2016年02月07日
三ツ石山(松川温泉から)-山スキー①

日程:2016年2月6日(土) 日帰り
天候:曇/晴


▲三ツ石山(みついしやま)
標高:1,466m
岩手県(雫石町・八幡平市)
東北百名山
(地理院地図はこちら)
▲覘標の台(てんぴょうのだい)
標高:1,447.9m
岩手県(雫石町・八幡平市)
三ツ石三角点
<ルート>
源太ヶ岳登山口(松川温泉)~奥産道~▲三ツ石山
~▲覘標の台~奥産道~源太ヶ岳登山口
<関連記事>
2015年09月05日 源太ヶ岳~三ツ石山-縦走登山
2015年01月15日 源太ヶ岳-山スキー
2014年07月14日 三ツ石山-登山
2014年01月18日 三ツ石山-山スキー
2013年03月03日 源太ヶ岳-山スキー
2010年04月04日 三ツ石山-山スキー
2009年10月04日 三ツ石山-登山
天候次第で山の選択は2つ。
天気が悪ければ源太ヶ岳で樹林内の滑りを楽しむ。
まあまあであれば三ツ石山へピークハント!
登山口時点で天候はまあまあ。
そういう訳で松川温泉から三ツ石山を目指してみた!
天気の様子をみながら一先ず松川温泉の源太ヶ岳登山口へやってきた。
そしていつもの場所に車を停める。(車道の除雪最終地点)
登山口付近の気温は-8℃。
車を降りると風も弱く、比較的穏やかに感じられる。

早速、三ツ石山へ向けて出発の準備を開始する。
スキーにシールを貼り、GPSの電源を入れた。
相変わらず登りからヘルメット姿だが、スキー用ヘルメットは軽くて暖かいのでこれでOK。
今日は出発前にシールにグロップストッパーワックスを塗っておいた。

(ブラックダイヤモンドのグロップストッパーワックス)
▲7:45 源太ヶ岳登山口 出発
奥産道の冬季閉鎖ゲートを乗り越える。
やはり、ここも例年よりも雪が少ないようだ。
では、出発。

今回のメンバーはいつもの山スキーの相方と2人である。
正月の八幡平茶臼岳以来1ヶ月ぶりの同行だ。
(前回の茶臼岳の様子はこちら)

冬季閉鎖中の奥産道。
今日のものではないが暫くはトレースがついていた。
トレースは源太ヶ岳への取り付き箇所である丸森川付近で切れている。

他のブログで確認しているが、源太ヶ岳には最近も山スキーヤーが入っている模様。
樹林内も樹林外も、山スキーとしてとても魅力的な山である。
今日の源太ヶ岳も捨てがたい...
(昨年の源太ヶ岳の様子はこちら)
しかし、今日は丸森川を越えてノートレースの奥産道を直進する。
▲8:15 小畚橋
出発地点から30分程で小畚橋(こもっこばし)へ辿り着く。
ヤマレコなどでもこの橋の写真をよく見るのだが、積雪による盛り上がり具合は大したことなかった。


小畚橋を過ぎるとバックに源太ヶ岳を眺めることが出来た。
雲が流れ、山頂が見え隠れしている。
下は穏やかだが、やはり樹林外は風が強いかもしれない。

▲8:25 奥産道P付近
奥産道の途中に[P]パーキングマークがある。
夏山シーズンも含めて初めてこの場へやって来た。
登山者向け駐車場なのか?
確か登山道の崩落の為、ここから三ツ石山荘へ向かうルートは閉鎖していたなと。

この先にトラス橋があるのだが今日はそこまでは行かない。
ちょうどこのPマークの辺りから右手の斜面へ取り付いた。
ここからはまずまずの斜度がある。

滑るにはとても楽しそうな斜面。
もちろん上質のパウダーである。
北側斜面なので陽も当たらないし。
帰りの滑走時まで、雪質は良い状態が保たれていることだろう。

初めて歩くルートはとても新鮮であった。
いろいろな景色も楽しめるので、登っていても飽きない。


そして徐々に景色は針葉樹林へと変わっていった。
アオトドの隙間には雪が吹き溜まり、そこを縫って先に進む。

▲9:20 1,260P
標高1,260mの小ピークへ到達する。
青空が見られテンション高めも維持できる。
ここで一息ついた。
水分、塩分、糖分の補給。
塩分補給には暖かいコンソメスープを持ってきた。
なかなか美味し。

