2015年07月11日
以東岳-大鳥小屋泊③

日程:2015年7月4日~5日(1泊)
天候:曇

▲以東岳(いとうだけ)
標高:1,771.9m
山形県・新潟県
日本二百名山
(地理院地図はこちら)
▲大鳥池 (おおとりいけ)
標高:966m
<ルート>
1日目: ◎泡滝ダム駐車場 ~ 冷水沢橋 ~ 七ツ滝沢橋 ~ ▲大鳥小屋(タキタロウ山荘)
2日目: 大鳥小屋(直登コース) ~ 以東小屋 ~ ▲以東岳 ~ オツボ峰 ~ ▲大鳥小屋 ~ ◎泡滝ダム駐車場
<その1> <その2からの続き>
◎10:50 泡滝ダム ~ 12:05 冷水沢橋 ~ 12:35 七ツ滝沢橋 ~ ▲14:00 大鳥小屋 【宿泊宴会】





準備も順調に進み、予定通り6時前には出発だ。
泊り道具は小屋へデポしていくので今日は軽いザックで以東岳へ登れる。
そこに咲くヒメサユリがとても楽しみだ!
▲5:50 大鳥小屋 出発
大鳥小屋からは大鳥池の水門の上を通り湖畔へと向かう。

出発早々に以東岳への分岐点があった。
コースは「直登コース」と「オツボ峰コース」の2つに分岐していた。
今回は直登コースを登ることになった。
そして下りでオツボ峰コースを通り、ここまで戻って来るといった予定である。

この辺りの登山道は大鳥池の渕ギリギリを歩く。
滑って湖に落ちないよう...ここは気を付けて進む。
すっかり雪が無い今日だが、残雪の時期(6月まで)はもっと難しいだろうな。

大鳥小屋の泊まり客だろう。
朝から池に入って釣りを楽しんでいる方が何名か見られた。
大鳥池には風が無かったので湖面が鏡のように綺麗な景色を映し出していた。

湖畔を過ぎた辺りの道が若干分かり難かった。
やや水量のある沢を渡渉する。

ここにも春の花、リュウキンカが見られた。

リュウキンカロードをしばらく進むと、いよいよ直登コースらしき急登が始まる。
直登コースには風がほとんど入らず...朝から蒸暑かった。
更に多くの虫が我々に寄ってくる...
この樹林内は蒸し暑さと虫とのムシムシの戦い...




そんな訳で早朝から結構な疲労感...
しかし、その登山道沿いに現れたのが目的の花、ヒメサユリだった。
これが自身初めて見るヒメサユリ!

同行しているS氏が、「ピンクのニッコウキスゲ」と散々言ってたな。
でも、その意味が理解できた... 確かにピンクのニッコウキスゲの様。
ヒメサユリは疲れた心身を回復させてくれた!
ここから更に先には数多くのヒメサユリを見ることができた。

しばらく進むと樹林が開けて素晴らしい景色が広がる。
相変わらず寄ってくる虫だけは五月蠅かった...
タラさんは蚊取り線香に火を点ける。
蚊取り線香が最も効力があるだろう。
自分の持っていた虫よけのムヒを沢山振り掛けてみたがさっぱり効果が無い。
樹林を抜けてからは気持ちよく登高を続けることができた。

ここからはいろいろな花が現れるので登っていて飽きが来ない。
<ミヤマリンドウ>

<イワイチョウ>

<コバイケイソウ>

<ヒメサユリ>

みんなヒメサユリに夢中。
ピンク色でこんなに大きな花は高山ではなかなか見ないよね。

稜線の更に奥に見えていたのは月山だ。

今年のGWは月山を滑らずに終わったな...
5月の雪はスキー板がべた付いてダメだったんだ。
来年こそはあの月山をまた滑りたい。
振り向けば大鳥池が見えていた。
上部から眺める大鳥池は「熊の皮を鞣した様な形」と言われているようだ。

