2014年06月26日
岩手山-登山(網張)②
日程:2014年6月21日(土) 日帰り
天気:曇
▲岩手山(いわてさん)
標高:2,038m
岩手県(滝沢村・八幡平市・雫石町)
日本百名山
▼網張コース
登山口(第3リフト終点):1,300m
標高差:730m
<ルート>
第3リフト ~ 鬼ケ城 ~ 不動平 ~ ▲山頂(お鉢巡り) ~ 不動平(休憩) ~ お花畑 ~ 第3リフト
(網張スキー場 リフト3基利用)
<関連記事>
2014年4月27日 岩手山-山スキー (ハート沢滑走)
2013年9月23日 岩手山-登山 (柳沢ルート)
2012年6月24日 岩手山-登山 (焼走りルート)
2010年10月2日 岩手山-登山 (網張ルート)
<その1からの続き>
▲ 7:45 第3リフト終点 ~ ▲ 8:30 姥倉分岐 ~ ▲ 9:00 切通し ~ ▲10:55 不動平
さてさて、体が冷える前に、山頂アタック!
▲10:55 不動平
不動平の小屋前広場で少し休憩をとった。
M氏から貰ったチョコレートがとても美味かった。
それと、塩分も摂っておこう。 カリカリ梅で!
そうこうしているうちに寒くなってきた。
上部(御鉢周り)は風がありそうなので一枚上に着込んでおく。
そして山頂アタックだ。
山頂へ通ずるY字の道。
Y字は右側を登るのが登り易くて良いだろう。
しかし、我々はT氏・M氏に苦労を味わってもらうため、Y字の左道へと誘導した。
そう、「最後の難関」を登らせるわけだ。
(急坂&深い砂地で登り難い...)
しかし...
この「最後の難関」、彼らにはあっさりと登られてしまった。
M氏、スイスイ登る... 結局、私が一番登るのに苦労していた...
さて、御鉢にたどり着いた。
残念ながら曇りのため、遠方の景色は殆ど見れなかった。
雨が降って来ないだけマシか... (梅雨だし)
そして2ヶ月ぶりに岩手山へ登頂する。
(前回は4月、スキーを担いで登った。)
▲11:30 岩手山山頂
みんな、お疲れ様でした!
天気はイマイチだが、達成感は十分ある。
やはり岩手山の山頂は気持ちが良い。
三角点タッチはマラソン派のT氏とM氏には通じなかった。
三角点って何?という感じ。 その説明はS氏に任せる。
山頂ではみんなで写真撮影をした。
写真を撮って下さった方、ありがとうございます。
山頂での滞在時間は10分弱。
時計回りに、御鉢巡りをしながら不動平へ戻ることにした。
ランチは不動平の小屋前で楽しむことにする。
また仕事の電話がかかってきた。(ドコモ)
岩手山の噴火口の周りに居る、とは言えずに電話対応をする。
暫く電話対応しながら、そして脚も進めながら。
噴火口内にある「岩手山神社奥宮」へ到着した。
そこの石垣にイワテハタザオが生息。
S氏、「KOIWAI-MILK」を語る。
なぜ、此処は水場じゃないのに...
雨かな?
何となく降ってきたような、そんな気がした...
気のせいだったかな? ギリギリ降られずに不動平へ戻った。
避難小屋前の野外ベンチを利用して楽しいランチとする。
ランチはいつもながら、自分で握ってきた「おにぎり」1個とカップラーメン。
お湯沸しに、ヒートエクスチェンジャー+風防を利用する。
いつも登山では風防無しだったが、この風防を使ったら凄く早く沸いた。
風が強かったわけではないが、明らかに風防効果。 風防イイね!
ドリップしたコーヒー、そして回進堂の「どら焼き」(今日はゴマ)。
回進堂ゴマ、とても美味い!
寒いせいか?
みんな、S氏が振舞う温かいコーヒーが凄い美味いと言っていたな。
登山で食後のコーヒー&甘い物、これは欠かせないな。
▲13:00 下山開始
さて、戻りのルートは御花畑へ。
御花畑での花見を楽しみに、下山を開始する。
素晴らしい!
「千俵岩」という名のつく天然石垣である。
不思議な景色を眺めながら、少々荒れた道を下っていく。
千俵岩を正面から見る。
なぜできる? ワンダフル!
シラネアオイの群生も岩手山ならではの景色。
御花畑までの下り道はとても歩き難い道だった。
樹林内に多くの雪渓が...
雪渓で滑って転ばないように注意だ。
雪渓では道もわかり難いし... そういえば誰か転んだかな?
ここの下り道は結構疲れた...
そしてようやく、御花畑へ到着。
▲13:45 御花畑
春の御花畑は久しぶりだ!
