2013年10月01日
岩手山(柳沢・馬返し)-登山②
日程:2013年9月23日(月) 日帰り
天気:晴→曇 →
▲岩手山(いわてさん)
標高:2,038m
岩手県(滝沢村・八幡平市・雫石町)
日本百名山
▼柳沢コース
(馬返し登山口:650m 標高差:1,388m)
<ルート>
馬返し登山口~二合五勺~旧コース~七合目~八合目避難小屋~不動平~▲山頂
~お鉢巡り~八合目避難小屋(昼食)~七合目~新コース~馬返し登山口
<関連記事>
2012年6月24日 岩手山-登山 (焼走りルート)
2010年10月2日 岩手山-登山 (網張ルート)
<その1からの続き>
▲6:55 登山口 ▲7:30 一合目 ▲7:45 二合目 ▲8:00 三合目 ▲8:20 四合目 ▲8:35 五合目
▲9:00 六合目 ▲9:25 七合目 ▲9:33 八合目 (登山口から2時間40分ほど)
馬返し登山口より八合目まで、約2時間40分。
二合目途中から七合目までは旧道を登ってきた。
天気も良く、涼しく、登山には最高の天気である。
八合目避難小屋前の「御成清水」で美味しい水を補給しこれから山頂を目指す。
しかし疲れた...
やはり「馬返し」からの急登は侮れないな...
ここ八合目避難小屋まで到着し、一安心と言ったところだ。
名水「御成清水」を頂く。
本日の水量は豊富で流しっ放しであった。
そういえば、昨年の夏場にこの水場が涸れたそうで...
この水場をあてにして登った方は、さぞショックを受けたことろう...
しかし、いつ飲んでもこの水は美味い水だ。
真夏の暑い時でもこの水だけは凄く冷たいんだよね。
(今回はプラティパスに1リットル、自宅へ持ち帰った。)
そして山頂アタックに備え、エネルギーも補給する。
おやつは「どら焼き」。コンビニの生どら焼きだが...
お気に入りの「回進堂」のどら焼きは最近近所のスーパーで売っていないんだ...
さて、山頂アタックの前に...
一先ずトイレを利用させていただく。(使用料=協力金)
とても綺麗なバイオトイレ。
▲9:50 八合目出発
さて山頂へ向けて出発だ。
九合目まではほぼ平らな道のりだ。
登山道はやや狭いので、すれ違い時はお互いに道を譲り合おう。
▲10:00 九合目
九合目の不動平。この平地に存在するのが不動平避難小屋だ。
八合目避難小屋から差ほど離れていない。
だが、こちらにもバイオトイレが設置される綺麗な小屋だ。
今日は立ち寄ることはなかった。
山頂方面を見上げると「Y字」の急な道が待っている。
Y字道の左の道は岩手山の山頂に近い。
しかし、砂が深くてとても登り難い道だ。
自分はこの道を最後の難関と言い、毎度頑張って登っている。
今日も最後の難関に挑もうと思ったのだが...
気分を転換、やすさんの脚の調子のこともあり、久しぶりに右の道を選択した。
こちらはジグザグと登り易い道になっている。
Y字の急坂を登りきると噴火口だ。
景色も一転して別世界というか、まるで火星にでも来たかのような景色だ。
後ろを振り返ると、いつの間にか南西方向は雲海になっていた。
その雲海に浮かぶのは鳥海山だ。
岩手から日本海側まで良く見えているということだな。
鳥海山へは今年も5月の残雪期に登ったが、また夏山の鳥海山へも登りたい。
さて、山頂へ向かおう。
九合目の不動平避難小屋を見下ろす。
その右の写真、不思議な天然の岩壁が見下ろせる。
間近で見るとこんな感じ。 この岩壁はホント不思議である。
噴火口を時計周りに進みながら山頂を目指していく。
ここの草紅葉は真っ赤、もうピークだろう。
これらのケルンが現れると、岩手山の山頂はもう直ぐだ。
眼下には「御苗代湖」が綺麗に見えている。
そしてその奥には黒倉山。
黒倉山にはよく噴気が上っているのだが、今日は見えないな。
北方面(青森県方面)に、ひと際高い山が見えていた。
あれは岩木山だろう。
その他、八甲田山、八幡平、早池峰山、鳥海山など、
今日は北東北にある日本百名山の全てを眺めることができた。
▲10:40 岩手山山頂 2,038m
岩手山山頂へ登頂。 お疲れさんでした!
昨年は雨で何も見えなかった山頂だが... 今日の岩手山は最高!
まずは一等三角点タッチ。
これを忘れない。(で、あの槍ヶ岳でタッチを忘れたのは反省...)
長野に行けば2,038mなんて、とても低山なのだが...
岩手最高峰はやっぱり高い!
