2015年04月23日
岩手山-山スキー(2015ハート沢滑走)②
日程:2015年4月19日(日) 日帰り
天候:晴
▲岩手山(いわてさん)
標高:2,038m
岩手県(滝沢村・八幡平市・雫石町)
日本百名山
▼柳沢コース
(馬返し登山口:650m 標高差:1,388m)
▼ハート沢
(1,730m~750m スキー滑走)
<ルート>
馬返し登山口 ~ 一合目 ~ 七合目 ~ 不動平~▲山頂
~ 八合目避難小屋 ~ 七合目 ~ ハート沢滑走 ~ 馬返し登山口
<関連記事>
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<その1からの続き>
6:00 登山口 ~ 6:50 一合目 ~ 7:30 三合目 ~ 8:10 五合目 ~ 9:05 七合目 ~ ▲10:20 岩手山山頂
無事、岩手山へ登頂!
強風を凌いで山頂にて休憩。
ザックの中からおにぎりを2個取り出して食る。
その後は滑走に向けての準備だ。
ヘルメット、グローブ、ゴーグルを装着し、スキー靴のバックルを締め直した!
▲10:50 下山開始
まずは積雪求めて移動する。
山頂から噴火口に向かって左斜面の方が、雪が繋がっているように見えた。
そして噴火口を見下ろす。
スキーを履いたら滑走の準備完了。
いざ、ドロップイン!
雪は柔らかいザラメだった。
スピードにも乗って、まずまずの滑り心地だ。
あっという間に山頂の斜面が終わっていく。
噴火口ボトム付近まで滑り降りたところで雪が薄れ地面が露出した。
相方は無理矢理スキーのまま... 飛び越えるようにここを突破した。
しかし、私はスキー板滑走面の保護を考えて一度スキーを外す。
山頂斜面に描いたシュープールを振り返る。
右下の積雪が途切れた個所で私は板を外した訳である。
再び板を履くものの、「剣岩」のかなり手前で雪が全く無くなってしまった...
当然ここからはスキーを担いで歩くことになる。
山頂神社、この辺り一帯は地熱があるようだ。
所々の地面から白い湯気が上がっている。
積雪は全く無く、ここは夏山と同様の景色だった。
そのまま夏道上を歩き、噴火口から御鉢へと脱出した。
筋肉疲労、そして塩分不足か...
この辺りの歩行中に腿が攣りそうになった...塩が欲しい...
この美しい景色もここで見納めだ。
御鉢からの下りは登山道に従う。
ガレガレのあの面倒な斜面をスキー靴で...慎重に下り不動平へと向かった。
斜面途中まで来て漸く積雪へ辿り着いた。
この積雪はうまいこと八合目小屋まで続いている様だった。
雪面へ出て一安心。
ここで再びスキーを履いた。
積雪は道のように延びており、その上を滑走しながら八合目小屋へと向う。
この雪道は狭かったがなんとも気持ちよく滑れることができた。
徐々に積雪が増していき、広々とした緩斜面に出る。
そして無事、八合目小屋へと到着した。
▲11:35 八合目小屋
八合目小屋のテラス席では2人の登山者が休憩中であった。
入口は閉ざされており、まだまだ冬モードといった感じである。
トイレ小屋も閉ざされたままの様だ。
夏山登山であれば確実にここで休憩する。
お湯を沸かしてコーヒーでも淹れるところだが...今日はここに長居せず。
次なる滑走の事で頭がいっぱいだった。
岩手山八合目の名水、「御成清水」もまだまだ雪の中。
テラスで休憩中の2人が出発していった。
その後、我々もこの場を離れた。
小屋の裏側へ回り、そこから七合目付近までを滑走する。
その途中で本日の滑走予定の1つ、「鬼又沢」を眺めてみた。
鬼又沢の状況は思っていたより落石が酷かった...
<鬼又沢>
麓から眺めた時はもっと白く見えていたが、サラリと積もった雪に騙されていた。
ある程度の落石は予想していたのだが...
鬼又沢の下流に大きな砂防ダムが見えていた。
しかも砂防ダムは2つある。
あの堰堤を越えられるのかどうか?
いろいろと不安があり、今回は鬼又沢を諦めることにした。
また来年。
もっと雪の多い時期にチャレンジしよう。
ということで、今年も滑走ルートは「ハート沢」に絞られた。
▲11:55 七合目
夏道の七合目がハート沢へのエントリーポイントになる。
スキーを外して少々の藪漕ぎをすると積雪が現れる。
そして、ここからハート沢を覗き込んだ。
最初はいい感じに見えていたのだが...
よくよく見ると...
こちらも下方が予想以上の落石だった...
さて、ハート沢へ入ってしまった以上、逆に戻るのも厄介だ。
ここでスキーを履いた。
昨年も滑っているので「何とかなるだろう」と気分的に楽だった。
スキー板の滑走面がどうなってしまうのか...
