2018年07月01日
岩手山-登山(2018.7 山開き)
日程:2018年07月01日(日) 日帰り
天候:晴|曇 |
▲岩手山(いわてさん)
標高:2,038m
岩手県(滝沢村・八幡平市・雫石町)
日本百名山
(地理院地図はこちら)
<ルート>
◎網張登山口(リフト利用) ~ 切通し ~ 不動平避難小屋 ~ ▲山頂 (御鉢巡り) ~
不動平避難小屋(ランチ) ~ お花畑 ~ 切通し ~ ◎網張登山口(リフト利用)
<関連記事>
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(その他の岩手山の関連記事はこちら)
7月1日は岩手山の山開き。
山開きの儀式にも参加してみたかったが、混雑を懸念し網張登山口から登ることにした。
毎年7月1日は岩手山の山開きが開催される日である。
今年の7月1日は日曜日に当たったため山開きへ参加してみようと思った。
しかし多くの登山者が集まり非常に混雑するとのこと...
山開きの雰囲気を味わうことなく、神事が行われない網張スキー場から登ることにした。
網張スキー場から3基のリフトを利用し標高1,300m付近まで楽をする。
リフト料金は3基・往復で1,600円と以前より高くなっていた。
(2014年の記事はこちら)
リフトの運転開始時刻は朝7時。
待ち行列は十数人でとても空いていた。
山開きの儀式が行われる馬返しなどはどんな状況になっているのだろうか?
7時ジャストにならないとリフトへ乗せてくれないのは以前からである。
<第2リフト乗り場の様子>
<第3リフト乗り場の様子>
第3リフトの終点から岩手山山頂までの距離は8km程度。
上りのコースタイムは鬼ヶ城経由で4時間30分だ。
この日のリフトの運行時間は17時までとなっている。
往復利用する方は帰りのリフトの時間に遅れないよう運行時間の確認もお忘れなく。
岩手山の中腹はまずまずの天気である。
下界の景色も遠方まで良く見えていた。
<雫石町方面>
姥倉分岐付近で視界が開ける。
この時は岩手山山頂が良く見えていた。
しかしこのあと徐々に雲に覆われていく。
登りでは鬼ヶ城コースを選択する。(下りはお花畑コース)
360度の展望でそれぞれ違った景色が楽しめる。
<御苗代湖とお花畑>
また、足元には礫岩系の高山植物も楽しめる。
この日はムシトリスミレが多く見られた。
チングルマはピークを過ぎて終盤である。
その他、ナガバツガザクラ、アオノツガザクラなど。
前半は岩手山山頂がよく見えていたのだが...
徐々に頂は雲に覆われていった。
スリリングな岩場の登りもある。
景色や花を楽しみながらも常に登りは注意が必要だ。
<鬼ヶ城の終盤に変わった岩>
鬼ヶ城のピーク付近は全く視界が効かず...
御神坂ルートの分岐点手前辺りで一度ルートを間違えてしまった...
何とか9合目の不動平避難小屋へ到着した。
ここまで、鬼ヶ城コースでは殆ど登山者とはすれ違い無し。
ここで山友のピロリさんにお会いすることが出来た。
ピロリさんが言うには、馬返しからの登りはかなりの混雑して大変だったとか...
網張から入山して正解だったとのこと。
同じく9合目で山友のタラさん達にもお会い出来た。
山開きということで団体行動中だった。(多分、タラさんは団長だろう。)
軽く挨拶を交わした後、山頂へお先することにした。
御鉢へと登る「最後の難関」(Y時の左ルート)は何時もながらとても疲れる。
やす氏はここを走って登っていった。
雲の中に登山道だけがくっきりと浮いた。
山頂までの最終ロードはちょっとイイ感じだった。
混雑中の山頂。
この光景(人が多い)は初めて見る光景だな。一先ず無事登頂、お疲れさんでした。
ここで12時からピッケル交換などの儀式が行われるとのことである。
(滝沢市、八幡平市、雫石町の合同儀式)
ここで少しでも...と、晴れを祈ると運よく晴れてくれた!
