2015年05月04日
鳥海山-山スキー(2015祓川口)①

日程:2015年5月2日(土) 日帰り
天候:晴

▲鳥海山(ちょうかいさん)
秋田県・山形県
標高: 2,236m (七高山 2,229m)
日本百名山
<ルート>
祓川駐車場 → 七高山 (ピストン)
(地理院地図はこちら)
<関連記事>
2014年5月11日 鳥海山(猿倉口より) 山スキー
2014年5月 4日 鳥海山(祓川口より) 山スキー
2013年5月12日 鳥海山(祓川口より) 山スキー(リベンジ達成)
2013年5月 6日 鳥海山(猿倉口より) 山スキー (1450m付近まで)
2013年4月29日 鳥海山(祓川口より) 山スキー (七ツ釜避難小屋まで)
2012年8月19日 鳥海山(祓川口より) 登山
今年もGW山スキーは鳥海山へ決定!
どうやら今年はだいぶ雪が少ないようだ。
そして噂によると油分を含んだ板が滑らない雪だとか...?
しかし天気予報は最高のようだ。

雪はどうであれ、残雪の鳥海山を満喫しよう!
今年は京都から遥々お出での山スキーヤー、AJ5さんとご一緒させて頂いた。
AJ5さんと鳥海山へご一緒するのは2年ぶり。
前回は強風とクラストのため七ツ釜避難小屋までで引き返した。(過去の記事はこちら)
そういう訳で、今回はAJ5さんのリベンジも兼ねている。
今回のルートはスタンダードに祓川駐車場から七高山をピストンする。
AJ5さんとの待ち合わせは祓川駐車場に7時半頃としていた。
何だかテンションが上がっていて早起きしてしまった。
夜明けと同時に自宅を出発する。
秋田県の湯沢市を過ぎてしまうと、祓川到着までにコンビニどころかトイレすらイイところが無い。
(産直があるが、朝6時頃だとまだ開いていない。)
そんな訳で1時間以上も早いペースで祓川へ向かっていた。
鳥海町へ入って鳥海山を目の当たりにする。
今年は雪が少ないとはいえ、見た目ではまだまだ残雪が豊富といった感じである。

いつも通り、フォレスタ鳥海側の道路から林道へと入り祓川駐車場へ向かう。
雪の壁の高さに物足りなさを感じていた。
最も壁の高さがある場所は猿倉登山口付近かな?
<猿倉登山口付近の雪の壁>

早起き&休憩なし、予定より1時間以上早い6時半には祓川へ到着した。
お蔭で第一駐車場へ車を停めることが出来た...
私が到着して間もなく第一駐車場は満車になっていたからラッキーだったな。

AJ5さんはここへ前泊して当日移動の私待ちであった。
1時間以上早い到着に少々驚き気味だったか?
いつもの駐車位置、そのテラス席で私を出迎えてくれた。
1年ぶりの再会に話も弾む。
そんな訳で会話を楽しみながら1時間以上かけて登山準備を行った。

ここ駐車場にてもう1つの再会があった。
私はトイレ待ちの1人の登山者と世間話をしていた。
「今年の雪融けは1ヶ月早いですね...、昨日の湯殿山は雪が最悪でしたかぁ...」
なんて感じで、普通の登山者同士の会話だった。
「どちらからお出でですか?」と問いかけてみた。
ん? 富山から、地元は仙台で最近転勤だって...?
2人とも全然気づく事なく何気ない会話していたのだが...
なんとも、私のブログサイドバーのお気に入りに「Six O'Clock」で登録されているお方。
なんだぁ!
と2人でトイレで盛り上がってしまった。
(山ではサングラスをしていたり、帽子やヘルメットを被っていたり、いざ出合った時に気付かないものだ...)
お相手はsharizakaさんでした!
2年ぶりの偶然の再会、お久しぶりでした!
今日は特別な日になりそうだ。
▲7:50 祓川駐車場 出発
今日はシール登高で山頂を目指すことにする。
昨年の同時期に登った時は気温が低くてウィンドクラスト状態。
シール登高が一苦労だったので、今年はクトーを購入してみたのだが...
この気温ならクトーは先ず要らないだろう。 (クトーの記事はこちら)
さて、駐車場からフィールドへ出るぞ。

