2015年07月25日
焼岳-登山②

日程:2015年7月19日
天候:曇

▲焼岳(やけだけ)
標高:2,455m
長野県・岐阜県
日本百名山
(地理院地図はこちら)
▲焼岳小屋(やけだけこや)
標高:2,070m
7月28日:岩手~長野へ移動
<ルート>
新中の湯ルート:◎焼岳登山口 ~ 広場 ~ ▲焼岳(北峰) ~ ▲焼岳小屋 ~ 田代橋(上高地登山口)
いよいよ北ア焼岳へ向かう。
天気はイマイチだが、これからの回復に期待する!
朝3時を過ぎた頃か?
周囲の登山者が早々に動き出した様だ。
自分らも徐々に準備を開始。
まずは車中で朝食を摂り、外へ出るがどんよりとした天気だ...
昨夜は雨が強めだったが何とか雨はあがっている。
出発予定の5時にもなると登山口の駐車場は満車状態。
登山口の周囲に路駐する登山者も増えてくる。

▲5:10 焼岳登山口 出発
さて、予定時間の5時も過ぎそろそろ出発することにする。
昨夜は暗くて分からなかったが、焼岳への登山口は駐車場のすぐ向かいだった。

北ア焼岳への登山は初めて。
下調べもあまりしてこなかったので、どんなコースが続くのかは不明。
いざ出発!
まずは道路脇の道を登っていくようだ。




出だしの樹林内の登山道はやや急な登りだった。
雨が上がったばかりではあるが、それ程足元がドロドロしているわけではない。
そんな中、樹林内にはゴゼンタチバナが多く咲いていた。
そしてある程度登っていくと斜度も緩やかになっていく。
木道なども敷かれ登山道はまずまず整備されている。

▲6:30 広場
山と高原の地図に記載されている「広場」という場所まで登ってきた。
ここまでは地図上のコースタイム通りの1時間20分。
休憩するも、立ち止まっていると多くの虫が寄ってくるのだった...

頭から被るタイプのモスキートネットを使用している方が居られた。
あれは便利だろうな。
ちなみに虫除けのムヒを使うも、全く効果が感じられない...
休憩も短めに先へと進む。
広場を過ぎると樹林を抜け出る。
曇りではあったが、この辺りは気持ちよく歩けた。
しかし、尚も虫だけは厄介だった...
やす氏は手指を虫に刺されたようで、あそこはとても痒そうである。

樹林外の花はアカモノ、マイヅルソウ、イワカガミといったところ。
この辺りに珍しい花は見つけられなかった。


メンバー4人だが、岩手の相方やす氏、京都のAJさん、埼玉の山ださん。
ちょっと変わっている...いろいろな地域から集まったメンバーである。
前を行く登山者のザックに入れられ、犬さんも焼岳へと登っていた。



後半の登山道にはゴロゴロとした岩が多くなる。
そして何処からか、硫黄の様な匂いが漂ってきた。
何となく焼岳らしくなってきたな。
登山口から2時間半ほどで尾根へと上がった。
急に風当たりが強くなる。
寒さも感じたので1枚着込んで体温を調整する。
大体の方はここでウェアーの調整を行っていた。
天気は相変わらずガスっており、雄大なる景色はお預けと言ったところ...

そんな中、腰を下ろして休憩していると、一瞬ガスが切れた。
今がチャンス!
と、皆カメラを構えて写真を撮りだす。


ガスが切れた際に尾根の反対側には池が見えた。
何という池だろう、地図には名前が書かれていない。
しかし、このような景色も一瞬だった...再び白いガスに覆われる。
体が冷えすぎないうちに山頂(北峰)へと出発する。
ちなみに三角点は南峰山頂にあるようだった。
南峰は立ち入り禁止区域になっているようで三角点タッチはなし...残念。
ここからの登山道は岩場続だが、特に難所という訳ではない。