小ピークからはやや下り。
シールで滑って樹林の開けた鞍部へと下りる。
再びの登りは斜度があり、ここも滑るには最高の雪質だった。

地図を確認しながら進む。
三ツ石山のピークへショートカットするためには一度沢へ下りる必要があった。
初めてで良く分からないが、その沢へ行ってみることにした。

その沢は差ほど深くはなく、面倒な登り返しも無さそうだった。
逆に直進すると雪庇に当たるため、ここは沢に下りて正解だった。

沢を這い上がり...
そこからは未だ見えぬ三ツ石山へ向かって真っ直ぐ進む。
樹々には霧氷も見られるが、残念ながらその景色はモノクローム...
霧氷には背景に青空が欲しい...

先程の沢の上部には大雪庇が見られた。
相方は雪洞を作るには丁度良い壁と言っていたが大丈夫なものか?

とうとう樹林限界を越え、予想通りに風が強まった。
その風の影響より、美しい自然のオブジェが作り出される。
モンスターとは言えないが、この辺りでも樹氷を見ることが出来た。

雲の切れ間。
終に見えなかった三ツ石山が現れる。
シュカブラで歩き難い雪面を、山頂目指して進んだ。

三ツ石山の山頂直下。
左巻きでピークを目指す。
どうやら山頂には誰もいない様だ。

網張側からタラさん達が来るかもしれない。
▲10:45 三ツ石山
紅葉初期の9月ぶりの登頂!
お疲れさんでした。
(9月との比較はこちらから)



山頂のケルンに隠れて風を防ぎパンを食べる。
時より青空が見えるも、すぐに雲に隠れてしまう...
今はそんな感じであった。




風が強いので山頂を降りて風の防げそうな場所を探すも...
先程と風向きが変わったか?
どうにも風が防げなかった...
風のお蔭で顔が痛い。
サングラスをゴーグルに替え、ネックウォーマを調整して風に対応する。
そして下山を決意した。
▲11:10 三ツ石山 下山開始
暫くは平たんなため、シールを付けたまま三ツ石山を後にする。

この後、あの晴天が訪れるとは思ってもいなかった...
(その2へ続く)
そしていつもの場所に車を停める。(車道の除雪最終地点)
登山口付近の気温は-8℃。
車を降りると風も弱く、比較的穏やかに感じられる。

早速、三ツ石山へ向けて出発の準備を開始する。
スキーにシールを貼り、GPSの電源を入れた。
相変わらず登りからヘルメット姿だが、スキー用ヘルメットは軽くて暖かいのでこれでOK。
今日は出発前にシールにグロップストッパーワックスを塗っておいた。

(ブラックダイヤモンドのグロップストッパーワックス)
![]() Black Diamond(ブラックダイヤモンド) グロップストッパーワックス BD44522 |
▲7:45 源太ヶ岳登山口 出発
奥産道の冬季閉鎖ゲートを乗り越える。
やはり、ここも例年よりも雪が少ないようだ。
では、出発。

今回のメンバーはいつもの山スキーの相方と2人である。
正月の八幡平茶臼岳以来1ヶ月ぶりの同行だ。
(前回の茶臼岳の様子はこちら)

冬季閉鎖中の奥産道。
今日のものではないが暫くはトレースがついていた。
トレースは源太ヶ岳への取り付き箇所である丸森川付近で切れている。

他のブログで確認しているが、源太ヶ岳には最近も山スキーヤーが入っている模様。
樹林内も樹林外も、山スキーとしてとても魅力的な山である。
今日の源太ヶ岳も捨てがたい...
(昨年の源太ヶ岳の様子はこちら)
しかし、今日は丸森川を越えてノートレースの奥産道を直進する。
▲8:15 小畚橋
出発地点から30分程で小畚橋(こもっこばし)へ辿り着く。
ヤマレコなどでもこの橋の写真をよく見るのだが、積雪による盛り上がり具合は大したことなかった。