ああ、何時来てもイイ眺めだ。
照り付ける陽射しが雪面に反射してとても眩しい...
確かに例年に比べて雪は少ないが、このくらいなら十分楽しめる。
ここで早速スキーを履いた。
前方に見える祓川ヒュッテの左側から雪を伝って出発していく。

まずは竜ヶ原湿原から最初の壁へと向かう。
最初の壁を大勢の登山者が登って行く。
登山者やボーダーは直登し、シールのスキーヤーはジグを切ってここを登る。

最初の壁を登るAJ5さん。
その背後ろに完全に積雪から露出した小屋が見える。
例年だとあの小屋は半分以上は雪に埋まっているはずだ。

最初の壁を登ると、行く手は藪に阻まれた。
ツボ足の登山者なら藪の中を進めるであろう。
スキーにシールの我々は繋がる積雪を求めて左側へと回ることにした。

積雪は少なくても何処かしらがうまく先へと繋がっている。
ここでスキーを脱ぐことは無かった。
ヤマレコやブログで噂になっていた通り、雪面へのクラックは多かった。
その箇所に分かりやすく竹竿を立ててくれている箇所もあった。
<AJ5さんの演技>


クラックを覗いてみる、
幅はそれ程でもないが、意外と深さがあった。
登りでは問題ないクラックだが、滑走時は気付き難い...
十分に気をつけて滑ろう。
暫く進むと前方に大きな壁が見えてくる。
あそこは七ツ釜避難小屋へ続く急斜面である。
いつもあの急斜面を登らず、左側の斜面へと回り込むのだ。
さて、隣の斜面へうまく行けるかな?

いつも繋がっている雪面が藪に覆われていた。
しかし藪の隙間に、何とか通過できそうな箇所を見つけることが出来た。

急斜面を直登するよりは藪を越えた方が楽だろう。
ここだけは板を外し藪を越える。
難なく左の雪面へと抜け出ることが出来た。

そのままこの斜面を登って行く。
そして七ツ釜避難小屋付近まで登ってきたところでザックを下し休憩をいれた。
(登りでは七ツ釜避難小屋へは寄らず)

今日もおやつのどら焼きを食べてエネルギー補給。
最近のコンビニどら焼きもなかなか美味いものだ。
合わせてザックの中から緑茶を取り出してここで飲んだ。

ザックに樹脂製の水筒をぶら下げていたのだが、その中身のスポーツ飲料がだいぶ温まっていた。
陽射しが夏の様だ...
水筒を雪に埋めてみるも、中身の飲料水はなかなか冷たくならないな...
さて、尚もシールで登高を続ける。
今日のAJ5さんはなかなかペースが上がらないようだった。
AJ5さんは一昨日の夜に京都から徹夜移動してそのまま月山へ登っている。
月山の雪は最悪だったようで、スキーに油分付いて全く滑らずに凄く疲れたとか。
そんなコンディションで鳥海山への連荘... 流石にきつそうだ。
今日はゆっくりと登ることにしよう。

周りを見ると皆いろいろなスタイルで登っているな。
登山、スキー、スノーボード。
担いだり、ロープでボードを引きずったり...
スノーボードもスプリット式でシール登高の方も多く見られた。

独立峰の鳥海山。
祓川ルートは休む間もなく斜面が続いていく。
そんな斜面もいよいよ終盤だ。
急斜面、「舎利坂」が正面へと立ちはだかる。
さて、ここは最後のひと踏ん張りと言ったところだ。

最後の舎利坂手前で休憩しておにぎりを1つ食べた。
そして舎利坂にラストスパートをかける。
ということで、先に登って七高山山頂でAJ5さんを迎えることにした。

雪質は柔らかいザラメ。
何とかシールで登れる範囲内だ。
ずり落ちないよう、若干トラバース気味に舎利坂を登った。
山頂に近づいたところで犬さん発見!

犬さん、飼い主さんの言うことをなかなか聞かない模様...
下ったと思えば、元気にまた登りだしたり...

最後は飼い主さんに繋がれて下りて行ったようだ。
さて、終に七高山へ到着だ。
最後の最後で雪が途切れる。
スキー板を両手に持って七高山山頂へ登り切った。

▲12:20 七高山山頂
山頂には雪が無く、此処だけ見ると夏山の様だ。
そして三角点も完全露出。
今までの山スキーで七高山への三角点タッチは出来ていなかったかなと...



