2016年08月15日
十勝岳~美瑛岳-登山④

日程:2016年07月17日(日)
天候:晴→曇(雨)



▲十勝岳(とかちだけ)
標高:2,077m
北海道
日本百名山
花の百名山
(地理院地図はこちら)
▲美瑛岳(びえいだけ)
標高:2,052.2m
(地理院地図はこちら)
<ルート>
◎吹上温泉(白銀荘) ~ 吹上温泉分岐 ~ 十勝岳避難小屋 ~ ▲十勝岳
~ ▲美瑛岳 ~ 雲ノ平 ~ 吹上温泉分岐 ~ ◎吹上温泉(白銀荘)
<その1><その2><その3からの続き>
◎4:20 吹上温泉 ~ 5:00 吹上温泉分岐 ~ 5:30 十勝岳避難小屋 ~ 6:25 スリバチ火口 ~
▲7:20 十勝岳 ~ ▲9:45 美瑛岳





十勝岳とは異なり、花見を楽しみながら美瑛岳へと登頂した。
どちらの山も、とてもイイ山だった!
十勝岳と美瑛岳、双方のピークハントを無事達成。
残るはゴールの吹上温泉までを下るだけとなった。
その前に美瑛岳の荒々しい山頂にて暫し休憩をとる。
あんぱんを食べてエネルギー補給。
そして下山に備え、登山靴の紐をしっかり絞め直す。
足指の擦れそうな部分にも絆創膏を貼っておいた。

▲10:10 美瑛岳下山
美瑛岳の山頂付近はゴツゴツとした岩場だ。
最後まで怪我の無いよう、慎重に此処を下りる。

そして山頂は一気に遠ざかっていった...

残りルートをひたすら歩いて戻るだけ...
と、単調さを想像していたが、 この下りでも大いに花見を楽しむことが出来た。
チングルマ、エゾコザクラ、ウコンウツギ、エゾノツガザクラ...
上部で見られた花がしばらく途切れずに咲いていた。
これはイワヒゲか?

しかしながら、美瑛岳山頂からは苦手な下りばかりが続く。
荒れ気味で急坂もあり...
ここは結構疲れたな。
▲11:10 渡渉点
美瑛岳山頂から1時間ほど下ったところで広めの沢へ出た。
水量はまずまず。
渡渉は若干上流側にポイントがあった。
渡渉前にここにある大きな岩に座り、せせらぎの下、暫し休憩をとった。

渡渉後は下り坂も緩やかになり、トラバース気味の登山道が続いた。
これで大分楽になった。
この辺りは北斜面なので雪渓も残っている。
また、花も多く咲いていた。

特に見事だったのがエゾコザクラである。
鮮やかなピンク色が雪融けの箇所一帯を染めていた。

十勝岳と美瑛岳のとある境で、咲いている花の種類が全く異なるということが良く分かった。

ここでエゾコザクラなどの花も見納めだ。
十勝岳エリアへ戻って来ると咲く花も変わっていく。
▲12:10 美瑛岳分岐
渡渉点から更に1時間程歩き、望岳台上部のルートへと帰ってきた。

山を下るに伴い、天候も下り坂であった。
吹上温泉分岐点へ戻ってきた辺りで、終に小雨がパラついてきた。
レインウェアを着込むほどではなかったが、徐々に雨は強まってきそうだ...

降雨の前に下山とはいかなかった。
しかし、今日一日の行程には2人とも満足している。
(ホント早く出発して正解だった。)
▲13:00 吹上温泉登山口
そんな訳で小雨の降る中、吹上温泉まで無事下山。
お疲れさんでした。

我々のテントは出発前に撤収済み。
その為、下山後はスムーズに吹上温泉(白銀荘)の湯舟へ直行することが出来た。
登山の疲れを癒す、とてもイイ湯だった。
(入浴=600円)
白銀荘の売店にて十勝岳の山バッヂをゲットする。
これで用は済んだ。
早々に車へ乗り込み吹上温泉を後にする。
テン場、温泉ともに、大変お世話になりました。
-----------------------------------------
さあ、帰ろう。
昨日も見かけたが、キタキツネが車道へ出て来ている。
普段から観光客より何か食べ物でも貰っているのだろう。
それを期待して今日もオネダリか...