小畚橋を過ぎるとバックに源太ヶ岳を眺めることが出来た。
雲が流れ、山頂が見え隠れしている。
下は穏やかだが、やはり樹林外は風が強いかもしれない。

▲8:25 奥産道P付近
奥産道の途中に[P]パーキングマークがある。
夏山シーズンも含めて初めてこの場へやって来た。
登山者向け駐車場なのか?
確か登山道の崩落の為、ここから三ツ石山荘へ向かうルートは閉鎖していたなと。

この先にトラス橋があるのだが今日はそこまでは行かない。
ちょうどこのPマークの辺りから右手の斜面へ取り付いた。
ここからはまずまずの斜度がある。

滑るにはとても楽しそうな斜面。
もちろん上質のパウダーである。
北側斜面なので陽も当たらないし。
帰りの滑走時まで、雪質は良い状態が保たれていることだろう。

初めて歩くルートはとても新鮮であった。
いろいろな景色も楽しめるので、登っていても飽きない。


そして徐々に景色は針葉樹林へと変わっていった。
アオトドの隙間には雪が吹き溜まり、そこを縫って先に進む。

▲9:20 1,260P
標高1,260mの小ピークへ到達する。
青空が見られテンション高めも維持できる。
ここで一息ついた。
水分、塩分、糖分の補給。
塩分補給には暖かいコンソメスープを持ってきた。
なかなか美味し。

小ピークからはやや下り。
シールで滑って樹林の開けた鞍部へと下りる。
再びの登りは斜度があり、ここも滑るには最高の雪質だった。

地図を確認しながら進む。
三ツ石山のピークへショートカットするためには一度沢へ下りる必要があった。
初めてで良く分からないが、その沢へ行ってみることにした。

その沢は差ほど深くはなく、面倒な登り返しも無さそうだった。
逆に直進すると雪庇に当たるため、ここは沢に下りて正解だった。

沢を這い上がり...
そこからは未だ見えぬ三ツ石山へ向かって真っ直ぐ進む。
樹々には霧氷も見られるが、残念ながらその景色はモノクローム...
霧氷には背景に青空が欲しい...

先程の沢の上部には大雪庇が見られた。
相方は雪洞を作るには丁度良い壁と言っていたが大丈夫なものか?

とうとう樹林限界を越え、予想通りに風が強まった。
その風の影響より、美しい自然のオブジェが作り出される。
モンスターとは言えないが、この辺りでも樹氷を見ることが出来た。

雲の切れ間。
終に見えなかった三ツ石山が現れる。
シュカブラで歩き難い雪面を、山頂目指して進んだ。

三ツ石山の山頂直下。
左巻きでピークを目指す。
どうやら山頂には誰もいない様だ。

網張側からタラさん達が来るかもしれない。
▲10:45 三ツ石山
紅葉初期の9月ぶりの登頂!
お疲れさんでした。
(9月との比較はこちらから)



山頂のケルンに隠れて風を防ぎパンを食べる。
時より青空が見えるも、すぐに雲に隠れてしまう...
今はそんな感じであった。




風が強いので山頂を降りて風の防げそうな場所を探すも...
先程と風向きが変わったか?
どうにも風が防げなかった...
風のお蔭で顔が痛い。
サングラスをゴーグルに替え、ネックウォーマを調整して風に対応する。
そして下山を決意した。
▲11:10 三ツ石山 下山開始
暫くは平たんなため、シールを付けたまま三ツ石山を後にする。

この後、あの晴天が訪れるとは思ってもいなかった...
(その2へ続く)
この記事へのコメント
そういえば秋に行ったときにも、トラス橋の手前で通行止めになっていました。
しかし、樹林外は完全に水墨画の世界ですね。
しかし、樹林外は完全に水墨画の世界ですね。
Posted by 緑茶 at 2016年02月08日 21:38
▼緑茶さん
トラス橋、見るだけでも行ってみれば良かったなと...
樹林から滑って、そのまま奥産道を下りてしまいましたね。
登りの樹林外はホントに色の無い世界でした...
トラス橋、見るだけでも行ってみれば良かったなと...
樹林から滑って、そのまま奥産道を下りてしまいましたね。
登りの樹林外はホントに色の無い世界でした...
Posted by PALOMON
at 2016年02月09日 20:35

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