独立峰だからか、高度感あるよ。
赤いウェアは自分。
青いウェアはやすさん。
やすさんのポーズ。 やすさんはここから飛びたいらしい...
山頂からの景色を堪能する。
岩手山に登ったのは何回目か? 15~16回かな?
最初に登った時のことも僅かながら覚えている。
それは小学校1年生くらいだったはずだ。
両親と兄の家族4人で、今回と同様に馬返しから登った。
確か「海に行く」ということで寝て、朝起きたら馬返しへ来ていた...
八合目くらいで「もう帰る」と言ったらしいな...
登ってもさっぱり進まない、九合目からの砂地の急登の記憶もある。
噴火口内には石を並べて書いたアルファベットが記憶に残っている。
山頂には夏なのに多くのトンボが飛んでいたな...
地元の山、岩手山。 毎年登らないと!
▲11:00 下山開始
さて、そろそろ下山の開始だ。
これからお鉢巡りをして八合目避難小屋へ戻ることにした。
ぐるりと時計回りに下りて行く。
下界には「焼走り」の溶岩流が見えていた。
残雪期にスキーで登ってみたいと思ったこともあるが、
カチカチの急斜面を滑るにはちょっと危険すぎるか?
いつもの「剣岩」を眺める。
相変わらずこの剣を抜きたくなるな...
その近くにある山頂神社へ立ち寄り、お参りをするのがいつものパターン。
お鉢巡りまではとてもイイ天気だった。
だんだんと雲が多くなり、雲海もより綺麗に眺められた。
雲海の上を歩くようで... あの登山者達は気持ち良さそうだな。
噴火口をぐるりと一周し、この景色を満喫したところで九合目の不動平へと下山する。
ちょうど九合目へと下りかけた辺りから、山頂付近はガスに覆われてきた。
このガスが凄く冷たい...
▲11:40 八合目避難小屋
いやいや、天気の良いうちに岩手山の山頂へ登れて良かった。
今はガスで視界も悪くなっているハズだ。
このガスのおかげで、急に凄く寒くなった...
ちょっと寒いが、これから小屋前の広場にてランチタイムとする。
<その3へ続く>
やはり「馬返し」からの急登は侮れないな...
ここ八合目避難小屋まで到着し、一安心と言ったところだ。
名水「御成清水」を頂く。
本日の水量は豊富で流しっ放しであった。
そういえば、昨年の夏場にこの水場が涸れたそうで...
この水場をあてにして登った方は、さぞショックを受けたことろう...
しかし、いつ飲んでもこの水は美味い水だ。
真夏の暑い時でもこの水だけは凄く冷たいんだよね。
(今回はプラティパスに1リットル、自宅へ持ち帰った。)
そして山頂アタックに備え、エネルギーも補給する。
おやつは「どら焼き」。コンビニの生どら焼きだが...
お気に入りの「回進堂」のどら焼きは最近近所のスーパーで売っていないんだ...
さて、山頂アタックの前に...
一先ずトイレを利用させていただく。(使用料=協力金)
とても綺麗なバイオトイレ。
▲9:50 八合目出発
さて山頂へ向けて出発だ。
九合目まではほぼ平らな道のりだ。
登山道はやや狭いので、すれ違い時はお互いに道を譲り合おう。
▲10:00 九合目
九合目の不動平。この平地に存在するのが不動平避難小屋だ。
八合目避難小屋から差ほど離れていない。
だが、こちらにもバイオトイレが設置される綺麗な小屋だ。
今日は立ち寄ることはなかった。
山頂方面を見上げると「Y字」の急な道が待っている。
Y字道の左の道は岩手山の山頂に近い。
しかし、砂が深くてとても登り難い道だ。
自分はこの道を最後の難関と言い、毎度頑張って登っている。
今日も最後の難関に挑もうと思ったのだが...
気分を転換、やすさんの脚の調子のこともあり、久しぶりに右の道を選択した。
こちらはジグザグと登り易い道になっている。
Y字の急坂を登りきると噴火口だ。
景色も一転して別世界というか、まるで火星にでも来たかのような景色だ。
後ろを振り返ると、いつの間にか南西方向は雲海になっていた。
その雲海に浮かぶのは鳥海山だ。
岩手から日本海側まで良く見えているということだな。
鳥海山へは今年も5月の残雪期に登ったが、また夏山の鳥海山へも登りたい。
さて、山頂へ向かおう。
九合目の不動平避難小屋を見下ろす。
その右の写真、不思議な天然の岩壁が見下ろせる。
間近で見るとこんな感じ。 この岩壁はホント不思議である。
噴火口を時計周りに進みながら山頂を目指していく。
ここの草紅葉は真っ赤、もうピークだろう。
これらのケルンが現れると、岩手山の山頂はもう直ぐだ。
眼下には「御苗代湖」が綺麗に見えている。
そしてその奥には黒倉山。
黒倉山にはよく噴気が上っているのだが、今日は見えないな。
北方面(青森県方面)に、ひと際高い山が見えていた。
あれは岩木山だろう。
その他、八甲田山、八幡平、早池峰山、鳥海山など、
今日は北東北にある日本百名山の全てを眺めることができた。
▲10:40 岩手山山頂 2,038m
岩手山山頂へ登頂。 お疲れさんでした!
