2016年06月04日
焼石岳-馬蹄縦走③
日程:2016年5月29日(日) 日帰り
天候:晴れ
▲焼石岳(やけいしだけ)
標高:1,547.3m
岩手県・奥州市
日本二百名山
▲東焼石岳(ひがしやけいしだけ)
標高:1,507m
(地理院地図はこちら)
<ルート>
◎中沼登山口 ~ 銀明水避難小屋 ~ 姥石平 ~ ▲東焼石岳 ~ 金明水避難小屋 ~ 中沼登山口
(焼石岳は登頂せず)
<関連記事>
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2014年09月05日 焼石岳-登山(経塚山-金明水小屋泊)
2014年06月28日 東焼石岳-登山(中沼)
2013年06月09日 焼石岳-登山(中沼)
2013年04月20日 焼石岳-山スキー(平七沼ツアーコース)
2012年06月16日 焼石岳-登山(中沼)
2009年06月20日 焼石岳-登山(つぶ沼)
<その1> <その2からの続き>
◎5:50 中沼登山口 ~ 6:10 中沼 ~ 6:30 上沼 ~ 6:45 つぶ沼分岐 ~ 7:00 銀明水 ~ 8:00 姥石平
~ ▲8:55 東焼石岳 ~ ▲9:30 六沢山 ~ 11:05 金明水
山開きより一足早く、姥石平の花見を楽しむことができた。
さて、最後は金明水直登ルートを下る!
久しぶりの金明水は冷たくて美味かった。
流石にこの時期は水量も豊富。
勢いよく流れていた。
これにてランチのカップラーメンを頂くことにする。
また、1リットルプラティパスを金明水で満タンにし自宅へ持ち帰り。
家の者にもこれを飲ませてみる。
またまたノンアルビールも登場。
凍ったペットボトルと一緒にクーラーバッグで冷やしてきた。
これも美味し。
飲んだ気になれるね。
金明水避難小屋ではバイオトイレを利用させて頂いた。
▲11:40 金明水避難小屋 下山開始
ここからは中沼登山口から金明水へ続く直登ルートを下山する。
前回は9月に登りで利用した。
(その時の記事はこちら)
残雪の沢沿い、このルートを上手く下れるものか?
タラさんが先導してくれるので安心して下ることが出来た。
そんな中、この花が期待に応えてくれた。
キヌガサソウだ。
時期的に未だ咲いていないと思っていた!
大きくて立派である。
実は岩手の山で見るのは初めてだった。
その後の登山ルートは難所である。
残雪の沢下りが待っていた。
今年は残雪が少なく、逆にルート取りが難しいとのことである。
難所ではあったがこの沢沿いは楽しかったな...
(独りだったら不安になるが)
沢を突破し尾根へと登る。
すると一気に気温が増したように感じられた。
疲れも出てきたせいか?
晴天の山に風が吹かないととても暑い...
そんな中、綺麗なタムシバに癒される。
見覚えのあるルート案内の看板。
ここで尾根から谷へと下りる形になる。
タラさんに湧水のポイントを教えていただいた。
特に水場とされている訳ではないが飲んでも大丈夫とのこと?
タラさんの試し飲み。
それを見て、私も試し飲みしてみた。
これは美味い。
自己責任で飲みましょう。
その後は崩落個所をトラバースする。
ここは青岩というらしい。
徐々に樹林も深まってくる。
白い花をつけたオオカメノキを見上げる。
ブナの木も立派。
樹林内の花。
コミヤマカタバミ、ウコンウツギ、サラサドウタン。
さて、いよいよ沢が見えてきた。
雪解け水を集め、水量も多いぞ...
▲13:30 徒渉点
徒渉点までやってきた。
この沢、ギリギリ飛び石で渡れるか?
はたまた、靴を脱いで沢の冷たさに耐えるか?
ちょっと迷ったが、冷たいのは御免だ。
何とか石を飛び越えて徒渉に成功する。
タラさんも同じように飛び越えてきた。
Oさん、流石は優しい。
Pさんをフォローして徒渉。(イイ思いをさせてもらったとのこと)
ん? 見れば2人とも登山靴は脱がないのね...
ジャブジャブ徒渉してきたPさん。
靴の中まで完全浸水。
この靴の中...こんな感覚、小学生以来とのことだ...
でも、あと少しでゴール。
その靴で最後まで頑張ろう。
沢を上がれば残りは平坦な道となり、そのうち林道化していく。
▲14:10
ぐるりと焼石岳の縦走路を一周。
無事中沼駐車場へ戻ってきた。
皆さん、お疲れさんでした。
今回は急遽焼石岳へ。
小屋泊組の3人へ追いつき、その後をご一緒させていただいた。
お陰様で金明水直登ルートの下山~尿前沢の徒渉も無事達成することができた。
金明水直登ルートだが、残雪期に単独では不安があり行かないだろうと...
そして山開き前に一足早く姥石平の花見も楽しむことができた。
6月5日の焼石岳山開きはハクサンイチゲ満開かな?
イイ山行きだった!
今回のルートはこちら。
では、また山で!
(完)
Posted by PALOMON at 19:44│Comments(0)
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