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2015年05月07日

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③
日程:2015年5月2日(土) 日帰り
天候:晴 晴れ

▲鳥海山(ちょうかいさん)
 秋田県・山形県
 標高: 2,236m (七高山 2,229m)
 日本百名山

<ルート>
祓川駐車場 → 七高山 (ピストン)
(地理院地図はこちら)


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<その1> <その2からの続き>
▲7:50 祓川駐車場 出発 ~ ▲12:15 七高山 到着 (休憩) ~ ▲14:30 滑走開始
鳥海山-山スキー(2015祓川口)③鳥海山-山スキー(2015祓川口)③鳥海山-山スキー(2015祓川口)③鳥海山-山スキー(2015祓川口)③鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

山頂にこんなに長く滞在したことはなかったな...(2時間以上...)

さて、いよいよ滑走だ!
午後になって空いた斜面、思う存分楽しもう!


先ずは滑り重視のAJ5さんが滑走する。
今日は登りで苦労していた様だったが...
流石、滑る分の体力はしっかりと温存していたようだ。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③
鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

ボコボコの急斜面なので最初はちょっと恐怖心もあったが、飛び込んでしまえばもう大丈夫。

とても気持ちいい!

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

苦労して登った舎利坂を一気に下っていく。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③
鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

シャバシャバした雪はスピードに乗って滑り易かった。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

そしてやや離れたところからtakeさんの滑りを眺める。
既に空いている舎利坂の大斜面を楽しそうに滑っていた。
たまに大声を上げていたかな...

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

遠方からタラさんが皆を見守る。
そしてタラさんグループは猿倉口方面へと下って行った。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

我々は祓川口へ下山すべく、先ずは七ツ釜避難小屋を目指して滑走した。

登ってきたルートよりも1つ左側の斜面を滑走した。
滑走したのは登山ルート上の「氷の薬師」の辺りと思われる。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

流石に下りは速い。

あっという間に七高山山頂が遠のいた。

<AJ5さんのポーズ>
鳥海山-山スキー(2015祓川口)③


山頂から20分程で無事に七ツ釜避難小屋へと到着する。

登りでクラックなどが多く見られ心配していたが、滑走時は問題なく回避してきた。
さて、ここからは登りとは反対側の小屋の左側斜面を滑ることにする。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

滑走するもなかなか疲れる。 息が上がるな...

そんな中、何処からか消防車の様なサイレンの音が聞こえてきた。
平地で火事でもあったのかなと、あまり気にせずに滑走を続けた。

そして登りで通ったルートと交わった。

この辺りから何となく板が滑らなくなってきた。
滑らないのは雪質のせいかなと思っていた。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

先程のサイレンの音がずいぶん近くに響いて聞こえた。
その後、スノーモービルが斜面を駆け上がって行くではないか?

我々が滑走中、特に怪我人らしき人は見かけなかったのだが...
何処かで事故があったのか?

竜ヶ原湿原へ下りる最後の急斜面を滑った時、急にスキーのスピードが落ちてしまった。
何とも...ここからはヒールをフリーにして歩きながら祓川ヒュッテへ戻った。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

今度は祓川ヒュッテから数人の救助隊が出動していった。
見れば、駐車場に救急車やパトカーが到着している。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③


▲15:10 祓川駐車場 下山
下山は40分程度で終了。
最後の最後で板が滑らなくなったが、大半の斜面はスピードに乗り楽しく滑ることが出来た。

滑走は満足だ!

そして無事下山、お疲れさんでした。

で、気になるのは遭難の方だな。
終いにはヘリコプターも飛んでいったし...これは大事かな?
遭難者の無事を祈るのみ。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

祓川駐車場へ戻ると運よくsharizakaさんに再会することが出来た。
(朝は中途半端にトイレで分かれてしまったので...)
sharizakaさんらは山頂から別方向に登り返し滑走したとのこと。
話では、滑走するにとてもイイ斜面があったとか!?
それはそれは。Six O'Clockブログアップも楽しみ!
(富山でも北アルプスの山々を満喫し、そしたらまたブログ報告お願いします。)


下山後の温泉だが、いつも通りフォレスタ鳥海を利用させて頂く。
車で向かう途中に猿倉登山口を通過したところ、タラさんグループがタイミングよく下山したところだった。

<takeさん下山>
鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

タラさんと会話したのだが、猿倉ルートでも途中からさっぱり板が全く滑らなくなったとのことだった。
我々(祓川ルート)でも、最後は板の滑りが悪かったのだが、猿倉はそれ以上の様だな...
タラさんやtakeさんの板を見せてもらったところ、油分が付着している。

昨日、月山を滑ったAJ5さんの板もそうだった。
湯殿山を滑ったsharizakaさんも同じことを言っていた。
この油分の正体は何だ?

