2015年01月26日
源太ヶ岳-山スキー①

日程:2015年1月25日(日) 日帰り
天候:晴れ

▲源太ヶ岳(げんたがだけ)
標高:1,545m
岩手県 八幡平市
<ルート>
松川温泉~
奥産道~丸森川付近より樹林帯へ
▲源太ヶ岳山頂(ピストン)
<関連記事>
2013年3月3日 源太ヶ岳-山スキー①
2013年3月3日 源太ヶ岳-山スキー②
2013年3月3日 源太ヶ岳-山スキー③
岩手県内陸は待望の快晴となった!

今回は今シーズン初山スキー!
直前まで八幡平・茶臼岳付近の滑走を考えていたが、2年前の源太ヶ岳敗退が頭を過ぎる。
数日前にある方のブログで源太ヶ岳の記事が公開され、その景色からココが特に気になっていた。
急遽行き先を「源太ヶ岳」へ切り換えた。
2年前敗退のリベンジも兼ねてピークハント、そしてパウダーツリーランを楽しもう!
2年前と同様、松川温泉から源太ヶ岳の山頂を目指す。
今回は八幡平樹海ラインの入口付近に車を停めさせてもらった。
ここから続く、奥産道、八幡平樹海ライン伴に車道の除雪はされていない。

ここへ到着したのは7時50分頃である。
晴天の割には、未だここからは誰も山へ入っていない様子である。
急遽、八幡平から行き先を切り換えたということで、相方が作成してきた登山計画書も手書きにて修正...

そしてここで山スキーの準備を整える。

シール(クライミングスキン)は3年目のGeckoである。
接着面の耐久性に問題があると言われる旧型(糊が黒色)のGeckoである。
やはりエッジ付近から糊が若干剥がれてきている。
しかし、このくらいならまだ何とか使えるだろう。
(これは2個目のGecko、1個目は2年目の初回で糊が大きく剥がれて駄目になった...)

しっかりとシールを板に押し付けて接着具合を確認。 よし!

板は相変わらずブラックダイヤモンドのワラントという板、長さ178cm、センター幅は95mm程。
その板にディアミールをほぼ標準位置に取り付けている。
スキー靴が昨年2月に購入した、テクニカのコーチス・ライトプロ。
今シーズンからブラックダイヤモンドのカーボンポールとサロモンのクエストというヘルメットを新調。
漸く山スキーの道具も整ってきたという感じ。
では、いざ出発!
▲8:05 出発
先ずは奥産道へと突入する。
相方が先導してくれるので、いつもハイクは助かっている。

奥産道を道なりに30分程進み、丸森川付近より樹林帯へ入る。
ピンクリボンや赤マークがあるので、これらを目印にさせて頂く。
2年前に一度ここから入っているので、コースが取り易かった。

雪爆弾の下を通過...

樹林の密度が薄いので滑走にはもってこい!
そして深雪も軽い。(マイナス10℃以下、今朝の時点では軽かった...)

上部の景色を無視して良いなら、もうこの辺を滑ってしまいたい... そう思わせる斜面である。

この辺りで、樹林を走り回る兎の姿を目撃した。
足跡ばかりでその姿を見るのは初めてだったが、見事に真っ白なことに驚かされる。
相方が言うには、奥羽山脈で見る兎は真っ白だが、北上山地で見る兎は茶色がかっているとのこと。
種類が違うのか、たまたまなのか??
今日は風が無いので気温が低くても暑さを感じる。
1時間くらい歩いたところで休憩を入れて、そのタイミングで上着を一枚脱いだ。
深雪の斜面をトラバースする相方。

急斜面ではキックターンも覚束ない私である。
キックターンは練習しないと...体力も無駄に消費するからね。
その内、樹林外が近づいてくる。

真っ青な空に真っ白な雪山。
実にイイ景色だ!

樹林を抜けると、バックに岩手山が写る。
山スキー今シーズン初回だけに、ハイクで少々股関節が痛い...
(この赤ウェアーが自分です。)

この辺りでIPHONEが4G電波を受信。
早速mixiへライブで一枚、この辺りの写真を送ってみた。

そして樹林を完全に抜ける。

源太ヶ岳の東斜面! 凄いー!

前回は吹雪で視界が悪かったから、この白い壁はハッキリと見えなかった。
視界不良で、このまま、あの斜面に向かってしまう... なんてことを考えると、ちょっと怖いな。
あのバーンを見たら、誰もが滑りたくなるのだろうが...
勿論、ここは北斜面へと回ることにする。

徐々に雪質はパウダーからシュカブラへと変化していく。
そして、若干風を感じるようになってきた。 まあ、今日は弱めの風だが。
そうなれば、樹氷も見られるようになってくる。

八幡平には敵わないが、源太ヶ岳の樹氷もなかなか見応えあると思う。

その後ろの山は森吉山だろう。

そして反対側に岩手山。
今日は誰か登っているかな?

