2015年11月29日
金ケ崎駒ケ岳-登山(今期6回目)

日程:2015年11月29日(日) 日帰り
天候:曇|晴


▲金ケ崎駒ケ岳(かねがさきこまがたけ)
標高:1,129.8m
岩手県金ケ崎町・北上市
国土地理院地形図はこちら
<ルート>
◎うがい清水(登山口) ~
▲金ケ崎駒ケ岳(ピストン)
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平地にも雪が降り最低気温も氷点下と、いよいよ冬入りといった感じである。
今日は先週に引き続き、地元の山である金ケ崎駒ケ岳へ登ってみた。
この一週間で山の景色は一転していた...
金ケ崎駒ケ岳の登山口(うがい清水)へ近づくと一気に積雪が増してきた。
車道には15cm程の積雪。
勾配のあるカーブを曲がると、登山者の車か?
諦めて林道を引き返そうとする車2台に出くわす。
登山口駐車場(うがい清水)へ到着するが、雪が深くて車を入れるに不安を感じた。
そこへ先程引き返して行った車1台が戻って来た。
その方に「登るのか」と問いかけると登るという。
単独では勢いづかなかったが、その方の一言に入山を決意した。
その方と同様に車を林道の途中に駐車した。

その方は一関のSさんという。
Sさんに先行して頂き、林道の途中から登山道へ入った。
▲10:35 登山開始
この一週間で山麓の景色は一転していた。
先週は茶色の絨毯、乾いた枯れ葉の上を歩いたが...
(先週の景色はこちら)


長めのレインスパッツを着けて登っていたが、それだけではこの雪の深さに難儀する。
11:00 四等三角点
なだらかな登山道を進み四等三角点まで到着。
ここは陽当たりが良いので雪から三角点が頭を出していた。
この先から斜度が増してくる。

四等三角点を過ぎると斜度と共に積雪も増した。
尾根沿いの登山道には風の影響で雪が吹き溜まっている。
想定外の膝上ラッセルとなった。
ここでレインウェアを履くことになる。
そしてラッセルを交代し先へ進む。

▲11:35 下賽の河原
ここで念のため軽アイゼンを装着した。
その間に再びSさんが先へ出る。
その後、山頂まで先導して頂いたが、結構深くて大変だったと思われる...

この先は風当たりの強い尾根路なので更に雪が深くなっていた。
吹き溜まりでは1メートル程の長さのストックもすっぽりと雪に埋もれてしまうくらいだ。
単独だったらここで確実に引き返していただろう...

▲11:55 上賽の河原
深雪に苦戦しながらも上賽の河原へと到着する。

ここからいつも以上に駒ケ岳の山頂神社がしっかりと見える。
こうなれば山頂まで行くしかないのである。

上空には青空も見えた。
その青空に反して風は強めである。
ゴーゴーと物凄い音を立てて吹いていた。
その音にも引き返したくなるような要素があった。

駒ケ岳山頂への最後の登りは急登である。
昨日から続いている強風のせいか、この積雪のせいか...
倒木の影響で道が塞がれ、それに深雪も加わって...
最後の登りはとても歩き難く疲れたのである。

着雪が融けて手袋も濡れていた。
今日は毛帽子で来たものの、替えの手袋はザックに入っていない...
防水のオーバーグローブも持たずに入山したことは反省点である。

▲12:20 駒ケ岳山頂
山頂神社が見えればそこがゴールである。
Sさんのお蔭でここまでやって来れたと、山頂にてお礼の一言を告げた。





山頂の二等三角点も、何とか積雪から頭を出していた。
三角点タッチ。
無事にいつもの山頂儀式を終える。
あとは山頂からの雪山景色を眺めるのみだ。
<経塚山>

<下界方面>
積雪のお蔭で登って来た登山道がはっきりわかる。

<夏油方面>
夏油高原スキー場のコースもここから眺めることが出来た。

山頂神社を盾にして風を防ぎ、ザックに入っていた行動食を食べた。
ラーメンやコーヒーも持ってきたが、今日はガスストーブを控えることにした。
気温は氷点下。
動いていないと寒いので、先週の様に長いせずにさっさと下山する。
▲12:35 下山開始
下山では積雪の中に遠慮なく足を踏み入れ、ラッセルをクッション代わりに下山する。
下賽の河原まで下って軽アイゼンを外した。(軽アイゼンはあまり意味が無かった)
その後もズボズボと足を突っ込んで深雪の中を下った。

一関のSさんはザックからノコギリを取り出して登山道の倒木を除去していた。
それはとても慣れた感じであった。
話を聞けば同エリアである焼石岳周辺の登山道の刈り払いなどもシーズン中に行ってくれているという。
感謝するとともに、自分も何か役に立つことをしなければならないなと思った。
▲13:45 林道へ下山
そして無事下山、お疲れさんでした。
流石に今日の登山者は我々2人のみだった。
この雪は根雪になるだろう。
そして登山口までの林道も積雪に閉ざされ車では入れなくなる。
(数キロの林道を歩かなければならない。)
金ケ崎駒ケ岳は今期6回目の登山であった。
すっかり「トレーニングの山」となったわけだったが、今日をもって今期の入山は終わりだろう...
(完)
車道には15cm程の積雪。
勾配のあるカーブを曲がると、登山者の車か?
諦めて林道を引き返そうとする車2台に出くわす。
登山口駐車場(うがい清水)へ到着するが、雪が深くて車を入れるに不安を感じた。
そこへ先程引き返して行った車1台が戻って来た。
その方に「登るのか」と問いかけると登るという。
単独では勢いづかなかったが、その方の一言に入山を決意した。
その方と同様に車を林道の途中に駐車した。