予想外の青空にとても満足!
視界が良いうちにお鉢周りに出発した。
その為、山開きの儀式は見ることなく山頂を立ち去る...
<西根方面>
この時期、岩手山の御鉢周りにはコマクサが咲いている。
コマクサと同様、タカネスミレも見頃だった。
<山頂へ向かう登山者>
御鉢周りを終え9合目の不導平避難小屋へ戻る。
不動平避難小屋の1階フロアに空きがあったため小屋内でランチにした。
下山ルートはお花畑ルートを選択する。
いつもの天然石垣を横目にお花畑までの荒れた登山道を下る。
運悪く此処で雨に降られた...
雨が強まってきたため上下合羽を着込んで下山を続けた。
この付近では樹林内にサンカヨウやシラネアオイなどの花を楽しむことができる。
雨は一時勢い良く降ったが10分程度であがった。
着込んでいた合羽はお花畑で脱いだ。
お花畑で楽しみにしていたチングルマやヒナザクラは既に終わっていた。
お花畑からは最後まで天気が良かった。
下り斜面は少々早足で進み、順調にリフト乗り場まで戻ることが出来た。
網張スキー場から岩手山へ登ったのは2014年の6月以来4年ぶりだった。
いつも鬼ヶ城から登りお花畑を下るといったワンパターンな山行だが...
岩手山のルートではこのルートが最も好きである。
まあ、リフトで標高を上げるので歩行距離は長いが標高差が少なくもっとも楽なルートと言える。
鬼ヶ城では岩手の山ではあまり感じられない独特の雰囲気を楽しめる。
また景色の他にも岩礫に咲く高山植物、ナガバツガザクラやアオノツガザクラもきれいだ。
今回は特別な日「山開き」に登れて何時にないごみごみとした雰囲気も楽しめて何より。
7月3連休の遠征に向けた足慣らしとしての目的も果たせ、とても良い山行であった。
では、また山で!
(完)
今年の7月1日は日曜日に当たったため山開きへ参加してみようと思った。
しかし多くの登山者が集まり非常に混雑するとのこと...
山開きの雰囲気を味わうことなく、神事が行われない網張スキー場から登ることにした。
網張スキー場から3基のリフトを利用し標高1,300m付近まで楽をする。
リフト料金は3基・往復で1,600円と以前より高くなっていた。
(2014年の記事はこちら)
リフトの運転開始時刻は朝7時。
待ち行列は十数人でとても空いていた。
山開きの儀式が行われる馬返しなどはどんな状況になっているのだろうか?
7時ジャストにならないとリフトへ乗せてくれないのは以前からである。
<第2リフト乗り場の様子>
<第3リフト乗り場の様子>
第3リフトの終点から岩手山山頂までの距離は8km程度。
上りのコースタイムは鬼ヶ城経由で4時間30分だ。
この日のリフトの運行時間は17時までとなっている。
往復利用する方は帰りのリフトの時間に遅れないよう運行時間の確認もお忘れなく。
岩手山の中腹はまずまずの天気である。
下界の景色も遠方まで良く見えていた。
<雫石町方面>
姥倉分岐付近で視界が開ける。
この時は岩手山山頂が良く見えていた。
しかしこのあと徐々に雲に覆われていく。
登りでは鬼ヶ城コースを選択する。(下りはお花畑コース)
360度の展望でそれぞれ違った景色が楽しめる。
<御苗代湖とお花畑>
また、足元には礫岩系の高山植物も楽しめる。
この日はムシトリスミレが多く見られた。
チングルマはピークを過ぎて終盤である。
その他、ナガバツガザクラ、アオノツガザクラなど。
前半は岩手山山頂がよく見えていたのだが...
徐々に頂は雲に覆われていった。
スリリングな岩場の登りもある。
景色や花を楽しみながらも常に登りは注意が必要だ。
<鬼ヶ城の終盤に変わった岩>
鬼ヶ城のピーク付近は全く視界が効かず...
御神坂ルートの分岐点手前辺りで一度ルートを間違えてしまった...
