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2011年09月23日

北岳-その1

北岳-その1北岳(きただけ)
標高 3,193m (山梨県) 百名山
2011年9月17日~18日

1日目:雨 雨
広河原~白根御池(テント泊)
2日目:晴 晴れ
白根御池~肩の小屋~山頂~白根御池~広河原

移動:往復1,330km
自家用車(岩手→白根IC→芦安)、乗合タクシー(芦安→広河原)


いよいよ9月連休がやってきた! 9月連休は3年連続のアルプス遠征!
昨年は燕岳~大天井岳~常念岳の表銀座縦走。
一昨年は白馬岳~杓子岳~鑓ヶ岳の白馬三山縦走であった。

そして今年選択した山は南アルプスの「北岳」である!
我々にとって初めての南アルプス遠征となった。
 

いつも我々は晴れている地域を狙って遠征先を決めている。
各地の山候補をピックアップし、1週間前から週間天気予報をじっくり見続けるのだ。

しかし、その日が近づくにつれて天気が怪しくなっていく...
天気予報でこの3連休中「晴マーク晴れ」が表示されている地域は関東くらいだ。
そこで一番天気の良さそうな南アルプスの「北岳」に遠征先を絞り込んだ。

当初のプランは下記のとおり、2泊3日のテント泊である。
 1日目:広河原-3:00-白根御池(幕)
 2日目:白根御池-3:00-北岳山頂-1:30-北岳山荘(幕)-2:30-間ノ岳-2:00-北岳山荘
 3日目:北岳山荘-4:00-広河原     
(やはり北岳に登ったら間ノ岳までの縦走は外せないだろう。)

<準備>
今回の遠征に備えてちょっとしたアイテムを購入。
1つはガスストーブ、「EPI-REVO3700」
今まではユニフレーム「US-600」で10年以上過ごしてきたが、ここにきて漸くコンパクト化。
オスプレーの「DigiStow(デジストウ)」というデジカメのポーチ。
Myザック「オスプレーイーサー70」のデザインと合わせる。
北岳-その1北岳-その1
アイテムの詳細は後日アップということで...

<9月16日(金)>------------------------------
▲22:30 岩手出発
仕事をさっさと済ませて自宅へ戻り、最終準備を整える。
持ち物は3日分のテント泊装備と、登山後の温泉セットくらいだ。

そしていつもの高速徹夜移動を開始する。今回は助手席でウトウトと...
岩手→宮城→福島→栃木と東北自動車道を南下する。
福島辺りからか? 雨が降り出してきた。雨

栃木からは北関東自動車道へ乗り継ぎ、足利方面へ向かう。
夜中の3時頃か?景色は分からない...
そのまま関越道を通過し、圏央道も通過し、朝方に八王子へ。
中央自動車道に乗り継いで山梨の「白根IC」までやってきた。(ここまで8時間かかる。)

<9月17日(土)>------------------------------
▲7:00 山梨県 南アルプス市到着
天気は雨だ...雨 さて、どうするか?
現地が雨だったらその場で予定を変更することも考えていた。
例えば日帰りで登れる百名山を2つ潰すとか?
ここまで来た事だし、まずは「芦安温泉」まで行ってみよう。

▲7:45 芦安温泉
無料駐車場や広河原行きのバス停位置などは事前にHPで確認済み。
車で下見をしていると第3駐車場の駐車スペースに誘導される。
どうやら車を誘導しているのは乗合いタクシー会社の様だ。
北岳-その1北岳-その1北岳-その1
他の登山客も雨を覚悟で出発する様子だったので我々も行くことを決める。
しかし、天気予報で「晴れマーク」が見えるのは明日のみだ。

ここで当初のプランを変更することにした!
「白根御池」をベースにして北岳ピークのみをテント1泊で目指すプランだ。
 1日目:広河原-3:00-白根御池(幕)
 2日目:白根御池-3:00-北岳山頂-2:00-白根御池-2:00-広河原   

▲8:45 芦安出発
乗合タクシーで、いざ広河原を目指す。
バスで1時間かかるところ、乗合タクシーだと45分と早い。
料金は広河原まで片道1,100円。バスは1,000円のようだ。
南アルプス林道の案内板。 (クリックでちょっとだけ拡大、お読み下さい。)
北岳-その1