鞍部から北峰に上がる最後の道は若干斜度がある。
「キケン」と書かれた岩の奥には高温の蒸気が噴き出ている。
岩は硫黄で黄色く染まっていた。




▲7:55 焼岳北方
3時間弱で皆順調に焼岳登頂を果たす。おめでとう!
記念撮影をしたり、それを手伝ったり...
相変わらずガスで視界は遮られており、山頂からの雄大な景色は楽しめなかった。
ここからの景色は想像で済ませよう...
さて、短めに山頂を楽しみ、その後は焼岳小屋を目指すことにする。
▲8:10 北峰と南峰の鞍部
岩にかかれた「←焼小屋」との案内がある。
地図上のコースタイムではここから焼岳小屋まで40分とのことだった。
ここからは岩場の道をひたすら下っていく。



その途中、岩場に隠れて風を凌ぎ、行動食として「どら焼き」を食べる。
近くに「焼岳小屋まで30分」の標識を見つけた。
ちなみに先ほどの鞍部から既に30分が経過していたが...

ある程度下って行くと、茶色だった岩場の景色から一転して緑が広がってくる。
そしてたまにガスが切れて雄大な景色が広がる場面もあり。


徐々に咲いている山の花も変わってきた。
黄色い花は何だろう?
時期的にハクサンオミナエシだろう。
アザミが鮮やか、ミヤマホツツジも久しぶりに見ることが出来た。




岩場に苔が綺麗に生えている個所があった。
その周辺の所々からは温風が噴出していた。
そこには地熱が創り出す不思議な光景があった。
▲9:15 焼岳小屋
上部から緑色の屋根が見えてきた。
そして漸く焼岳小屋へと到着する。
ゆっくり歩いて、コースタイム40分のところを1時間以上かけてここまで来た。

焼岳小屋の周辺はとても賑わっている。
小さな小屋は外トイレ、利用させて頂いた。
そしてお土産はいろいろと販売されている。
久しぶりに日本百名山の1つを制覇したので、ここで焼岳の山バッジを手に入れる。
(500円)




その後は小屋前のベンチをお借りして短めの休憩。
ザックからノンアルビールを取り出した。
凍ったペットボトルと一緒にソフトクーラーで冷やしておいたのでそれはイイ感じに冷えていた。
350ccなので少しずつだが... 冷えたノンアルビールで4人で乾杯!

このまま上高地へ下りて行こう!
<その3へ続く>
周囲の登山者が早々に動き出した様だ。
自分らも徐々に準備を開始。
まずは車中で朝食を摂り、外へ出るがどんよりとした天気だ...
昨夜は雨が強めだったが何とか雨はあがっている。
出発予定の5時にもなると登山口の駐車場は満車状態。
登山口の周囲に路駐する登山者も増えてくる。

▲5:10 焼岳登山口 出発
さて、予定時間の5時も過ぎそろそろ出発することにする。
昨夜は暗くて分からなかったが、焼岳への登山口は駐車場のすぐ向かいだった。

北ア焼岳への登山は初めて。
下調べもあまりしてこなかったので、どんなコースが続くのかは不明。
いざ出発!
まずは道路脇の道を登っていくようだ。




出だしの樹林内の登山道はやや急な登りだった。
雨が上がったばかりではあるが、それ程足元がドロドロしているわけではない。
そんな中、樹林内にはゴゼンタチバナが多く咲いていた。
そしてある程度登っていくと斜度も緩やかになっていく。
木道なども敷かれ登山道はまずまず整備されている。

▲6:30 広場
山と高原の地図に記載されている「広場」という場所まで登ってきた。
ここまでは地図上のコースタイム通りの1時間20分。
休憩するも、立ち止まっていると多くの虫が寄ってくるのだった...

頭から被るタイプのモスキートネットを使用している方が居られた。
あれは便利だろうな。
ちなみに虫除けのムヒを使うも、全く効果が感じられない...
休憩も短めに先へと進む。
広場を過ぎると樹林を抜け出る。
曇りではあったが、この辺りは気持ちよく歩けた。
しかし、尚も虫だけは厄介だった...
やす氏は手指を虫に刺されたようで、あそこはとても痒そうである。

樹林外の花はアカモノ、マイヅルソウ、イワカガミといったところ。
この辺りに珍しい花は見つけられなかった。


メンバー4人だが、岩手の相方やす氏、京都のAJさん、埼玉の山ださん。
ちょっと変わっている...いろいろな地域から集まったメンバーである。
前を行く登山者のザックに入れられ、犬さんも焼岳へと登っていた。



後半の登山道にはゴロゴロとした岩が多くなる。
そして何処からか、硫黄の様な匂いが漂ってきた。
何となく焼岳らしくなってきたな。
登山口から2時間半ほどで尾根へと上がった。
急に風当たりが強くなる。
寒さも感じたので1枚着込んで体温を調整する。
大体の方はここでウェアーの調整を行っていた。
天気は相変わらずガスっており、雄大なる景色はお預けと言ったところ...

