2012年04月10日
雪山、鶏頭山へ①

鶏頭山 1,445.1m (岩手県花巻市)
岳駐車場~避難小屋~鶏頭山(ピストン)
天気:曇|晴


体調不良から復活!
(腎結石が自然排出...)
そんな調子で4月に入った。
岩手の平地も春らしくなってきたが、
山はまだまだ雪がいっぱいだな。
週末の天気予報に注目していたが、
今回は久ぶりに休日の晴れマーク!

今のうちに雪山を楽しんでおこう!
前日にいつものメンバーやすさんと県内候補で山行き計画をする。
最近ダラけていたので「軽めの山へ」と思ったが...
決定した行先は地元岩手の「鶏頭山」。
過去に2度登っているが、けして「軽め」という山では無いな...
場所は「早池峰山」のすぐ西隣にある標高1,445mの山である。
鶏頭山は厳冬期でも地元の登山者がそこそこ登っている。
天気が良さそうなので今日も何組か登ることだろう。
▲8:00 岳駐車場到着
朝8時に岳(たけ)駐車場に到着。
駐車場には既に5台の車が停まっていた。
登山準備をしていると更に3台が登山口方向の道路に車を停めた。
まずまず登山者が来ているようだ。 みんな鶏頭山へ登るのか?


我々の今日の装備だが、
足は登山靴に軽アイゼン(6本)、手にはピッケルではなくストック。
このような装備なので上部(ニセ鶏頭~山頂)の尾根歩きは現地の様子を見てから決めることに。
念のためスノーシューをザックに括り付けて出発だ。
▲8:20 岳駐車場出発
鶏頭山の登山口までは舗装路400mを10分程度歩く。
駐車場から最初の橋を渡り、民家の横を通り過ぎていくと登山口に到着する。
ここに登山届ポストが設置されている。


登山届ポストの中には用紙と鉛筆があったのだが、用紙の記入枠が最後まで埋まっていた。
念のため用紙裏のスペースに記載をしておいた。
登山口の標識には、七折の滝:2.2km、岳:0.4kmとの表示があり。
鶏頭山は矢印のみが表示されており距離が書かれていないが、山頂の標識では3.0kmだった。
標高差は900mである。
▲8:30 登山開始
まずは緩やかな雪道を登っていく。

▲8:45 水の標識
登り始めて15分、「水」と書かれた標識が現れる。
水場があるのだろうが、距離や時間の目安が書かれているわけではない。
ここから水場までは遠いのかな? (情報求む。)
まあ登り始めて間もないし、水場へは用が無い...どんどん先へ進もう。


ここの登山道には数字が書かれた丸看板が設置されている。
結構近い間隔で設置されている。ここは「235」だ。
▲8:50 畳石
ここでちょっとした休憩ポイント、「畳石」へ到着。
畳のように平らな岩、雪がなければこの上で寝そべって休みたい。
畳石から先の登山道は一転して勾配がきつくなる。

この辺りは春の雪。
結構深さはあるので、たまに足がズボっと刺さる... これが嫌だな...
だんだんと標高が高くなり雪も硬めになってきた。
腕時計の高度表示では800mを超えたくらいだったか?
ここまでの登山道、特に危険な箇所は無いがこの辺りからアイゼン無しだとちょっと滑る。
▲9:35
行く手(右方向)に雪庇が見えた。
念のためこの辺りで軽アイゼン(6本)を装着することにする。



雪庇は危ないので遠ざかって歩こう...
▲9:50 標識「217」
ここは岩と岩の狭い隙間を通る。 (無事身体も通った...)
その岩は足場が凍っていたので特に注意が必要だ。


この難所を無事通過する。
その後も右手に雪庇を見ながら尾根道を登っていく。
▲10:10
比較的斜度が緩やかになってきた。
すると正面遠くに「ニセ鶏頭」が見えてきた。
初めてここへ登った時はこのニセ鶏頭に山頂だと騙されたものだ...

▲10:15 避難小屋 到着
避難小屋はいつも素通りしていたので中は見たことが無い。
なので避難小屋へ入って見ようと思ったがドアが開かない... 締まっているのか?
でも締まっていて避難できないと意味が無い。
ん~、締め切っているという訳では無いと思うのだが...
開け方が分からない...
左側のドアはトイレだと思うが、こちらも開かない... ワカラン...




とりあえず、入る必要も無かったので小屋の外で軽く行動食を食べる。
今日はいつものおやつ、「どら焼」がコンビニで手に入らなかった。
お稲荷で我慢... でも、コレもうまいな!
▲10:25 避難小屋 出発
10分の休憩時間でお稲荷とチョコレートを食べたら再出発。
標高1,200mを越えると雪がフカフカと軽い!
雪はちょっと深くなってきたが、担いできたスノーシューを使うまでも無い。

さあ、そろそろ長かった樹林帯を抜けるぞ!
風当たりが強まり、流石に頭や顔が冷たい... が、イイ景色になってきた!
でも天気がイマイチ...雲が多くなってきた...


▲10:45 ニセ鶏頭直下
そして漸く目の前に「ニセ鶏頭」が現れる。
この岩場、迫力あるな!

<その2へ続く>
Posted by PALOMON at 00:24│Comments(4)
│鶏頭山
この記事へのコメント
どもっ!
あいかわらず突発的で計画性がないな...
ま、いつもそんなスタイルなわけだが ^^;
スノーシュー、ザックへの括りつけはつま先を下にして、裏面を外側に向ければよかった。
木にひっかかりまくり...
やはり運動不足には、厳しい山だった。
今日は筋肉痛だ...
あいかわらず突発的で計画性がないな...
ま、いつもそんなスタイルなわけだが ^^;
スノーシュー、ザックへの括りつけはつま先を下にして、裏面を外側に向ければよかった。
木にひっかかりまくり...
やはり運動不足には、厳しい山だった。
今日は筋肉痛だ...
Posted by やす at 2012年04月10日 00:47
▼やすさん
お疲れさんでした。
スノーシューは余計だったかな?
筋肉痛はトレーニングになったということで良いんじゃない?
それより下りで膝裏が痛くなるのをどうにかしたいな...
お疲れさんでした。
スノーシューは余計だったかな?
筋肉痛はトレーニングになったということで良いんじゃない?
それより下りで膝裏が痛くなるのをどうにかしたいな...
Posted by PALOMON
at 2012年04月10日 08:18

続きを楽しみにいてます
Posted by マナタック at 2012年04月11日 07:19
▼マナタックさん
こんばんは!
鶏頭山に行って見ました。
まだまだ雪が多いですね。
ニセ鶏頭から山頂までの尾根歩きは楽しかったです!
続きもどうぞ~
こんばんは!
鶏頭山に行って見ました。
まだまだ雪が多いですね。
ニセ鶏頭から山頂までの尾根歩きは楽しかったです!
続きもどうぞ~
Posted by PALOMON
at 2012年04月11日 23:44