昨年は雨で何も見えなかった山頂だが... 今日の岩手山は最高!
まずは一等三角点タッチ。
これを忘れない。(で、あの槍ヶ岳でタッチを忘れたのは反省...)
長野に行けば2,038mなんて、とても低山なのだが...
岩手最高峰はやっぱり高い!
独立峰だからか、高度感あるよ。
赤いウェアは自分。
青いウェアはやすさん。
やすさんのポーズ。 やすさんはここから飛びたいらしい...
山頂からの景色を堪能する。
岩手山に登ったのは何回目か? 15~16回かな?
最初に登った時のことも僅かながら覚えている。
それは小学校1年生くらいだったはずだ。
両親と兄の家族4人で、今回と同様に馬返しから登った。
確か「海に行く」ということで寝て、朝起きたら馬返しへ来ていた...
八合目くらいで「もう帰る」と言ったらしいな...
登ってもさっぱり進まない、九合目からの砂地の急登の記憶もある。
噴火口内には石を並べて書いたアルファベットが記憶に残っている。
山頂には夏なのに多くのトンボが飛んでいたな...
地元の山、岩手山。 毎年登らないと!
▲11:00 下山開始
さて、そろそろ下山の開始だ。
これからお鉢巡りをして八合目避難小屋へ戻ることにした。
ぐるりと時計回りに下りて行く。
下界には「焼走り」の溶岩流が見えていた。
残雪期にスキーで登ってみたいと思ったこともあるが、
カチカチの急斜面を滑るにはちょっと危険すぎるか?
いつもの「剣岩」を眺める。
相変わらずこの剣を抜きたくなるな...
その近くにある山頂神社へ立ち寄り、お参りをするのがいつものパターン。
お鉢巡りまではとてもイイ天気だった。
だんだんと雲が多くなり、雲海もより綺麗に眺められた。
雲海の上を歩くようで... あの登山者達は気持ち良さそうだな。
噴火口をぐるりと一周し、この景色を満喫したところで九合目の不動平へと下山する。
ちょうど九合目へと下りかけた辺りから、山頂付近はガスに覆われてきた。
このガスが凄く冷たい...
▲11:40 八合目避難小屋
いやいや、天気の良いうちに岩手山の山頂へ登れて良かった。
今はガスで視界も悪くなっているハズだ。
このガスのおかげで、急に凄く寒くなった...
ちょっと寒いが、これから小屋前の広場にてランチタイムとする。
<その3へ続く>
秋の岩手山 七滝コース
岩手山-鬼又沢滑走2019.4
岩手山-登山(2018.8 不動平小屋泊)
岩手山-登山(2018.7 山開き)
岩手山-登山2017(馬返し)
岩手山-山スキー(鬼又沢滑走)②
岩手山-山スキー(鬼又沢滑走)①
【速報】岩手山-鬼又沢滑走!
岩手山-鬼又沢滑走2019.4
岩手山-登山(2018.8 不動平小屋泊)
岩手山-登山(2018.7 山開き)
岩手山-登山2017(馬返し)
岩手山-山スキー(鬼又沢滑走)②
岩手山-山スキー(鬼又沢滑走)①
【速報】岩手山-鬼又沢滑走!
Posted by PALOMON at 21:45│Comments(2)
│岩手山
この記事へのコメント
どもっ!
あまり歩いていない足には、やはり岩手山は大変だったよ。
登りは頑張るから、下りはもっと楽に、楽しく下れたらいいなー。
ま、とにかく天気が良い日に登れて良かった。
あまり歩いていない足には、やはり岩手山は大変だったよ。
登りは頑張るから、下りはもっと楽に、楽しく下れたらいいなー。
ま、とにかく天気が良い日に登れて良かった。
Posted by やす at 2013年10月01日 22:15
▼やすさん
お疲れさんでした。
馬返しへの下りが大変だな...
でも久しぶりの岩手山、なかなか楽しかったね。
今度は小屋泊まりプランで行こう!
お疲れさんでした。
馬返しへの下りが大変だな...
でも久しぶりの岩手山、なかなか楽しかったね。
今度は小屋泊まりプランで行こう!
Posted by PALOMON at 2013年10月03日 08:13