2010年08月15日
木曽駒ケ岳登山 その1
2010年8月13日(金)
木曽駒ケ岳 (長野県) 百名山
標高:2,956m
天気:曇
岩手から690km、昨日(一昨日の夜から)の移動は流石に疲れた。
昨夜は「菅の台バスセンター」付近で車中泊をしていた。
<昨日の様子はこちら>
8月13日
5:00 車中泊から起床、天気は曇りだ。
雨は降っていないが山は雲で覆われ殆んど見えない...
5:30 一先ず朝食をとり、バスセンターの駐車場へ車を移す。
菅の台バスセンターの駐車場、スペースは1000台分とかなり広い。駐車料金は500円だ。
既に車でいっぱい、バス亭にも行列ができている。
早速準備を整えチケット売り場へ。
ロープウェイ乗り場である「しらび平駅」までのバス料金、ロープウェイの料金。
それぞれ往復で大人3,800円である。3日間有効のようだ。


今日は混んでいるため臨時バスが出るとの案内。
ここは無難に20分待ちで乗ることが出来た。

バスは急カーブの連続した坂道を難なく登っていく。
バス同士のすれ違いも無線で連絡、非常にスムーズだ。
ここから「しらび平」まではバスで30分弱。
タクシーは通行を許されているようだな。
6:35 しらび平駅に到着
既にロープウェイの待ち行列が出来ている。
今日は混んでいるので臨時運転をしているようだ。9分間隔での連続運転との案内だった。


夏休みということでいつも以上に混んでいるのか、土日はいつも混んでいるのか?
さて、ここのロープウェイ、
わが国初の山岳ロープウェイ、昭和42年完成(平成10年11月1日にリニューアル)。
標高差950m、斜長2330mを7分30秒で登る!
コレに乗るのも楽しみだな。


標高が1662mのこの場所、待っているとだんだん寒くなってきた。
上着を着て待つこと50分、ロープウェイに乗ることが出来た。
60人を乗せて登るこの箱、結構速いぞ。
標高2612mまで7分半、一気に高所まで登れるとは...なんとも楽なことだ。
ロープウェイから観る景色もなかなかいい。落差のある滝なども眼下に観える。
まあ、天気が悪く...ちょっと残念だが...


7:40 千畳敷駅へ到着
2612mに位置する日本で一番高い所にある駅。
案内には「ホームからは南アルプス連峰や富士山を遥かに望むことができ、ホームを抜けると、眼前に千畳敷カールの絶景が広がります。」と書かれているが...今日の視界は数メートルだ。
装備はレインウェア(上)にレインスパッツ、ザックにはレインカバー。
これの装備で出発だ。(雨は降っていないが、雲の中...)
出発地点の「駒ケ岳神社」で登山の安全と今日の晴天を祈る。

今日は晴れるはず...それに期待して登山開始だ。
千畳敷カール、ここは高山植物が多く咲いている。
2500m越えのこの場所に普段着の観光客が多く来ていた。
この辺りは遊歩道になっていて、軽装でも綺麗な花達を気軽に見ることが出来るようだ。


急遽ここ木曽駒ケ岳に来たので予習が出来ていない私...
とりあえず案内板に従って木曽駒ケ岳の山頂を目指す。
たまに切れるガスに周りの景色の偉大さを感じる。
帰りには晴れていることを期待して、ここを通り過ぎるしかなかった...

ここから浄土平までは意外と急坂だった。
登山道は階段などで整備されているが、遊歩道とは異なり登山感覚になってきた。
しかし、だんだんと濃くなる霧。少々不安を感じながら急坂を登る。
お土産袋を片手に軽装の人も登ってくるぞ。大丈夫だろうか?
道に座り込む人も多い。ここは「八丁坂」という名前らしい。


8:20 乗越浄土に到着
ここが「乗越浄土」か?...と言うくらい視界が悪い。
周りに何があるのか、どんな景色なのか??霧で全く見えない。
持っていた簡易な地図で確認する。(簡易すぎてよく分からなかった...)