景色や花を楽しみながら登っていると、あっという間に以東小屋へ近づいていた。
この以東小屋まで来てしまえば山頂までもう一息だ。

▲8:25 以東小屋
大鳥小屋の玄関にも掲示されていたが、以東小屋はトイレの利用も宿泊もNGとなっている。
老朽化による破損の為とのことだ。
トイレは鍵がかかっていて空かない模様。

小屋の中に入ることが出来た。
まあ泊まれそうな雰囲気ではあったが宿泊は遠慮しよう。
後に以東小屋は取り壊してしまうようだ。

小屋の外で少し休憩して花の写真を撮った。
その以東小屋の周辺に咲く花は見事だった。
<アオノツガザクラ>

<ノウゴウイツゴ>

<ヒナウスユキソウ(ミヤマウスユキソウ)>

その他、以東小屋周辺の花々。




先ずはもう直ぐそこにある以東岳山頂を目指す。
▲8:40 以東岳
大鳥小屋から3時間弱で以東岳へ登頂。
無事登頂、お疲れさんでした!



そして一回り大きな一等三角点へタッチ。
山が連なるkの景色は正にアルプスっぽい。
こんなに素晴らしい連峰といえる展望は岩手にはなかなか無いな。
一番奥の尖がった山が大朝日岳とのことだ。
大朝日岳は2年前にS氏と登ったのが最初で最後。
(8月、暑くて長くて...疲れたイメージが強い)
あそこまで縦走路が続いているのだが、残念ながら今日は行かない。

山頂でトマトを頂くが、これは美味い!
そしていつものおやつのどら焼きも忘れない。


今日の山頂は涼しくて過ごしやすかった。
晴天ではないものの、朝日連峰の主峰までを見渡すことが出来て何より。
昨年登った障子ヶ岳が見えなかったのがちょっと残念だ。
さて、ここからは次なる楽しみ、尾根歩きだ。
オツボ峰へ向かって出発する。
(その4へ続く)
大鳥小屋からは大鳥池の水門の上を通り湖畔へと向かう。

出発早々に以東岳への分岐点があった。
コースは「直登コース」と「オツボ峰コース」の2つに分岐していた。
今回は直登コースを登ることになった。
そして下りでオツボ峰コースを通り、ここまで戻って来るといった予定である。

この辺りの登山道は大鳥池の渕ギリギリを歩く。
滑って湖に落ちないよう...ここは気を付けて進む。
すっかり雪が無い今日だが、残雪の時期(6月まで)はもっと難しいだろうな。

大鳥小屋の泊まり客だろう。
朝から池に入って釣りを楽しんでいる方が何名か見られた。
大鳥池には風が無かったので湖面が鏡のように綺麗な景色を映し出していた。

湖畔を過ぎた辺りの道が若干分かり難かった。
やや水量のある沢を渡渉する。

ここにも春の花、リュウキンカが見られた。

リュウキンカロードをしばらく進むと、いよいよ直登コースらしき急登が始まる。
直登コースには風がほとんど入らず...朝から蒸暑かった。
更に多くの虫が我々に寄ってくる...
この樹林内は蒸し暑さと虫とのムシムシの戦い...




そんな訳で早朝から結構な疲労感...
しかし、その登山道沿いに現れたのが目的の花、ヒメサユリだった。
これが自身初めて見るヒメサユリ!

同行しているS氏が、「ピンクのニッコウキスゲ」と散々言ってたな。
でも、その意味が理解できた... 確かにピンクのニッコウキスゲの様。
ヒメサユリは疲れた心身を回復させてくれた!
ここから更に先には数多くのヒメサユリを見ることができた。

しばらく進むと樹林が開けて素晴らしい景色が広がる。
相変わらず寄ってくる虫だけは五月蠅かった...
タラさんは蚊取り線香に火を点ける。
蚊取り線香が最も効力があるだろう。
自分の持っていた虫よけのムヒを沢山振り掛けてみたがさっぱり効果が無い。
樹林を抜けてからは気持ちよく登高を続けることができた。