その方は一関のSさんという。
Sさんに先行して頂き、林道の途中から登山道へ入った。
▲10:35 登山開始
この一週間で山麓の景色は一転していた。
先週は茶色の絨毯、乾いた枯れ葉の上を歩いたが...
(先週の景色はこちら)


長めのレインスパッツを着けて登っていたが、それだけではこの雪の深さに難儀する。
11:00 四等三角点
なだらかな登山道を進み四等三角点まで到着。
ここは陽当たりが良いので雪から三角点が頭を出していた。
この先から斜度が増してくる。

四等三角点を過ぎると斜度と共に積雪も増した。
尾根沿いの登山道には風の影響で雪が吹き溜まっている。
想定外の膝上ラッセルとなった。
ここでレインウェアを履くことになる。
そしてラッセルを交代し先へ進む。

▲11:35 下賽の河原
ここで念のため軽アイゼンを装着した。
その間に再びSさんが先へ出る。
その後、山頂まで先導して頂いたが、結構深くて大変だったと思われる...

この先は風当たりの強い尾根路なので更に雪が深くなっていた。
吹き溜まりでは1メートル程の長さのストックもすっぽりと雪に埋もれてしまうくらいだ。
単独だったらここで確実に引き返していただろう...

▲11:55 上賽の河原
深雪に苦戦しながらも上賽の河原へと到着する。

ここからいつも以上に駒ケ岳の山頂神社がしっかりと見える。
こうなれば山頂まで行くしかないのである。

上空には青空も見えた。
その青空に反して風は強めである。
ゴーゴーと物凄い音を立てて吹いていた。
その音にも引き返したくなるような要素があった。

駒ケ岳山頂への最後の登りは急登である。
昨日から続いている強風のせいか、この積雪のせいか...
倒木の影響で道が塞がれ、それに深雪も加わって...
最後の登りはとても歩き難く疲れたのである。

着雪が融けて手袋も濡れていた。
今日は毛帽子で来たものの、替えの手袋はザックに入っていない...
防水のオーバーグローブも持たずに入山したことは反省点である。

▲12:20 駒ケ岳山頂
山頂神社が見えればそこがゴールである。
Sさんのお蔭でここまでやって来れたと、山頂にてお礼の一言を告げた。





山頂の二等三角点も、何とか積雪から頭を出していた。
三角点タッチ。
無事にいつもの山頂儀式を終える。
あとは山頂からの雪山景色を眺めるのみだ。
<経塚山>

<下界方面>
積雪のお蔭で登って来た登山道がはっきりわかる。

<夏油方面>
夏油高原スキー場のコースもここから眺めることが出来た。

山頂神社を盾にして風を防ぎ、ザックに入っていた行動食を食べた。
ラーメンやコーヒーも持ってきたが、今日はガスストーブを控えることにした。
気温は氷点下。
動いていないと寒いので、先週の様に長いせずにさっさと下山する。
▲12:35 下山開始
下山では積雪の中に遠慮なく足を踏み入れ、ラッセルをクッション代わりに下山する。
下賽の河原まで下って軽アイゼンを外した。(軽アイゼンはあまり意味が無かった)
その後もズボズボと足を突っ込んで深雪の中を下った。

一関のSさんはザックからノコギリを取り出して登山道の倒木を除去していた。
それはとても慣れた感じであった。
話を聞けば同エリアである焼石岳周辺の登山道の刈り払いなどもシーズン中に行ってくれているという。
感謝するとともに、自分も何か役に立つことをしなければならないなと思った。
▲13:45 林道へ下山
そして無事下山、お疲れさんでした。
流石に今日の登山者は我々2人のみだった。
この雪は根雪になるだろう。
そして登山口までの林道も積雪に閉ざされ車では入れなくなる。
(数キロの林道を歩かなければならない。)
金ケ崎駒ケ岳は今期6回目の登山であった。
すっかり「トレーニングの山」となったわけだったが、今日をもって今期の入山は終わりだろう...
(完)
キッツ川遡行の動画アップ
3回目の沢(キッツ川-金ヶ崎駒ヶ岳)
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金ケ崎駒ケ岳-登山(今期2回目)
金ケ崎駒ケ岳-山スキー
金ケ崎駒ケ岳-登山(今期5回目)
金ケ崎駒ケ岳-登山(今期4回目)
Posted by PALOMON at 21:44│Comments(2)
│金ケ崎駒ケ岳
この記事へのコメント
結構な雪ですね。これでは自分の力では無理だったように感じます。
この感じでは栗駒は全く駄目ですね。いわかがみ位なら行けるかも知れませんが。
その前に車のタイヤだけでも交換しないと駄目ですね。
この感じでは栗駒は全く駄目ですね。いわかがみ位なら行けるかも知れませんが。
その前に車のタイヤだけでも交換しないと駄目ですね。
Posted by isam at 2015年11月29日 23:13
▼isamさん
こんにちは!
はい、想定していたより積雪が多かったですね。
登山道に吹き溜まっていたので余計に深かったです。
栗駒はどうでしょうか?
風が無ければ良いのでしょうが、ワカンやスノーシューは必要そうですね。
こんにちは!
はい、想定していたより積雪が多かったですね。
登山道に吹き溜まっていたので余計に深かったです。
栗駒はどうでしょうか?
風が無ければ良いのでしょうが、ワカンやスノーシューは必要そうですね。
Posted by PALOMON
at 2015年11月30日 08:11
