★ＰＡＬＯＭＯＮの山行きページ

日程：2012年3月4日（日）　日帰り
天候：晴れ　

▲姥倉山（うばくらやま）
　標高：1,517.1m
　岩手県（滝沢市）　
　（地理院地図はこちら）

▲犬倉山（いぬくらやま）
　標高：1,408m
　岩手県（滝沢市）　

▲鎌倉森（かまくらもり）
　標高：1,316.7m
　岩手県（滝沢市）　


＜ルート＞
　◎網張スキー場 ～ ▲姥倉山 ～ ▲犬倉山 ～ ▲鎌倉森 ～ 網張温泉


＜関連記事＞
姥倉山－山スキー①　（網張スキー場～姥倉山）
姥倉山－山スキー②　（姥倉山～犬倉山）
　スキー板：ブラックダイヤモンド・ワラント
　ビンディング：ディアミール・イーグル１０
　スキーシール：Gecko　フリーライド


▲12:15　犬倉山山頂　（1,408m）
今日は登り初めからここまで天気に恵まれていた。

スノーシューのパーティーかな？
犬倉山頂でランチを楽しんでいるようだった。
網張スキー場のリフトにはスキーを履いていないと乗せてもらえないはず。
なので鎌倉森経由で網張温泉館から登ってきたのだろう。

犬倉山頂から先ほど滑ってきた姥倉山を振り返る。　

あの南斜面、なかなか楽しい滑りだった。
また今度、山スキーで姥倉山を滑ろう！
それと夏登山でも登ってみたいな。

岩手山もこの辺りで見納めかな？
しかしとてもイイ眺めだな。
この角度からの岩手山は平地からでは見れない。

犬倉山から今度は「鎌倉森」方面へ移動する。
またまたシールの取り外しだ。
犬倉山をちょっと下ると、南東側にスキーに適したイイ斜面があった。

そしてここを滑走！
雪はやや固めではあったが滑り易い！


ここの滑りも楽しかった！
登りは苦労するが、滑りは一瞬で終わってしまうものである。

広々とした斜面から一転、ちょっとした雑木林に入る。

今回、初使用の板（ワラント）。　やや不慣れなこともあり．．．
操作ミス、木に引っかかってコケる．．．
樹林帯は十分に気をつけよう！

ここから鎌倉森の山頂まで今日最後の登りになる。
今日３回目のシール貼りである。
シールを付けたり剥がしたり、糊のいらない「Gecko」はやはり便利だ。

▲13:00　鎌倉森（1,316.9m）
見晴らしのとても良い「鎌倉森」へ到着！

鎌倉森ではスノーシューの登山者３名が休憩していた。
ここから下までの雪の状態はどうかと尋ねると「春の雪」との回答．．．
滑りの楽しさには期待できないかな？

この辺りで自分の体調に異変があった。

背中が痛い．．．
実は夕べも寝ている時に２時間くらい背中付近から激痛、苦しんでいた。
その後、痛みも無くなっていたので不安ながらも本日山スキーに来ていたのだが．．．

まだ我慢できる痛みだったので早いところ下山しようと先を急ぐ。

シールを外して鎌倉森からの滑走！
まずは鎌倉森の大雪庇を滑り降りる。

ここは狭くて右側には巨大な雪庇。
とにかく落ちないように慎重に滑り下りる。
しかし、滑りにくい斜面．．．　ゆっくりと滑ろう。

なんとか無事に大雪庇を滑った。

そして広葉樹の森林に突入していく。　やはり雪が重い．．．
新しい板、重い雪での操作にちょっと苦労する。
せめて木にぶつからないようにゆっくりと．．．　こまめに止まりながら滑った。

苦労して標高800mくらいまで下ってきた。
するとトイレなどキャンプ場の施設がある場所まで下りてきていた。
ここでキャンプをしたことは無いが、標高800mなので夏でも涼しくキャンプに適していそうだ。

ここからはスキーを脱いで雪道を歩く。
すると直ぐに見覚えのある建物が見えてきた。
網張温泉館・ビジターセンターだ。

▲13:35　網張温泉館
雪道を登ると最後はビジターセンター脇の駐車場に出た。
まあ、なんとか無事下山！
最後の樹林帯は雪が重く慎重に下りたせいでかなり疲れた．．．

そして背中の痛みが気になる．．．

ここへスキーやザックをデポしてスキー場の駐車場へ戻ることにする。
網張温泉館の直ぐ上に休暇村本館へ通ずる吊橋がある。
ここの吊橋は初めて渡った。

さて、名湯「網張温泉」に浸かれば痛い背中も治るか？
そんな訳で温泉にて疲れを癒す。（５００円）
ここの温泉は何度も利用しているが、硫黄の温泉でイイ湯なのだ。
＜ホームページはこちら＞


痛みに耐えて運転、帰宅、そして病院へ．．．

この症状、自分でも何となく予想していた。
いろいろな検査を行って判明した病名は「尿管結石」である。
腎臓と尿管に２個もある．．．

やっぱりなぁ．．．

さて、今回の山スキーは？
天気も景色も最高に良かった！　滑りも楽しめた！
そして新しい山スキーの道具を試した。
板、ビンディング、シールGecko、全てにおいてとても良い評価である。

スキー靴だけがゲレンデ用．．．
足首が固定されているが、上２つのバックルを外して歩けば大丈夫だ。
スキーを脱いでつぼ足で登った時はちょっと登り難かったがここも我慢できる。
シール歩行の後半、靴底のインソールがズレきて嫌な感じだったな。
兼用靴ならばもっと快適に山スキーが楽しめそうだが、金額は６，７万．．．
しばらくは今のスキー靴で行こう！

最後に。
あの痛みは最悪だった．．．
現在は違和感こそあるが激痛は治まっている。

どうやら運動した方が石が落ちていいようだ。
スキーで運動して、いっぱいビール飲んで、結石の自然排出をしよう！

ではまた！



＜完＞