そっちの不安の方が気になったかな...
そして滑走、ハート沢へ突入する!
<その3へ続く>
まずは積雪求めて移動する。
山頂から噴火口に向かって左斜面の方が、雪が繋がっているように見えた。
そして噴火口を見下ろす。
スキーを履いたら滑走の準備完了。
いざ、ドロップイン!
雪は柔らかいザラメだった。
スピードにも乗って、まずまずの滑り心地だ。
あっという間に山頂の斜面が終わっていく。
噴火口ボトム付近まで滑り降りたところで雪が薄れ地面が露出した。
相方は無理矢理スキーのまま... 飛び越えるようにここを突破した。
しかし、私はスキー板滑走面の保護を考えて一度スキーを外す。
山頂斜面に描いたシュープールを振り返る。
右下の積雪が途切れた個所で私は板を外した訳である。
再び板を履くものの、「剣岩」のかなり手前で雪が全く無くなってしまった...
当然ここからはスキーを担いで歩くことになる。
山頂神社、この辺り一帯は地熱があるようだ。
所々の地面から白い湯気が上がっている。
積雪は全く無く、ここは夏山と同様の景色だった。
そのまま夏道上を歩き、噴火口から御鉢へと脱出した。
筋肉疲労、そして塩分不足か...
この辺りの歩行中に腿が攣りそうになった...塩が欲しい...
この美しい景色もここで見納めだ。
御鉢からの下りは登山道に従う。
ガレガレのあの面倒な斜面をスキー靴で...慎重に下り不動平へと向かった。
斜面途中まで来て漸く積雪へ辿り着いた。
この積雪はうまいこと八合目小屋まで続いている様だった。
雪面へ出て一安心。
ここで再びスキーを履いた。
積雪は道のように延びており、その上を滑走しながら八合目小屋へと向う。
この雪道は狭かったがなんとも気持ちよく滑れることができた。
徐々に積雪が増していき、広々とした緩斜面に出る。
そして無事、八合目小屋へと到着した。
▲11:35 八合目小屋
八合目小屋のテラス席では2人の登山者が休憩中であった。
入口は閉ざされており、まだまだ冬モードといった感じである。
トイレ小屋も閉ざされたままの様だ。
夏山登山であれば確実にここで休憩する。
お湯を沸かしてコーヒーでも淹れるところだが...今日はここに長居せず。
次なる滑走の事で頭がいっぱいだった。
岩手山八合目の名水、「御成清水」もまだまだ雪の中。
テラスで休憩中の2人が出発していった。
その後、我々もこの場を離れた。
小屋の裏側へ回り、そこから七合目付近までを滑走する。
その途中で本日の滑走予定の1つ、「鬼又沢」を眺めてみた。
鬼又沢の状況は思っていたより落石が酷かった...
<鬼又沢>
麓から眺めた時はもっと白く見えていたが、サラリと積もった雪に騙されていた。
ある程度の落石は予想していたのだが...
鬼又沢の下流に大きな砂防ダムが見えていた。
しかも砂防ダムは2つある。
あの堰堤を越えられるのかどうか?
いろいろと不安があり、今回は鬼又沢を諦めることにした。
また来年。
もっと雪の多い時期にチャレンジしよう。
ということで、今年も滑走ルートは「ハート沢」に絞られた。
▲11:55 七合目
夏道の七合目がハート沢へのエントリーポイントになる。
スキーを外して少々の藪漕ぎをすると積雪が現れる。
そして、ここからハート沢を覗き込んだ。
最初はいい感じに見えていたのだが...
よくよく見ると...
こちらも下方が予想以上の落石だった...
さて、ハート沢へ入ってしまった以上、逆に戻るのも厄介だ。
ここでスキーを履いた。
昨年も滑っているので「何とかなるだろう」と気分的に楽だった。
スキー板の滑走面がどうなってしまうのか...
そっちの不安の方が気になったかな...
そして滑走、ハート沢へ突入する!
<その3へ続く>
この記事へのコメント
火口にむけてそりすべりしたいなぁ(笑)
ハート沢、鬼又沢の斜度ってどれくらいですか?
結構ありますよね……
ハート沢、鬼又沢の斜度ってどれくらいですか?
結構ありますよね……
Posted by 結斗パパ at 2015年04月24日 13:57
▼結斗パパさん
こんばんは!
ではではヒップソリを買いましょう!
ハート沢をソリで滑ったらどうなるのかな~、絶対にお勧めしませんが...
斜度は馬返しの登山道と同等くらいですかね?
こんばんは!
ではではヒップソリを買いましょう!
ハート沢をソリで滑ったらどうなるのかな~、絶対にお勧めしませんが...
斜度は馬返しの登山道と同等くらいですかね?
Posted by PALOMON at 2015年04月24日 22:33