景色も方角も良く分からないが、案内板では山頂を左方向としている。
とりあえず給水し山頂方向に歩く。
視界の悪い中を歩き始めると、直ぐそこに青い屋根の建物が見えた。
近寄ってみると「宝剣山荘」と書かれている。
ちょっと立ち寄ってみよう。


おお、暖かい。中ではストーブを焚いていた。
ちょっと中を物色。
そう、山バッチをチェック!
売ってる売ってる...ここ「宝剣山荘」と書かれている山バッチをゲット!!
(1個=500円)


8:30 再出発
宝剣山荘の直ぐ近くにもまた山荘を見つける。
コレが何なのかはこの時は分からなかった。
自分は案内板に従って木曽駒ケ岳の山頂を目指すのみだった。


8:45 中岳到着
何処を歩いているかよく分からなかったが、他の登山者にココが「中岳」だと知らせれた。
確かに周りよりちょっと高かった。

普段はどんな景色が見れるのか...ずっとそんなことを考えていた。
さて、今度はどっちに行けばいいのか?他の登山者について行く。
若干下っていくとテント?
こんなところに張っていいのか...と、近づいていくと山荘が見えた。
そうか、ここはテン場だ!
なかなか広いテン場だな。
ここまであまり体力を使っていない。1時間半くらいで来れるし...ここでテン泊するのもいいな~。


さて、山頂は何処だ?
テン場からの上り坂、周りの感覚が分からないまま登っていく。
おお、どうやら山頂らしき雰囲気になってきたぞ。
天気の回復が無いままここまで来た。今日は晴れるはずだ...

<その2へ続く>
木曽駒ケ岳 (長野県) 百名山
標高:2,956m
天気:曇

岩手から690km、昨日(一昨日の夜から)の移動は流石に疲れた。
昨夜は「菅の台バスセンター」付近で車中泊をしていた。
<昨日の様子はこちら>
8月13日
5:00 車中泊から起床、天気は曇りだ。

雨は降っていないが山は雲で覆われ殆んど見えない...
5:30 一先ず朝食をとり、バスセンターの駐車場へ車を移す。
菅の台バスセンターの駐車場、スペースは1000台分とかなり広い。駐車料金は500円だ。
既に車でいっぱい、バス亭にも行列ができている。
早速準備を整えチケット売り場へ。
ロープウェイ乗り場である「しらび平駅」までのバス料金、ロープウェイの料金。
それぞれ往復で大人3,800円である。3日間有効のようだ。
今日は混んでいるため臨時バスが出るとの案内。
ここは無難に20分待ちで乗ることが出来た。
バスは急カーブの連続した坂道を難なく登っていく。
バス同士のすれ違いも無線で連絡、非常にスムーズだ。
ここから「しらび平」まではバスで30分弱。
タクシーは通行を許されているようだな。
6:35 しらび平駅に到着
既にロープウェイの待ち行列が出来ている。
今日は混んでいるので臨時運転をしているようだ。9分間隔での連続運転との案内だった。
夏休みということでいつも以上に混んでいるのか、土日はいつも混んでいるのか?
さて、ここのロープウェイ、
わが国初の山岳ロープウェイ、昭和42年完成(平成10年11月1日にリニューアル)。
標高差950m、斜長2330mを7分30秒で登る!
コレに乗るのも楽しみだな。
標高が1662mのこの場所、待っているとだんだん寒くなってきた。
上着を着て待つこと50分、ロープウェイに乗ることが出来た。
60人を乗せて登るこの箱、結構速いぞ。
標高2612mまで7分半、一気に高所まで登れるとは...なんとも楽なことだ。
ロープウェイから観る景色もなかなかいい。落差のある滝なども眼下に観える。
まあ、天気が悪く...ちょっと残念だが...
7:40 千畳敷駅へ到着
2612mに位置する日本で一番高い所にある駅。
案内には「ホームからは南アルプス連峰や富士山を遥かに望むことができ、ホームを抜けると、眼前に千畳敷カールの絶景が広がります。」と書かれているが...今日の視界は数メートルだ。
装備はレインウェア(上)にレインスパッツ、ザックにはレインカバー。
これの装備で出発だ。(雨は降っていないが、雲の中...)
出発地点の「駒ケ岳神社」で登山の安全と今日の晴天を祈る。
今日は晴れるはず...それに期待して登山開始だ。
千畳敷カール、ここは高山植物が多く咲いている。
2500m越えのこの場所に普段着の観光客が多く来ていた。
この辺りは遊歩道になっていて、軽装でも綺麗な花達を気軽に見ることが出来るようだ。
急遽ここ木曽駒ケ岳に来たので予習が出来ていない私...
とりあえず案内板に従って木曽駒ケ岳の山頂を目指す。
たまに切れるガスに周りの景色の偉大さを感じる。
帰りには晴れていることを期待して、ここを通り過ぎるしかなかった...