あの尖がり具合は畚岳(モッコ岳)かな?

小さいけど、樹氷が素晴らしい!

と、IPHONEで写真を送信している自分...

源太ヶ岳へ登頂!
と、ニセピークに立つ相方。

GPSを確認し、本当の山頂へと向かう。

▲11:05 源太ヶ岳山頂
GPSで確認したところ、この辺りが源太ヶ岳の山頂であった。

ちょっと相方の立ち位置が危険に見える...

いやいや、ここは最高のロケーションでしょう!
まあ、今日は何処の山へ登っても、同じ事が言えるのかもしれないが。 イイものはイイ!
そして2年前のリベンジもこれにて達成。 おめでとう。
この後、山頂付近の風辺りの弱い場所で休憩しシールを剥がした。
その2では滑走編をアップします!

<その2へ続く>
今回は八幡平樹海ラインの入口付近に車を停めさせてもらった。
ここから続く、奥産道、八幡平樹海ライン伴に車道の除雪はされていない。

ここへ到着したのは7時50分頃である。
晴天の割には、未だここからは誰も山へ入っていない様子である。
急遽、八幡平から行き先を切り換えたということで、相方が作成してきた登山計画書も手書きにて修正...

そしてここで山スキーの準備を整える。

シール(クライミングスキン)は3年目のGeckoである。
接着面の耐久性に問題があると言われる旧型(糊が黒色)のGeckoである。
やはりエッジ付近から糊が若干剥がれてきている。
しかし、このくらいならまだ何とか使えるだろう。
(これは2個目のGecko、1個目は2年目の初回で糊が大きく剥がれて駄目になった...)

しっかりとシールを板に押し付けて接着具合を確認。 よし!

板は相変わらずブラックダイヤモンドのワラントという板、長さ178cm、センター幅は95mm程。
その板にディアミールをほぼ標準位置に取り付けている。
スキー靴が昨年2月に購入した、テクニカのコーチス・ライトプロ。
今シーズンからブラックダイヤモンドのカーボンポールとサロモンのクエストというヘルメットを新調。
漸く山スキーの道具も整ってきたという感じ。
では、いざ出発!
▲8:05 出発
先ずは奥産道へと突入する。
相方が先導してくれるので、いつもハイクは助かっている。

奥産道を道なりに30分程進み、丸森川付近より樹林帯へ入る。
ピンクリボンや赤マークがあるので、これらを目印にさせて頂く。
2年前に一度ここから入っているので、コースが取り易かった。

雪爆弾の下を通過...

樹林の密度が薄いので滑走にはもってこい!
そして深雪も軽い。(マイナス10℃以下、今朝の時点では軽かった...)

上部の景色を無視して良いなら、もうこの辺を滑ってしまいたい... そう思わせる斜面である。

この辺りで、樹林を走り回る兎の姿を目撃した。
足跡ばかりでその姿を見るのは初めてだったが、見事に真っ白なことに驚かされる。
相方が言うには、奥羽山脈で見る兎は真っ白だが、北上山地で見る兎は茶色がかっているとのこと。
種類が違うのか、たまたまなのか??
今日は風が無いので気温が低くても暑さを感じる。
1時間くらい歩いたところで休憩を入れて、そのタイミングで上着を一枚脱いだ。
深雪の斜面をトラバースする相方。

急斜面ではキックターンも覚束ない私である。
キックターンは練習しないと...体力も無駄に消費するからね。
その内、樹林外が近づいてくる。

真っ青な空に真っ白な雪山。
実にイイ景色だ!

樹林を抜けると、バックに岩手山が写る。
山スキー今シーズン初回だけに、ハイクで少々股関節が痛い...
(この赤ウェアーが自分です。)

この辺りでIPHONEが4G電波を受信。
早速mixiへライブで一枚、この辺りの写真を送ってみた。

そして樹林を完全に抜ける。

源太ヶ岳の東斜面! 凄いー!

前回は吹雪で視界が悪かったから、この白い壁はハッキリと見えなかった。
視界不良で、このまま、あの斜面に向かってしまう... なんてことを考えると、ちょっと怖いな。
あのバーンを見たら、誰もが滑りたくなるのだろうが...
勿論、ここは北斜面へと回ることにする。

徐々に雪質はパウダーからシュカブラへと変化していく。
そして、若干風を感じるようになってきた。 まあ、今日は弱めの風だが。
そうなれば、樹氷も見られるようになってくる。

八幡平には敵わないが、源太ヶ岳の樹氷もなかなか見応えあると思う。

その後ろの山は森吉山だろう。

そして反対側に岩手山。
今日は誰か登っているかな?

