
今週末は南アに行く予定ですが、
その翌週に行く候補にしておきます。
ってことで、レポ待ってます!
Posted by YUKA
at 2010年09月02日 00:31

▼まさひろさん
こんちは!
滑りのホームはマツルベですか?
ソースは残念ながら無いです。
諦めてください~
清庵の蕎麦でどうでしょう?
こんちは!
滑りのホームはマツルベですか?
ソースは残念ながら無いです。
諦めてください~
清庵の蕎麦でどうでしょう?
Posted by PALOMON at 2010年09月02日 18:22
▼samanthaさんへ
ひとまず唐松山荘までです。
私のザックは16kgくらいの容量だったと思います。
samanthaさんの容量に比べたらかなり軽量なんですが疲れちゃいましたよ~。
今後、米10kgトレーニングを真似しようかなと(笑)
ひとまず唐松山荘までです。
私のザックは16kgくらいの容量だったと思います。
samanthaさんの容量に比べたらかなり軽量なんですが疲れちゃいましたよ~。
今後、米10kgトレーニングを真似しようかなと(笑)
Posted by PALOMON at 2010年09月02日 18:30
▼やすさん
ども~!
八方池の景色は気になるでしょう?
あれに白馬が写るんだよね~。
来シーズン一緒に?
ここは単独範囲内だぜ~!
ども~!
八方池の景色は気になるでしょう?
あれに白馬が写るんだよね~。
来シーズン一緒に?
ここは単独範囲内だぜ~!
Posted by PALOMON at 2010年09月02日 18:32
▼YUKAさんへ
こんにちは。
八方尾根スキー場へ毎年行ってる?
羨ましいですね~。ここでは一度滑ってみたいですよ。
ゲレンデが広々として気持ち良さそうです。
>その翌週に行く候補にしておきます。
なにっ!
行く気ですか!
その前に今週「南ア」っての、気になります...
こんにちは。
八方尾根スキー場へ毎年行ってる?
羨ましいですね~。ここでは一度滑ってみたいですよ。
ゲレンデが広々として気持ち良さそうです。
>その翌週に行く候補にしておきます。
なにっ!
行く気ですか!
その前に今週「南ア」っての、気になります...
Posted by PALOMON at 2010年09月02日 18:38