しかし風も無く、とても穏やかな山頂だった。
山頂からの景色を楽しみながらAJ5さんの登頂を待つ。
それと、地元の山友さんのタラさん達が猿倉から登っているはずなのだが、山頂には見当たらない。
ちょっと遅くなってしまったので、先に登頂して既に下ってしまったかな?
<新山>

<続々と登って来られる方々>

<稲倉岳>

おっと、すっかり忘れていた。
ノンアルコールビールを冷やすことを...
雪のあるところへ移動して、その雪面で缶をクルクルと回して...冷却開始!
<その2へ続く>
AJ5さんと鳥海山へご一緒するのは2年ぶり。
前回は強風とクラストのため七ツ釜避難小屋までで引き返した。(過去の記事はこちら)
そういう訳で、今回はAJ5さんのリベンジも兼ねている。
今回のルートはスタンダードに祓川駐車場から七高山をピストンする。
AJ5さんとの待ち合わせは祓川駐車場に7時半頃としていた。
何だかテンションが上がっていて早起きしてしまった。
夜明けと同時に自宅を出発する。
秋田県の湯沢市を過ぎてしまうと、祓川到着までにコンビニどころかトイレすらイイところが無い。
(産直があるが、朝6時頃だとまだ開いていない。)
そんな訳で1時間以上も早いペースで祓川へ向かっていた。
鳥海町へ入って鳥海山を目の当たりにする。
今年は雪が少ないとはいえ、見た目ではまだまだ残雪が豊富といった感じである。

いつも通り、フォレスタ鳥海側の道路から林道へと入り祓川駐車場へ向かう。
雪の壁の高さに物足りなさを感じていた。
最も壁の高さがある場所は猿倉登山口付近かな?
<猿倉登山口付近の雪の壁>

早起き&休憩なし、予定より1時間以上早い6時半には祓川へ到着した。
お蔭で第一駐車場へ車を停めることが出来た...
私が到着して間もなく第一駐車場は満車になっていたからラッキーだったな。

AJ5さんはここへ前泊して当日移動の私待ちであった。
1時間以上早い到着に少々驚き気味だったか?
いつもの駐車位置、そのテラス席で私を出迎えてくれた。
1年ぶりの再会に話も弾む。
そんな訳で会話を楽しみながら1時間以上かけて登山準備を行った。

ここ駐車場にてもう1つの再会があった。
私はトイレ待ちの1人の登山者と世間話をしていた。
「今年の雪融けは1ヶ月早いですね...、昨日の湯殿山は雪が最悪でしたかぁ...」
なんて感じで、普通の登山者同士の会話だった。
「どちらからお出でですか?」と問いかけてみた。
ん? 富山から、地元は仙台で最近転勤だって...?
2人とも全然気づく事なく何気ない会話していたのだが...
なんとも、私のブログサイドバーのお気に入りに「Six O'Clock」で登録されているお方。
なんだぁ!
と2人でトイレで盛り上がってしまった。
(山ではサングラスをしていたり、帽子やヘルメットを被っていたり、いざ出合った時に気付かないものだ...)
お相手はsharizakaさんでした!
2年ぶりの偶然の再会、お久しぶりでした!
今日は特別な日になりそうだ。
▲7:50 祓川駐車場 出発
今日はシール登高で山頂を目指すことにする。
昨年の同時期に登った時は気温が低くてウィンドクラスト状態。
シール登高が一苦労だったので、今年はクトーを購入してみたのだが...
この気温ならクトーは先ず要らないだろう。 (クトーの記事はこちら)
さて、駐車場からフィールドへ出るぞ。

ああ、何時来てもイイ眺めだ。
照り付ける陽射しが雪面に反射してとても眩しい...
確かに例年に比べて雪は少ないが、このくらいなら十分楽しめる。
ここで早速スキーを履いた。
前方に見える祓川ヒュッテの左側から雪を伝って出発していく。