あの尖がり具合は畚岳(モッコ岳)かな?

小さいけど、樹氷が素晴らしい!

と、IPHONEで写真を送信している自分...

源太ヶ岳へ登頂!
と、ニセピークに立つ相方。

GPSを確認し、本当の山頂へと向かう。

▲11:05 源太ヶ岳山頂
GPSで確認したところ、この辺りが源太ヶ岳の山頂であった。

ちょっと相方の立ち位置が危険に見える...

いやいや、ここは最高のロケーションでしょう!
まあ、今日は何処の山へ登っても、同じ事が言えるのかもしれないが。 イイものはイイ!
そして2年前のリベンジもこれにて達成。 おめでとう。
この後、山頂付近の風辺りの弱い場所で休憩しシールを剥がした。
その2では滑走編をアップします!

<その2へ続く>
この記事へのコメント
源太ヶ岳もいいですね~。何といっても岩手山!
先シーズンは春スキーだったので、今年は樹氷のあるうちに行きたいです。
深雪の急斜面でキックターンは難しいですよね~。
なんかコツとかあるのでしょうか。
先シーズンは春スキーだったので、今年は樹氷のあるうちに行きたいです。
深雪の急斜面でキックターンは難しいですよね~。
なんかコツとかあるのでしょうか。
Posted by けむけむ at 2015年01月27日 20:40
▼けむけむさん
こんばんは!
そういえば春に樹海ラインから入ってましたね。
雪山は天気が良ければ何もかも最高の景色です。
けむけむさんの乳頭山山行も超楽しそうですね~♪
はい、キックターンが覚束ない私です...
やっぱ、練習あるのみかなぁ?
こんばんは!
そういえば春に樹海ラインから入ってましたね。
雪山は天気が良ければ何もかも最高の景色です。
けむけむさんの乳頭山山行も超楽しそうですね~♪
はい、キックターンが覚束ない私です...
やっぱ、練習あるのみかなぁ?
Posted by PALOMON
at 2015年01月27日 21:55

どもっ!
天気もいいしどこかに行ってるんだろーなって思ってたよ。
白と青のコントラストがイイね!
そういう天気のときに行きたいな。
オレもちょっと滑りに行こうかと思ってたが...
呼び出しかかっていけなくなった...
天気もいいしどこかに行ってるんだろーなって思ってたよ。
白と青のコントラストがイイね!
そういう天気のときに行きたいな。
オレもちょっと滑りに行こうかと思ってたが...
呼び出しかかっていけなくなった...
Posted by やす
at 2015年01月27日 21:57

▼やすさん
ども!
この時期は雪が真っ白で景色はイイよ~
春はどうしても黄砂とかで茶色っぽくなるもんね...
なかなか冬型が緩む日も少ないから日曜日はラッキーだった。
まずはゲレンデで滑る感覚を取り戻そうね~
ヽ(^o^)丿
ども!
この時期は雪が真っ白で景色はイイよ~
春はどうしても黄砂とかで茶色っぽくなるもんね...
なかなか冬型が緩む日も少ないから日曜日はラッキーだった。
まずはゲレンデで滑る感覚を取り戻そうね~
ヽ(^o^)丿
Posted by PALOMON
at 2015年01月27日 22:21

お疲れ様です❗
この日facebookの友達3人が焼走りから岩手山行きましたよ~
写真みましたが、チョー綺麗でしたが、斜度が……
スキーは来年あたりからゲレンデに復帰したいなぁと……
大ちゃんがスキーしたいらしいので(笑)
この日facebookの友達3人が焼走りから岩手山行きましたよ~
写真みましたが、チョー綺麗でしたが、斜度が……
スキーは来年あたりからゲレンデに復帰したいなぁと……
大ちゃんがスキーしたいらしいので(笑)
Posted by 結斗パパ at 2015年01月29日 14:48
▼結斗パパ さん
この時期に岩手山ですか~!
焼走り上部の雪の硬さはどうだったのかな??
硬いとシールが効かなそうです...
クトーというスキーアイゼンもあるのですが、持ってませんからねぇ
是非スキー、やりましょう! スノーボードの友達が多くて...
この時期に岩手山ですか~!
焼走り上部の雪の硬さはどうだったのかな??
硬いとシールが効かなそうです...
クトーというスキーアイゼンもあるのですが、持ってませんからねぇ
是非スキー、やりましょう! スノーボードの友達が多くて...
Posted by PALOMON
at 2015年01月29日 18:25