猿倉駐車場にてタラさんらへ別れを告げ、AJ5さんと伴にフォレスタ鳥海へやってきた。
温泉の利用料金は400円と以前より安くなっていた。
ここは滑りのあるお湯なのね。

これにてスッキリだ。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

予定ではこれから月山へ向かうハズだった。
しかし、例の板のベタベタから考えて、月山遠征は迷わずキャンセルとする。
AJ5さんとも意見一致、この後は宴会キャンプに切り替える。

秋田県の湯沢市まで戻って食材を調達。

宴会キャンプの場所に迷っていたが、AJ5さんがイイ場所を見つけてくれた。
ここはフリーサイト無料のキャンプ場だった。
綺麗な水洗トイレも完備されている。

まだまだ暖かいのでキャンプと言ってもテントなし...
外でやって、就寝は車中泊とする。

待ちきれず...
準備も中途半端にプシュッとビールを空けた。
そして乾杯! 鳥海山滑走、お疲れさんでした。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③鳥海山-山スキー(2015祓川口)③
鳥海山-山スキー(2015祓川口)③鳥海山-山スキー(2015祓川口)③
鳥海山-山スキー(2015祓川口)③鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

AJ5さんのブログによく出てくるアサリの酒蒸し。
トランギアのアルコールバーナーの炎が酒蒸しに引火して、フレンチに仕上がった...
今回の餃子はラー油が付いてなかったのでラードで仕上げる。
ビールも料理も何もかも美味かった。


<翌朝の様子>
鳥海山-山スキー(2015祓川口)③
鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

今回もAJ5さんにはすっかりお世話を頂いたな。
年1回と言わず、また山でお会いしましょう。ありがとう。
(時間が合えばこちらからも伺います...)

板が滑らなくなった話だが、やはり自分の板にもベタベタが黒く付いていた。
大半は乾いたタオルでこすり落とすことが出来た。
あと1回滑ろうかなと思い、丁寧に?落とすことにした。
まあ、専用のリムーバがあるわけではないので、油落としにはコレを使う。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

でも、最後にはシッカリとホットワックスを入れておいた。
タールの様にベタベタしているのは、「ブナのヤニ説」があるが、ハッキリとした原因は不明だ。


今回の鳥海山トレースは下記の通り。

鳥海山-山スキー(2015祓川口)③

これにて今シーズンは板納とした。
また来シーズン、いろいろな山スキーの旅を楽しみたい。

では、また山で!

(完)







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この記事へのコメント
こちらは5/3.4祓川から登ってましたが、同じく板が滑らなくなりました!
北朝鮮の山火事が鎮火しておらずその煙が原因とも言われてます。ただ、5日はブレーキ雪は無くフィルムクラストで快適だったようです。
ヘリは七ツ釜付近のクラックにスキーヤーが落ちて骨折したそうです。3日も同じ場所でソリで滑ってきた老人が落ちて腰を骨折してヘリ搬送されました。今年はクラック多いので注意ですね!
Posted by すずき at 2015年05月07日 17:36
▼すずきさん
こんにちは!
なるほど、北の山火事説もあるんですね...
何にせよ、板が滑らないと面白くないですから。
春先はリムーバー持参も今後検討しないとですね~
遭難の件は確認しました。
2日連続で...
流石にクラックには十分気を付けて滑りましたが、今後もお互いに安全第一で楽しみましょうね。
Posted by PALOMONPALOMON at 2015年05月07日 18:25
 やはり事故は怖いですね。あれだけ人が居るので、安心。そんなことは無いですね。自己責任と言うことですかね。
 
 一昨年6月と8月に2回鳥海山へ行ったんですが、まるっきり姿が違うのに驚きました。多分地図上では七ツ釜の避難小屋の左の急斜面を滑ったんだと思います。

 冬行くと七ツ釜も意味が分かりませんでしたし、氷の薬師も意味が分からず、岩があるなあ位でした。

 やはり登るときは地図上では右の方が楽なんですかね。慣れてる感じの人はそうしてました。氷の薬師は登りは結構辛かったです。登山靴でもそうでしたので、スキーはもっと大変でしょうね。

 自分もスキーはもうしまいました。
Posted by isam at 2015年05月07日 20:24
PALOMONさん、先日はお会いできて嬉しかったです。まさか、あのトイレで再会とは(笑)。

斜面はやっぱり東面がお勧めですね。ガタガタじゃないし、降りすぎなければ
元のルートに戻れますから。

それにしても今年の雪の油はなんでしょう。ブナ渋という説もありますが、
どうもそれだけじゃないようです。

またどこかでお会いしましょう!
Posted by sharizaka at 2015年05月07日 21:14
▼isamさん
こんばんは!
今年は雪融けが早かったのでいつもの時期とはクラックの出方が違いました。
やはり山は安全に楽しめないとダメですね。
上記地形図のトレースでは右側のルートが登りです。
七ツ釜避難小屋まではその方が楽ですね。
そこから上のトラバースは雪が緩くてみんな苦労していましたよ。
私もスキーから登山へ切り換えましたよ!
Posted by PALOMONPALOMON at 2015年05月07日 21:57
▼sharizakaさん
こんばんは!
ホント、まさかでした...(笑)
東斜面で唐獅子平方面ですね。
余裕があったらそちらも滑ろうと思っていましたが、今回はお預けです。
来季の楽しみに取っておきます。
例の油分ですが、なんか、北朝鮮の山火事説が優勢ですかね???
Posted by PALOMONPALOMON at 2015年05月07日 22:00
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