そんな中、腰を下ろして休憩していると、一瞬ガスが切れた。
今がチャンス!
と、皆カメラを構えて写真を撮りだす。


ガスが切れた際に尾根の反対側には池が見えた。
何という池だろう、地図には名前が書かれていない。
しかし、このような景色も一瞬だった...再び白いガスに覆われる。
体が冷えすぎないうちに山頂(北峰)へと出発する。
ちなみに三角点は南峰山頂にあるようだった。
南峰は立ち入り禁止区域になっているようで三角点タッチはなし...残念。
ここからの登山道は岩場続だが、特に難所という訳ではない。

鞍部から北峰に上がる最後の道は若干斜度がある。
「キケン」と書かれた岩の奥には高温の蒸気が噴き出ている。
岩は硫黄で黄色く染まっていた。




▲7:55 焼岳北方
3時間弱で皆順調に焼岳登頂を果たす。おめでとう!
記念撮影をしたり、それを手伝ったり...
相変わらずガスで視界は遮られており、山頂からの雄大な景色は楽しめなかった。
ここからの景色は想像で済ませよう...
さて、短めに山頂を楽しみ、その後は焼岳小屋を目指すことにする。
▲8:10 北峰と南峰の鞍部
岩にかかれた「←焼小屋」との案内がある。
地図上のコースタイムではここから焼岳小屋まで40分とのことだった。
ここからは岩場の道をひたすら下っていく。



その途中、岩場に隠れて風を凌ぎ、行動食として「どら焼き」を食べる。
近くに「焼岳小屋まで30分」の標識を見つけた。
ちなみに先ほどの鞍部から既に30分が経過していたが...

ある程度下って行くと、茶色だった岩場の景色から一転して緑が広がってくる。
そしてたまにガスが切れて雄大な景色が広がる場面もあり。


徐々に咲いている山の花も変わってきた。
黄色い花は何だろう?
時期的にハクサンオミナエシだろう。
アザミが鮮やか、ミヤマホツツジも久しぶりに見ることが出来た。




岩場に苔が綺麗に生えている個所があった。
その周辺の所々からは温風が噴出していた。
そこには地熱が創り出す不思議な光景があった。
▲9:15 焼岳小屋
上部から緑色の屋根が見えてきた。
そして漸く焼岳小屋へと到着する。
ゆっくり歩いて、コースタイム40分のところを1時間以上かけてここまで来た。

焼岳小屋の周辺はとても賑わっている。
小さな小屋は外トイレ、利用させて頂いた。
そしてお土産はいろいろと販売されている。
久しぶりに日本百名山の1つを制覇したので、ここで焼岳の山バッジを手に入れる。
(500円)




その後は小屋前のベンチをお借りして短めの休憩。
ザックからノンアルビールを取り出した。
凍ったペットボトルと一緒にソフトクーラーで冷やしておいたのでそれはイイ感じに冷えていた。
350ccなので少しずつだが... 冷えたノンアルビールで4人で乾杯!

このまま上高地へ下りて行こう!
<その3へ続く>
Posted by PALOMON at 21:19│Comments(2)
│焼岳
この記事へのコメント
アルプスですかね。そこは。虫も手強いようです。やはりネットが一番ですかね。暑苦しいようですが、虫が依ってくるよりは楽でしょうか?
休憩できないのが辛いですね。(>_<)
休憩できないのが辛いですね。(>_<)
Posted by isam at 2015年07月26日 05:52
▼isamさん
やはりネットは暑苦しいかもしれませんね(^-^;
今から友達と栗駒山に行ってきますが、虫が少なければいいなと...
やはりネットは暑苦しいかもしれませんね(^-^;
今から友達と栗駒山に行ってきますが、虫が少なければいいなと...
Posted by PALOMON
at 2015年07月26日 06:50