まずは竜ヶ原湿原から最初の壁へと向かう。
最初の壁を大勢の登山者が登って行く。
登山者やボーダーは直登し、シールのスキーヤーはジグを切ってここを登る。

最初の壁を登るAJ5さん。
その背後ろに完全に積雪から露出した小屋が見える。
例年だとあの小屋は半分以上は雪に埋まっているはずだ。

最初の壁を登ると、行く手は藪に阻まれた。
ツボ足の登山者なら藪の中を進めるであろう。
スキーにシールの我々は繋がる積雪を求めて左側へと回ることにした。

積雪は少なくても何処かしらがうまく先へと繋がっている。
ここでスキーを脱ぐことは無かった。
ヤマレコやブログで噂になっていた通り、雪面へのクラックは多かった。
その箇所に分かりやすく竹竿を立ててくれている箇所もあった。
<AJ5さんの演技>


クラックを覗いてみる、
幅はそれ程でもないが、意外と深さがあった。
登りでは問題ないクラックだが、滑走時は気付き難い...
十分に気をつけて滑ろう。
暫く進むと前方に大きな壁が見えてくる。
あそこは七ツ釜避難小屋へ続く急斜面である。
いつもあの急斜面を登らず、左側の斜面へと回り込むのだ。
さて、隣の斜面へうまく行けるかな?

いつも繋がっている雪面が藪に覆われていた。
しかし藪の隙間に、何とか通過できそうな箇所を見つけることが出来た。

急斜面を直登するよりは藪を越えた方が楽だろう。
ここだけは板を外し藪を越える。
難なく左の雪面へと抜け出ることが出来た。

そのままこの斜面を登って行く。
そして七ツ釜避難小屋付近まで登ってきたところでザックを下し休憩をいれた。
(登りでは七ツ釜避難小屋へは寄らず)

今日もおやつのどら焼きを食べてエネルギー補給。
最近のコンビニどら焼きもなかなか美味いものだ。
合わせてザックの中から緑茶を取り出してここで飲んだ。

ザックに樹脂製の水筒をぶら下げていたのだが、その中身のスポーツ飲料がだいぶ温まっていた。
陽射しが夏の様だ...
水筒を雪に埋めてみるも、中身の飲料水はなかなか冷たくならないな...
さて、尚もシールで登高を続ける。
今日のAJ5さんはなかなかペースが上がらないようだった。
AJ5さんは一昨日の夜に京都から徹夜移動してそのまま月山へ登っている。
月山の雪は最悪だったようで、スキーに油分付いて全く滑らずに凄く疲れたとか。
そんなコンディションで鳥海山への連荘... 流石にきつそうだ。
今日はゆっくりと登ることにしよう。

周りを見ると皆いろいろなスタイルで登っているな。
登山、スキー、スノーボード。
担いだり、ロープでボードを引きずったり...
スノーボードもスプリット式でシール登高の方も多く見られた。

独立峰の鳥海山。
祓川ルートは休む間もなく斜面が続いていく。
そんな斜面もいよいよ終盤だ。
急斜面、「舎利坂」が正面へと立ちはだかる。
さて、ここは最後のひと踏ん張りと言ったところだ。

最後の舎利坂手前で休憩しておにぎりを1つ食べた。
そして舎利坂にラストスパートをかける。
ということで、先に登って七高山山頂でAJ5さんを迎えることにした。

雪質は柔らかいザラメ。
何とかシールで登れる範囲内だ。
ずり落ちないよう、若干トラバース気味に舎利坂を登った。
山頂に近づいたところで犬さん発見!

犬さん、飼い主さんの言うことをなかなか聞かない模様...
下ったと思えば、元気にまた登りだしたり...

最後は飼い主さんに繋がれて下りて行ったようだ。
さて、終に七高山へ到着だ。
最後の最後で雪が途切れる。
スキー板を両手に持って七高山山頂へ登り切った。

▲12:20 七高山山頂
山頂には雪が無く、此処だけ見ると夏山の様だ。
そして三角点も完全露出。
今までの山スキーで七高山への三角点タッチは出来ていなかったかなと...



しかし風も無く、とても穏やかな山頂だった。
山頂からの景色を楽しみながらAJ5さんの登頂を待つ。
それと、地元の山友さんのタラさん達が猿倉から登っているはずなのだが、山頂には見当たらない。
ちょっと遅くなってしまったので、先に登頂して既に下ってしまったかな?
<新山>

<続々と登って来られる方々>

<稲倉岳>

おっと、すっかり忘れていた。
ノンアルコールビールを冷やすことを...
雪のあるところへ移動して、その雪面で缶をクルクルと回して...冷却開始!
<その2へ続く>