★ＰＡＬＯＭＯＮの山行きページ

日程：2014年7月25日～28日（3泊4日）
天候：曇→晴→雨→晴　→→→

▲雲ノ平（くものだいら）
　標高：2,500～2,700m
　（富山県）

▲鷲羽岳（わしばだけ）
　標高：2,924m
　（富山県・長野県）
　日本百名山
　
▲黒部五郎岳（くろべごろうだけ）
　標高：2,840m
　（富山県・岐阜県）
　日本百名山

＜ルート＞
　1日目：折立 ～ 太郎平小屋 ～ 薬師峠キャンプ場
　2日目：薬師峠キャンプ場 ～ 薬師沢小屋 ～ ▲雲ノ平 ～ 祖父岳 ～ ワリモ岳 ～ ▲鷲羽岳 ～ 三俣山荘
　3日目：三俣山荘 ～ 黒部五郎小屋 ～ ▲黒部五郎岳 ～ 北ノ俣岳 ～ 太郎平小屋 ～ 薬師峠キャンプ場
　4日目：薬師峠キャンプ場 ～ 太郎平小屋 ～ 折立

---

＜その１＞　＜その２＞　＜その３＞　＜その４＞　＜その５＞　＜その６＞　＜その７＞　からの続き。
1日目　▲7:40 折立登山口 ～ ▲9:20 三角点 ～ ▲11:55 太郎平小屋 ～ ▲12:30 薬師峠キャンプ場
2日目　▲4:40 薬師峠キャンプ場 ～ ▲7:10 薬師沢小屋 ～ ▲10:30 雲ノ平山荘 ～ ▲12:15 祖父岳 ～ ▲14:30 鷲羽岳 ～ ▲15:45 三俣山荘
3日目　▲4:40 三俣山荘 ～ ▲6:40 黒部五郎小屋 ～ ▲9:30 黒部五郎岳



何とか黒部五郎岳へ登頂！

しかし、黒部五郎山頂で更に雨が強まった．．．

記念撮影をしたら、とっとと下山開始だ。
そして北ノ股岳方面へと向かう。

カールコース分岐点でデポしていた重いザックを再び背負う。
向かうは北ノ股岳～太郎平方面。　ガレた急坂を下り始める。

この急登で何名かの登山者とすれ違った。
そういえば黒部五郎小屋から黒部五郎岳までは登山者とあまりすれ違わなかったな。
今日は景色もないし、カールコースではなく稜線コースを使っているのかな？

この辺りでは今まで見られなかったチシマギキョウが多く咲いていた。
（雨でレンズが濡れていたのでイイ写真が残っていない。）

雨が弱まったタイミングで休憩を入れた。

今日もおやつに回進堂どら焼きを食べる。（小倉だ）
昨日と同様、行動食（おやつやソイジョイとかチョコレートなど）で夕方まで過ごす予定だ。


雨は次第に弱まり、そのうち落ちてこなくなった。


赤木岳へ差し掛かる辺りから空が明るくなり始める。

なんとも、タイミング悪いな．．．
振り返ると微かに黒部五郎岳も見られた。（右上）


▲12:10　赤木岳（2,622m）
正午過ぎ。
登山開始から7時間半が経過していた。

今日はペースが伸びなかった。
登山も3日目、足の裏や両肩が痛くて．．．　ちょっとダラダラだ。


今日の予定は薬師岳キャンプ場で1泊だ。

出発時には「出来れば今日中に折立へ下りよう！」という考えもあった。
このペースから、その案も消えかけてゆく。

北ノ股岳へと進むうちに漸く青空だ。


天気の回復でいつものテンションに戻ってきた。

しかし、消費した体力は戻ってはこない。
もう雨は降らないであろうが、レインウェアも着たまま歩いていた。


今日のやす氏は意外と元気だ。
「今日中に折立まで下りよう」という気持ちもまだあるようだった。


北ノ股岳へ近づく。
ここが本日のコースで最後のピークとなる。
そう思えば気持ちも楽になるな。


▲13:10　北ノ股岳（2,662m）
北ノ股岳へ到着。
ここからは北アらしい雄大な風景が望めた。



遠くには水晶岳や赤牛岳など、昨日みた北アの景色が戻りつつある。

さて、ここからは下る一方だ。


しかし太郎平小屋がとても遠かった。


やす氏は常に私のペースに合わせてくれる。
今回も大半は私のペースで歩かせてもらっていた。
今日のやす氏は見るからに体力は余裕だったが、自分はもうギブアップ！
足裏が痛くて．．．　テントで休もうという気持ちの方が上回っていた。
この辺りでやす氏に、「今日の折立への下山はギブアップ」と伝えた。

道も木道となり歩きやすくなってきた。
晴れ渡り、薬師岳の雄大な景色も戻ってきた。


▲15:15　太郎平小屋
やっとこさ、ここまで戻って来た。
重いザックを下して一休み。
三俣山荘からここまで、特に危険な個所は無かった。
強いて言えば、三俣蓮華岳の巻道コースの硬い雪渓くらいかなと。

２日ぶりの太郎平小屋。
一先ず山バッヂを購入する。



何か美味そうなものが無いか探してみた。
小屋番さんが食べていたものが美味そうだったのでそれを注文したみた。
それは商品ではないとのこと．．．　（ゼリーのようなものだったが。）

その横にパンが置いてあった。
パンは1個=200円。　それを購入した。
那須高原牛乳パン、ロングライフパンらしい。
確かに賞味期限が2週間後くらいだった。

ここで20分くらい休憩。
そして宿泊地の薬師峠キャンプ場へと出発した。
上から見る限り、２日前よりはテントの数が多いなと。


▲16:00　薬師峠キャンプ場
一昨日よりも賑わっていた薬師峠キャンプ場へ無事到着。
特に高校生（と思われる）ワンゲルらしいグループで賑わっていた。

比較的平らな場所を選択して無事設営完了！

今日も一日お疲れさんでした。

（その９へ続く）