ここからはいろいろな花が現れるので登っていて飽きが来ない。
<ミヤマリンドウ>

<イワイチョウ>

<コバイケイソウ>

<ヒメサユリ>

みんなヒメサユリに夢中。
ピンク色でこんなに大きな花は高山ではなかなか見ないよね。

稜線の更に奥に見えていたのは月山だ。

今年のGWは月山を滑らずに終わったな...
5月の雪はスキー板がべた付いてダメだったんだ。
来年こそはあの月山をまた滑りたい。
振り向けば大鳥池が見えていた。
上部から眺める大鳥池は「熊の皮を鞣した様な形」と言われているようだ。

景色や花を楽しみながら登っていると、あっという間に以東小屋へ近づいていた。
この以東小屋まで来てしまえば山頂までもう一息だ。

▲8:25 以東小屋
大鳥小屋の玄関にも掲示されていたが、以東小屋はトイレの利用も宿泊もNGとなっている。
老朽化による破損の為とのことだ。
トイレは鍵がかかっていて空かない模様。

小屋の中に入ることが出来た。
まあ泊まれそうな雰囲気ではあったが宿泊は遠慮しよう。
後に以東小屋は取り壊してしまうようだ。

小屋の外で少し休憩して花の写真を撮った。
その以東小屋の周辺に咲く花は見事だった。
<アオノツガザクラ>

<ノウゴウイツゴ>

<ヒナウスユキソウ(ミヤマウスユキソウ)>

その他、以東小屋周辺の花々。




先ずはもう直ぐそこにある以東岳山頂を目指す。
▲8:40 以東岳
大鳥小屋から3時間弱で以東岳へ登頂。
無事登頂、お疲れさんでした!



そして一回り大きな一等三角点へタッチ。
山が連なるkの景色は正にアルプスっぽい。
こんなに素晴らしい連峰といえる展望は岩手にはなかなか無いな。
一番奥の尖がった山が大朝日岳とのことだ。
大朝日岳は2年前にS氏と登ったのが最初で最後。
(8月、暑くて長くて...疲れたイメージが強い)
あそこまで縦走路が続いているのだが、残念ながら今日は行かない。

山頂でトマトを頂くが、これは美味い!
そしていつものおやつのどら焼きも忘れない。


今日の山頂は涼しくて過ごしやすかった。
晴天ではないものの、朝日連峰の主峰までを見渡すことが出来て何より。
昨年登った障子ヶ岳が見えなかったのがちょっと残念だ。
さて、ここからは次なる楽しみ、尾根歩きだ。
オツボ峰へ向かって出発する。
(その4へ続く)
Posted by PALOMON at 22:27│Comments(2)
│以東岳
この記事へのコメント
7/7に須川に行きました。その時に須川温泉の従業員の方と昭和湖まで一緒だったんですが、その方に教えて貰いました。
秋田のタケノコ取りの人達は、サロンパスを虫除けにしてると言うことでした。ヘルメットか帽子に貼るようです。ただ汗で剥がれることもあるようですので、注意です。
自分も試してませんが、一度試したいと思っております。
ピンクのニッコウキスゲですか?なかなか良いですね。まだまだ見たことが無い花があるようです。
秋田のタケノコ取りの人達は、サロンパスを虫除けにしてると言うことでした。ヘルメットか帽子に貼るようです。ただ汗で剥がれることもあるようですので、注意です。
自分も試してませんが、一度試したいと思っております。
ピンクのニッコウキスゲですか?なかなか良いですね。まだまだ見たことが無い花があるようです。
Posted by isam at 2015年07月12日 00:37
▼isamさん
虫除けにサロンパスとはいい考えですね。
なかなか虫除け効果もありそうな気がします。
ハッカ油も持ち歩いていますよ。
ヒメサユリは綺麗でした。普通の(黄色の)ニッコウキスゲも咲いていましたよ!
虫除けにサロンパスとはいい考えですね。
なかなか虫除け効果もありそうな気がします。
ハッカ油も持ち歩いていますよ。
ヒメサユリは綺麗でした。普通の(黄色の)ニッコウキスゲも咲いていましたよ!
Posted by PALOMON
at 2015年07月12日 16:06