ここから浄土平までは意外と急坂だった。
登山道は階段などで整備されているが、遊歩道とは異なり登山感覚になってきた。
しかし、だんだんと濃くなる霧。少々不安を感じながら急坂を登る。
お土産袋を片手に軽装の人も登ってくるぞ。大丈夫だろうか?
道に座り込む人も多い。ここは「八丁坂」という名前らしい。
8:20 乗越浄土に到着
ここが「乗越浄土」か?...と言うくらい視界が悪い。
周りに何があるのか、どんな景色なのか??霧で全く見えない。
持っていた簡易な地図で確認する。(簡易すぎてよく分からなかった...)
景色も方角も良く分からないが、案内板では山頂を左方向としている。
とりあえず給水し山頂方向に歩く。
視界の悪い中を歩き始めると、直ぐそこに青い屋根の建物が見えた。
近寄ってみると「宝剣山荘」と書かれている。
ちょっと立ち寄ってみよう。
おお、暖かい。中ではストーブを焚いていた。
ちょっと中を物色。
そう、山バッチをチェック!
売ってる売ってる...ここ「宝剣山荘」と書かれている山バッチをゲット!!
(1個=500円)
8:30 再出発
宝剣山荘の直ぐ近くにもまた山荘を見つける。
コレが何なのかはこの時は分からなかった。
自分は案内板に従って木曽駒ケ岳の山頂を目指すのみだった。
8:45 中岳到着
何処を歩いているかよく分からなかったが、他の登山者にココが「中岳」だと知らせれた。
確かに周りよりちょっと高かった。
普段はどんな景色が見れるのか...ずっとそんなことを考えていた。
さて、今度はどっちに行けばいいのか?他の登山者について行く。
若干下っていくとテント?
こんなところに張っていいのか...と、近づいていくと山荘が見えた。
そうか、ここはテン場だ!
なかなか広いテン場だな。
ここまであまり体力を使っていない。1時間半くらいで来れるし...ここでテン泊するのもいいな~。
さて、山頂は何処だ?
テン場からの上り坂、周りの感覚が分からないまま登っていく。
おお、どうやら山頂らしき雰囲気になってきたぞ。
天気の回復が無いままここまで来た。今日は晴れるはずだ...
<その2へ続く>
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9/18、19 一泊二日で木曽駒ヶ岳へ行きました。三連休なので、普段歩けないところに行きたいなぁ・・・なんて思っていたのですが膝の調子が悪いので長時間歩けない、とだんな。...
初秋の木曽駒ヶ岳&宝剣岳①【山へ海へ川へ!】at 2010年09月23日 14:04
この記事へのコメント
どもっ!
オレが鳥海山へ行ったときに近い状況だな。
そんなガスの中トライするとは、さすがだー。
オレなら「じゃ、次」って感じで引き返すだろーなー。
オレが鳥海山へ行ったときに近い状況だな。
そんなガスの中トライするとは、さすがだー。
オレなら「じゃ、次」って感じで引き返すだろーなー。
Posted by やす at 2010年08月15日 21:39
▼やすさん
ども~。
天気の回復を信じていたさ。
ちょっと諦めかけたが...その2のとおりだ!
ども~。
天気の回復を信じていたさ。
ちょっと諦めかけたが...その2のとおりだ!
Posted by PALOMON
at 2010年08月16日 14:00

あら~ん、何も見えないですね…。
神様のいけず~(涙)。
晴れていると、景色はいいのですが。
今年のお盆はどこも微妙な天気だったんですね。
神様のいけず~(涙)。
晴れていると、景色はいいのですが。
今年のお盆はどこも微妙な天気だったんですね。
Posted by YUKA
at 2010年08月25日 08:34

▼YUKAさんへ
台風が過ぎ去り...
だから、
「絶対天気は回復する」って信じていました。
もし、この景色から一転し晴れたなら、
感動もいつもの倍ですよね~!
台風が過ぎ去り...
だから、
「絶対天気は回復する」って信じていました。
もし、この景色から一転し晴れたなら、
感動もいつもの倍ですよね~!
Posted by PALOMON
at 2010年08月25日 21:57