地図はこちら
▲9:30 広河原
少しだけ空が明るくなっていたが、時より雨が落ちてくる微妙な天気だ。
ここで靴紐を締め、スパッツを装着。登山の準備を整える。
テント1泊にプランを変更した為、食料と着替えを減らしザックは軽量化された。
北岳-その1北岳-その1北岳-その1

▲9:40 登山開始
いよいよ出発だ!
北沢峠行きの林道ゲート横を通過する。
北岳-その1

緑の吊橋、他のブログなどでもよく拝見していた。
この吊橋を渡ると「北岳に来た」という実感が湧いてくる!
北岳-その1
▲9:45 広河原山荘
早くも小雨が降ってきた...
早速、ザックにレインカバーを装着する。
レインウェアは暑いので着ないで登る。(レインウェアは下だけでも履けば良かった...)
北岳-その1北岳-その1
今日の宿泊地(テン場)である「白根御池」まではコースタイム3時間。
結構な急登らしいので頑張って登ろう。

岩と木根の登山道は急登ではあるがそれ程歩き難くは無い。
北岳-その1北岳-その1
ちょっとした徒渉ポイントが2箇所あった。
双方とも水量は少ないので問題なし。
北岳-その1
登るに連れて雨の量も多くなる...
同じような景色、九十九折の道、ちょっと飽きてくるな...
途中には木製の梯子が多くある。雨で濡れていて滑りやすいので気をつけよう。
北岳-その1北岳-その1
ベンチなども設置されていたが雨で濡れて座る気もしない。
そんな急登を1時間半かけて登りきる。

▲11:20 
ここの急登が終わると白根御池小屋までの残りの道は比較的楽だ。
ちょっと荒れた道に見えるが、整備されていて安全面は問題なし。
北岳-その1北岳-その1
この時、既に雨は本降り...
登っているので寒さは感じなかったが、レインウェアを着ていないのでズブ濡れだ...

前方から発電機と思われるエンジン音がしてきた。ここで小屋が近いことを認識する。

▲11:45 白根御池小屋
漸く小屋が見えてきたぞ。
北岳-その1北岳-その1
広河原から2時間程で今日の宿泊地へ到着。
コースタイムは3時間だが、だいたい2時間くらいで登れるようだ。
雨だったせいか...気持ち的には長く感じたな...

小屋前の広場には雨なのに多くの登山者がいる。
小屋泊まりは結構混雑することだろう。
北岳-その1
しかし、とても立派な小屋だ!
トイレも立派な水洗トイレ。トイレの電気もセンサーで点灯する。
そして水が豊富でとてもおいしい!南アルプスの天然水が飲み放題だ。
テント泊としてはかなり過ごしやすいテン場である!

▲12:00 テント設営
外の窓口でテン場の受付をする。(1人=500円)
ここのテン場の目安は40張。
池の周りにも設営可能のようだが、小屋前の方がトイレも水場も近いので便利だ。

まだ正午、設営場所は殆んど空いている。
小屋の向かいにちょっとした丘がある。そこの水捌けの良さそうな場所へ設営した。
北岳-その1
雨の中のテント設営は始めてだ。
フライを広げてその下でいろいろと準備したが...
結局インナーも全部ずぶ濡れだ。もうどうでも良くなる。

まあ設営後、タオルで中を全部拭いて一件落着!

ここから長い午後の時間が始まる... 

<その2へ続く>



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今更ながら、昨年秋の登山3周年記念遠征。9月の3連休。いつものように2泊3日の予定で目指すのは「北岳」。天気予報は微妙な感じだが、他の地域よりは晴れそうな雰囲気であった。...
★登山★北岳(2011/09)第一章【山梨県】【★やすのレビュー★】at 2012年05月28日 06:55
この記事へのコメント
どもっ!

雨のとき、やっぱ少々暑くてもレインウェアを着るべきだなっ。
「どうせ着替えるから」とそのまま行ったのは失敗だったなと思っている。
持っているものは利用しないとね。
Posted by やす at 2011年09月23日 22:02
▼やすさん
ども!
写真サンキュー、今回も使わせてもらっている。
レインウェアの件だが、下は着替えが無かったから履いておくべきだったかな...
まあ、コレも教訓だろう。
雨の中、テント設営は難しいな。パッキングの仕方も反省点が多いよ~。
Posted by PALOMONPALOMON at 2011年09月24日 08:48
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    コメント(2)