チングルマの群生と思いきや、ヒナザクラの群生。
今日のヒナザクラは凄かった。
しかし、5年前に此処で見たチングルマ群生。
それを、もう一度見たかっただけに、ちょっと残念。
そのチングルマはちょっとだけ咲いていた。
今年は雪が多かったのでこれから咲くのかな? (5年前の6月下旬)
さて、水分をしっかりと補給し、次は大地獄分岐を目指して進む。
川原沿いの道。
ここの雪渓は注意が必要だった。
滑って川に落ちても、そう簡単には上がって来れない...
大地獄分岐の手前辺りから見られたイワカガミやイソツツジは特に見頃だった。
▲14:25 大地獄分岐
ここまで戻って来ると疲労感も出てくる。
そして「切通し」までは登り返し... 後半戦の登りは結構つらい。
黒倉山を眺めながら頑張って登って行く。
切通し(分岐)を通過し、姥倉分岐へ向かう途中。
ここで漸く、遠方の視界も良くなってきた。
姥倉山の更にバックには、秋田駒ヶ岳、乳頭山も見えていた。
そして振り向けば、遠く微かに岩手山山頂も見えていた。
さて、自分の脚だが...
姥倉分岐の下り、階段の辺りから、右膝の裏側が痛くなってきていた。
トレーニング不足だと、右膝の膝裏が痛くなるのだ。
階段等を下る時、膝を曲げた瞬間に痛みが出る。
我慢しながら先を進む速い2人を追いかける。 (追いつけない)
▲15:50 第3リフト到着
無事、第3リフトまで戻ってきた。
距離にして往復16kmくらいか? このルート、日帰りにしては距離が結構長い。
そして最終リフトが17時、と言う時間制限付...
あとはリフト揺られて楽に下る。
下りでリフトを利用することには違和感がある。
▲ 16:30 網張スキー場駐車場
リフト3基を乗り継いで、無事駐車場へと下山した。
フルマラソン派のT氏は、下山後もかなり余裕があった。
この位の登山なら、まだまだ歩けるそうだ。
何れ、みんなお疲れさん。 また行こう。
そして、春(6月)の鬼ヶ城もそこそこに花見が楽しめる!
では、また山で!
(完)
シングルコンロを買おう!
秋の岩手山 七滝コース
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Posted by PALOMON at 22:31│Comments(2)
│岩手山
この記事へのコメント
膝は大丈夫ですか?
このコース登り鬼ヶ城、下り花畑がお気に入りですが
今回は途中でスライドした方の情報で
「残雪がまだありましたよ」と言っていたので
回避しましたが、PALOMONさんの記事で
回避して正解だったな~っと思いました!
私もこの時期の網張コース初でしたが
イワウメが見事でしたよね。
ミネズオウも結構咲いていて
ここにも咲くのだと新発見でした。
詳細な記事で歩いた道を
思い出しながら拝読しました。
そうそうリフトは7時発と8時発限定の日に
分かれていますが、どちらにしても
日帰りには難しい時間設定ですよね。
このコースは山小屋泊がベター
なのかなと思ったりします。
このコース登り鬼ヶ城、下り花畑がお気に入りですが
今回は途中でスライドした方の情報で
「残雪がまだありましたよ」と言っていたので
回避しましたが、PALOMONさんの記事で
回避して正解だったな~っと思いました!
私もこの時期の網張コース初でしたが
イワウメが見事でしたよね。
ミネズオウも結構咲いていて
ここにも咲くのだと新発見でした。
詳細な記事で歩いた道を
思い出しながら拝読しました。
そうそうリフトは7時発と8時発限定の日に
分かれていますが、どちらにしても
日帰りには難しい時間設定ですよね。
このコースは山小屋泊がベター
なのかなと思ったりします。
Posted by 桜子 at 2014年06月27日 07:26
▼桜子さん
こんばんは。
下山時の膝痛は辛いですね...
平日、殆どイスに座りっぱなしの生活。
それが良くないんです。 トレーニングしないと...
山の花は勉強中です。
いろいろとブログで教えてくださいね!
小屋泊りですか~ イイですね!
未だ岩手山での小屋泊りはしたことありません。
ゆったりとした午後を過ごし、朝はご来光、最高ですね~!
こんばんは。
下山時の膝痛は辛いですね...
平日、殆どイスに座りっぱなしの生活。
それが良くないんです。 トレーニングしないと...
山の花は勉強中です。
いろいろとブログで教えてくださいね!
小屋泊りですか~ イイですね!
未だ岩手山での小屋泊りはしたことありません。
ゆったりとした午後を過ごし、朝はご来光、最高ですね~!
Posted by PALOMON at 2014年06月27日 20:53