その後は吹上温泉から富良野市街へ向かう。
対向車線はラベンダー園へ向かうだろう車らで大渋滞だった。
富良野市内でお土産でも買おうかと思ったが、市街地も混雑していたためパスする。
占冠ICで休憩後は、高速道を利用。
降り出した雨の中、一気に函館付近まで戻ってきた。
その間、私はひたすら運転。
助手席のS氏にエリア周辺をいろいろと調べてもらう。
そしてS氏が気になっていたというお店、ラッキーピエロで夕食だ。

函館でラッキーピエロは大人気。
マクドナルドが進出できないとか...
メインはハンバーガーだが、このオムライスも大盛りで旨い!
ラッキーピエロのお土産も幾つか購入できた。

翌日は正午に出港するフェリーの時間までを函館で過ごした。
函館朝市では朝食から豪華に海鮮メニューを頂く。

そして函館周辺の観光スポットを車で巡ってみる。
<BAYエリアの赤レンガ倉庫>
日本最古とかいう電柱を見た...

<路面電車>
慣れないと怖い...信号の意味を理解しないとダメだな。

<トラピスチヌ修道院>
S氏の語るバター飴は残念ながら販売していなかった。

<五稜郭>
中学生の時以来、五稜郭へ行ってみた。
結構広い敷地内を散策する。
ここは懐かしかった...

いろいろ観光で周り、丁度良い時間にフェリー乗り場へ戻ってきた。

フェリーでは噂の店、「ハセガワストア」の焼鳥弁当を食す。
焼鳥弁当だが、内容は豚肉だ。
これはこれでとても美味しかった...

その絵をよく見れば、豚が焼いているのね...

フェリーで4時間の旅。
北大の生徒のプレゼン(イルカの話)を聞いたり、デッキに出て海を眺めたり。
横になったり...
さよなら、北海道!

自身初の北海道登山遠征は無事終了した。
7月3連休、北海道しか天気の良いエリアがなかった。
そこへ行こうと初めは思わなかったが、S氏の行動力には感心する。
(S氏は既にフェリーを予約していた。)
この時期の北海道は登山に最適だということが分かった。
本州で悩まされていた梅雨を逃れている。
そして地元で終わった花がちょうどよく咲いている。
更に山は涼しい。
7月の北海道、イイね!
フェリーの要領も分かったし...また行ってしまいそうだ...
では、また山で!
<今回のルートはちら> (クリック拡大)







(完)
残るはゴールの吹上温泉までを下るだけとなった。
その前に美瑛岳の荒々しい山頂にて暫し休憩をとる。
あんぱんを食べてエネルギー補給。
そして下山に備え、登山靴の紐をしっかり絞め直す。
足指の擦れそうな部分にも絆創膏を貼っておいた。

▲10:10 美瑛岳下山
美瑛岳の山頂付近はゴツゴツとした岩場だ。
最後まで怪我の無いよう、慎重に此処を下りる。

そして山頂は一気に遠ざかっていった...

残りルートをひたすら歩いて戻るだけ...
と、単調さを想像していたが、 この下りでも大いに花見を楽しむことが出来た。
チングルマ、エゾコザクラ、ウコンウツギ、エゾノツガザクラ...
上部で見られた花がしばらく途切れずに咲いていた。
これはイワヒゲか?