何とか9合目の不動平避難小屋へ到着した。
ここまで、鬼ヶ城コースでは殆ど登山者とはすれ違い無し。
ここで山友のピロリさんにお会いすることが出来た。
ピロリさんが言うには、馬返しからの登りはかなりの混雑して大変だったとか...
網張から入山して正解だったとのこと。
同じく9合目で山友のタラさん達にもお会い出来た。
山開きということで団体行動中だった。(多分、タラさんは団長だろう。)
軽く挨拶を交わした後、山頂へお先することにした。
御鉢へと登る「最後の難関」(Y時の左ルート)は何時もながらとても疲れる。
やす氏はここを走って登っていった。
雲の中に登山道だけがくっきりと浮いた。
山頂までの最終ロードはちょっとイイ感じだった。
混雑中の山頂。
この光景(人が多い)は初めて見る光景だな。一先ず無事登頂、お疲れさんでした。
ここで12時からピッケル交換などの儀式が行われるとのことである。
(滝沢市、八幡平市、雫石町の合同儀式)
ここで少しでも...と、晴れを祈ると運よく晴れてくれた!
予想外の青空にとても満足!
視界が良いうちにお鉢周りに出発した。
その為、山開きの儀式は見ることなく山頂を立ち去る...
<西根方面>
この時期、岩手山の御鉢周りにはコマクサが咲いている。
コマクサと同様、タカネスミレも見頃だった。
<山頂へ向かう登山者>
御鉢周りを終え9合目の不導平避難小屋へ戻る。
不動平避難小屋の1階フロアに空きがあったため小屋内でランチにした。
下山ルートはお花畑ルートを選択する。
いつもの天然石垣を横目にお花畑までの荒れた登山道を下る。
運悪く此処で雨に降られた...
雨が強まってきたため上下合羽を着込んで下山を続けた。
この付近では樹林内にサンカヨウやシラネアオイなどの花を楽しむことができる。
雨は一時勢い良く降ったが10分程度であがった。
着込んでいた合羽はお花畑で脱いだ。
お花畑で楽しみにしていたチングルマやヒナザクラは既に終わっていた。
お花畑からは最後まで天気が良かった。
下り斜面は少々早足で進み、順調にリフト乗り場まで戻ることが出来た。
網張スキー場から岩手山へ登ったのは2014年の6月以来4年ぶりだった。
いつも鬼ヶ城から登りお花畑を下るといったワンパターンな山行だが...
岩手山のルートではこのルートが最も好きである。
まあ、リフトで標高を上げるので歩行距離は長いが標高差が少なくもっとも楽なルートと言える。
鬼ヶ城では岩手の山ではあまり感じられない独特の雰囲気を楽しめる。
また景色の他にも岩礫に咲く高山植物、ナガバツガザクラやアオノツガザクラもきれいだ。
今回は特別な日「山開き」に登れて何時にないごみごみとした雰囲気も楽しめて何より。
7月3連休の遠征に向けた足慣らしとしての目的も果たせ、とても良い山行であった。
では、また山で!
(完)
秋の岩手山 七滝コース
岩手山-鬼又沢滑走2019.4
岩手山-登山(2018.8 不動平小屋泊)
岩手山-登山2017(馬返し)
岩手山-山スキー(鬼又沢滑走)②
岩手山-山スキー(鬼又沢滑走)①
【速報】岩手山-鬼又沢滑走!
岩手山-登山2016(馬返し)②
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Posted by PALOMON at 15:00│Comments(2)
│岩手山
この記事へのコメント
お久しぶりです。
なんか、まさひろが登れないような所がありますね(笑)
なんか、まさひろが登れないような所がありますね(笑)
Posted by まさひろ at 2018年07月28日 08:46
▼まさひろさん
こんにちは
登れないところなんてないですよ〜
涼しくなったら何処か行きましょう。新車で!
こんにちは
登れないところなんてないですよ〜
涼しくなったら何処か行きましょう。新車で!
Posted by PALOMON at 2018年07月28日 08:53