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2010年9月5日（日）
早池峰山(1917ｍ) 百名山　岩手県
河原の坊～山頂～小田越～河原の坊
天気：晴

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今回は自宅から一番近い「百名山」である岩手の早池峰山へ登る。

長野遠征とは違い、車で1時間も運転すればここまで来れる。
登山目的は「足が鈍らないように．．．」といったトレーニング登山だ。

6月～7月には早池峰山特有の高山植物「ハヤチネウスユキソウ」などで賑わう。
マイカー規制もされるが（8月初旬まで）、お盆を過ぎると比較的空いている山だ。

登山口は「河原の坊」を選択。
いつもは「小田越」という最も楽なコースを登っているが、今回は急坂の続くこちらのコースを選択。

▲7:50　登山開始
河原の坊の登山口、駐車場の様子。
空いていると思ったがまずまずの駐車台数だった。

河原の坊コースは「水の無い河原」を登るといった感じだ。

登山口から３０分以上は日陰で比較的緩やかな樹林帯の道を歩く。
この辺りには何箇所か小川を渡る場所がある。
雨の日は水量が多くなることもあるので注意。
まあ、今日は天気も良く水量は少ない。
木々の隙間から山頂方面が見える。

▲8:20　水場
３０分程歩いた場所に水場がある。冷たくて美味しい水だ！
最初の休憩ではココの水を飲む。


だんだんと樹林が開けてくる。
日陰が無くなり、照りつける太陽が暑い。
今年の岩手は、９月に入っても３０度を越える日が続いている。
そして坂も急になっていく．．．


▲9:20　御座走り
早池峰山は東北でもあまり無い「アルプス気分の味わえる山」でもある。
灰色の岩肌がアルプスっぽいでしょ．．．？？
そして登山道の岩には「鎖場」もある。

▲9:30　打石
日陰が無く、太陽の暑さと「急坂」で少々苦労して登っていた。
そんなところ、「打石」（ぶついし）という大きな岩場へ到着た。
ここはイイ！ようやく日陰の休憩ポイントだ。

打石の日陰はすごく涼しい。体力が回復していく．．．
ここで大休憩をした。（けっこう疲ていたと思う．．．）

早池峰山の固有種、「ナンブトオウチソウ」や「ナンブトラノオ」が多く咲いている。
写真は「ナンブトラノオ」。

今にも転がってきそうな大きな岩だ。
ここまで登って来れば山頂も近い！


▲10:10　山頂
「川原の坊」登山口から、2時間20分で山頂へ到着。

早池峰山の三角点は「一等三角点」。　恒例の三角点タッチ！


天気が良く、山頂からの眺めはとても良かった。
岩手山、鳥海山（山形・秋田県）など北東北の「百名山」も良く見えた。

ここで早めの昼食をとる。
おにぎり、カップヌードル「ＳＩＯ」。
おやつはコーヒーと最近定番になっている「どら焼」。

▲11:05　下山開始
下山ルートは登ってきたルートではなく、小田越コースを選択する。
まあ、いつもも歩き慣れたコースだ。
こっちのコースの方が「１～１０合目」の標識たる石柱があるので登山の目安にもなる。

▲11:20　8合目
8合目の早池峰山名物「梯子」を慎重に下りる。


正面に「薬師岳」、小田越ルートの下山方向を見下ろす。


3合目付近から山頂方向を見上げる。
しかし今日はいい天気だ。

▲12:15　小田越へ下山
1時間10分で小田越登山口へ下山した。

苦手な下りだが、今日は何だかスイスイ歩けた。
でも1時間ちょっとだし．．．
2時間も下りが続くと、ぎこちない歩き方になる私．．．下山は苦手．．．

ここからは車も走る「舗装路」を下山する。
道路は3kmくらいあり、下りは40分、登りは60分くらかかるとのこと。

▲12:50　川原の坊　登山終了
ちょっと早歩きしたがそれでも30分かかったか、道路の下山は長く感じた。
そして登山は無事終了！
（家までは運転が1時間ちょっとかかるが．．．）

休憩、昼食を含めて５時間の「山には山」トレーニング。
景色もイイ山なので、自分としては「飽きない」山で評価が高い。
普段の仕事は「デスクワーク」、座りっぱなしが長いので脚の筋力は落ちていく。
時間があれば「山には山」ということで、筋力を保ちたい．．．

９月連休はまたまた遠征予定。
「立山」が第一候補。
雷鳥平をベースにテント泊、雄岳～別山を縦走か？？