しかしながら、美瑛岳山頂からは苦手な下りばかりが続く。
荒れ気味で急坂もあり...
ここは結構疲れたな。
▲11:10 渡渉点
美瑛岳山頂から1時間ほど下ったところで広めの沢へ出た。
水量はまずまず。
渡渉は若干上流側にポイントがあった。
渡渉前にここにある大きな岩に座り、せせらぎの下、暫し休憩をとった。

渡渉後は下り坂も緩やかになり、トラバース気味の登山道が続いた。
これで大分楽になった。
この辺りは北斜面なので雪渓も残っている。
また、花も多く咲いていた。

特に見事だったのがエゾコザクラである。
鮮やかなピンク色が雪融けの箇所一帯を染めていた。

十勝岳と美瑛岳のとある境で、咲いている花の種類が全く異なるということが良く分かった。

ここでエゾコザクラなどの花も見納めだ。
十勝岳エリアへ戻って来ると咲く花も変わっていく。
▲12:10 美瑛岳分岐
渡渉点から更に1時間程歩き、望岳台上部のルートへと帰ってきた。

山を下るに伴い、天候も下り坂であった。
吹上温泉分岐点へ戻ってきた辺りで、終に小雨がパラついてきた。
レインウェアを着込むほどではなかったが、徐々に雨は強まってきそうだ...

降雨の前に下山とはいかなかった。
しかし、今日一日の行程には2人とも満足している。
(ホント早く出発して正解だった。)
▲13:00 吹上温泉登山口
そんな訳で小雨の降る中、吹上温泉まで無事下山。
お疲れさんでした。

我々のテントは出発前に撤収済み。
その為、下山後はスムーズに吹上温泉(白銀荘)の湯舟へ直行することが出来た。
登山の疲れを癒す、とてもイイ湯だった。
(入浴=600円)
白銀荘の売店にて十勝岳の山バッヂをゲットする。
これで用は済んだ。
早々に車へ乗り込み吹上温泉を後にする。
テン場、温泉ともに、大変お世話になりました。
-----------------------------------------
さあ、帰ろう。
昨日も見かけたが、キタキツネが車道へ出て来ている。
普段から観光客より何か食べ物でも貰っているのだろう。
それを期待して今日もオネダリか...

その後は吹上温泉から富良野市街へ向かう。
対向車線はラベンダー園へ向かうだろう車らで大渋滞だった。
富良野市内でお土産でも買おうかと思ったが、市街地も混雑していたためパスする。
占冠ICで休憩後は、高速道を利用。
降り出した雨の中、一気に函館付近まで戻ってきた。
その間、私はひたすら運転。
助手席のS氏にエリア周辺をいろいろと調べてもらう。
そしてS氏が気になっていたというお店、ラッキーピエロで夕食だ。

函館でラッキーピエロは大人気。
マクドナルドが進出できないとか...
メインはハンバーガーだが、このオムライスも大盛りで旨い!
ラッキーピエロのお土産も幾つか購入できた。

翌日は正午に出港するフェリーの時間までを函館で過ごした。
函館朝市では朝食から豪華に海鮮メニューを頂く。

そして函館周辺の観光スポットを車で巡ってみる。
<BAYエリアの赤レンガ倉庫>
日本最古とかいう電柱を見た...

<路面電車>
慣れないと怖い...信号の意味を理解しないとダメだな。

<トラピスチヌ修道院>
S氏の語るバター飴は残念ながら販売していなかった。

<五稜郭>
中学生の時以来、五稜郭へ行ってみた。
結構広い敷地内を散策する。
ここは懐かしかった...

いろいろ観光で周り、丁度良い時間にフェリー乗り場へ戻ってきた。

フェリーでは噂の店、「ハセガワストア」の焼鳥弁当を食す。
焼鳥弁当だが、内容は豚肉だ。
これはこれでとても美味しかった...

その絵をよく見れば、豚が焼いているのね...

フェリーで4時間の旅。
北大の生徒のプレゼン(イルカの話)を聞いたり、デッキに出て海を眺めたり。
横になったり...
さよなら、北海道!

自身初の北海道登山遠征は無事終了した。
7月3連休、北海道しか天気の良いエリアがなかった。
そこへ行こうと初めは思わなかったが、S氏の行動力には感心する。
(S氏は既にフェリーを予約していた。)
この時期の北海道は登山に最適だということが分かった。
本州で悩まされていた梅雨を逃れている。
そして地元で終わった花がちょうどよく咲いている。
更に山は涼しい。
7月の北海道、イイね!
フェリーの要領も分かったし...また行ってしまいそうだ...
では、また山で!
<今回のルートはちら> (クリック拡大)







(完)