★ＰＡＬＯＭＯＮの山行きページ

花山青少年旅行村（要害キャンプ場）　ソロキャンプ
宮城県 栗原市
2011年11月12日～13日　（1泊）
天気：晴→曇 （夜間雨） →

前回の鮭川村エコパークに続いてまたソロキャンプ。
今回は宮城県栗原市にある花山青少年旅行村の要害キャンプ場を選択。

５年ほど前だろうか？一度ここでキャンプをしたことがあった。
その時は天気が悪く、夜は大雨になった．．．
しかし施設内に用意されていた大型テント？その下にソロテントを張れた。
おかげで、雨に濡れずにバーベキューまでも楽しめた。

今回も夜は天気が崩れそう．．．？
テントの下にテントを張る！その時を思い出し再びここへ訪れたわけだ。　

道路を挟んだ高台にキャンプ場の管理棟がある。
誰もキャンプをしている人はいない、大丈夫か？
事前に参照してきたホームページでは明日くらいまで営業とのこと．．．

心配したが、部屋の奥に管理人さんが居られた。
もう利用する人は少ないが、１１月１５日まで営業しているようだ。

今回の料金は下記のとおり。
・入場料（２日分）＝３００円
・テント設営料＝５２０円
・フリーサイトへの自動車進入料１台＝１，０５０円

フリーサイトへ車を入れるには管理人から渡された錠で入り口を開ける。



フリーサイトはかなり広い。
花山湖という湖の畔がフリーサイトである。
その他、テニスコート、運動広場、コテージ、バンガローテントなどの施設がある。
団体向けにキャンプファイアが出来るエリアもあった。
紅葉もまだ残っていて綺麗だった。



こちらは貸しテント。
１泊＝１，０５０円で借りれるようだ。
ちょっと怪しげな様子．．．あまりこのテントには寝たくないな？
ちょっと中身を除いて見たら、まあまあ綺麗だった。
子供会などのレクでは、この貸しテントなどがよく活用されるのであろう。



我々２人はそれぞれの山テントを設営する。
ここへ訪れた目的のとおり、施設のテントの下に山テントを張った。
これで大雨が来ようと心配無し。
地面には丸い小石が厚めに敷かれていて水溜りの心配も無し。
他に誰もいないので迷惑掛けることも無い。　（下の写真）



無事テントの下にテントを設営したら、次は焚き火の準備。
今回は薪ストーブ用の「なら薪」を購入してきた。
広葉樹は火が長持ちするらしいがどうだろうか？
この薪、ちょっと大きいので始めは着火しにくいだろう。
それに備えて燃え易い廃材も沢山持ってきた。　（鉈で薪割り．．．硬い．．．）



準備も終わりひと段落。
コーヒーを飲みながら夕暮れを待つ。



さて、今回はメスティンでご飯を炊こうと思っていた。
縦走登山でもやろうと思っていたが、結局いつもアルファ米で．．．
今回はメスティン炊飯の練習だな。

エスビットのポケットストーブで炊飯をやってみよう。
固形燃料のミリタリー１個でちょうど米１合が炊けるとか？？



火を止めるタイミングはお焦げの臭いなのだが、その前に固形燃料は燃え尽きた．．．
ちょっと早かったか？
一応、メスティンをひっくり返して１０分ほど放置する。



やはり火が足りなかった．．．失敗だ．．．
まあ、失敗があって次は成功するもの。いい練習だ！

気を取り直して今回もステーキとワインで楽しもう。
地元岩手のエーデルワイン、とても美味しい。




焚火も始まり乾杯！　夜のいい時間がゆっくりと流れる。
なら薪は長く良く燃えるな！
この焚火を利用して、今回は「焼き芋」を作ることにした。



サツマイモを水で洗って、そのままアルミホイルに包んで焚火に入れる。
どのくらいで出来上がるのか良く分からないが．．．
３０分くらい放置していたが、取り出して割ってみると．．．



とてもいい出来具合！
そしてとても美味い、焚火を利用した焼き芋は大成功だった！

長い時間、暖かい焚火で過ごしていたが、火が燃え尽きたら寒くなる。
歯磨きしたらテントへイン。

予想通り夜間は雨が降った。
しかし自分のテントの上には、更に施設の大テントがある。
そのお陰で朝まで安心して寝れるのであった。

昨日、岩手の平地にも雪が積もった。
あとは山にいっぱい雪が積もるのを待つ．．．
そしたら、スノーシューやら山スキーやら、また冬のアウトドアを楽しもう！


（完）