金ケ崎駒ケ岳-登山(今期2回目)

PALOMON

2016年04月29日 11:56


日程:2016年04月24日(日) 日帰り
天候:快晴 

▲金ケ崎駒ケ岳(かねがさきこまがたけ)
 標高:1,129.8m
 岩手県金ケ崎町・北上市
 国土地理院地形図はこちら


<ルート>
◎うがい清水(登山口) ~ ▲金ケ崎駒ケ岳
(ピストン)


<関連記事>
 2016年03月20日 金ケ崎駒ケ岳-山スキー
 2015年11月29日 金ケ崎駒ケ岳-登山 
 2015年11月22日 金ケ崎駒ケ岳-登山 
 2015年10月10日 金ケ崎駒ケ岳-登山 
 2015年09月12日 金ケ崎駒ケ岳-登山 
 2015年05月06日 金ケ崎駒ケ岳-登山
 2014年04月19日 金ケ崎駒ケ岳~経塚山-山スキー
 2012年11月11日 金ケ崎駒ケ岳-登山

先日は休日出勤、先週土日も何もしなかったし...
明日からの日常生活に向けて山行リフレッシュは欠かせない。
ちょっとそこまで、金ケ崎駒ケ岳へ行ってみた!
今年は雪解けが早かったせいか。
やけに牧草が青々としている...
見るからに経塚山の白さにも物足りなさを感じる。

<経塚山と金ケ崎駒ケ岳>


すっかり雪の無くなった林道を登山口へ向かい車を進める。
すると登山口手前の路側に白い花を発見した。

キクザキイチゲが咲いていた。
今年はまだ一度も見ていなかったな。
車を降りて1枚撮影しておこう。



登山口駐車場(うがい清水)へ到着したのは9時半ころ。
既に10台ほどの車が停めてあった。
天気も良いし、この時期として今日の入山具合はまずまず。



既に皆さん出発している様だ。
ここで独り入山の準備を整える。

スキー靴ではなく久しぶりの登山靴だ。
そしてスパッツ装備も久しぶり。
クマ鈴をザックにぶら下げて、鈴の音を鳴らしながら出発する。


▲09:40 うがい清水出発
登山口付近もこの1ケ月間ですっかり雪が無くなった。
(3月20日の様子はこちら)



登山道には雪は無く、昨年の枯葉が積もっている。
その隙間、やや陽当たりの良い場所に紫色のスミレが多く咲いていた。
スミレは種類も多く、名前はさっぱり分からず...



その他、ショウジョウバカマが登山口付近に多く咲いていた。
そして登山道はブナ林へと入っていく。

この辺りは立派なブナの樹だらけだ。
空を見上げればブナの芽吹きは未だだった。



こちらはコシアブラでしょう?
まだまだ芽吹いたばかり。
もっと育った頃に天ぷらで頂きます...




▲10:10 四等三角点
四等三角点までの登山道は割と平坦である。
ここまで30分程度と、ウォーミングアップとして丁度よい感じ。
この先は少々面倒な登山道になってくる。



四等三角点を過ぎた辺りで昨年11月に一緒に登ったSさんにお会いすることが出来た。
Sさんだが、昨日は単独で金明水小屋へ泊ったとのこと。
今日は経塚山越えて、冬季限定のあのルートを戻って来たようだ。
今年の雪は大分少ないが、まだまだ経塚山までは行けるんだ...


乾いた登山道は気持ちよく歩ける。
しかし、徐々に雪解け水が登山道へ流れ込み足元はぬかるみ始めた。



標高を800mまで上げる。
すると漸く登山道沿いに里山の春の花代表「カタクリ」が見られるようになってきた。
カタクリも今年初。



とても綺麗に咲いていた。




さて、カタクリ地帯を過ぎて行くといよいよ積雪が現れる。
登山道脇は大きな雪庇帯となっている。



この緩んだ雪上を歩くと沈んだり滑ったりと結構疲れる...
ここは左へ寄り、なるべく露出している登山道を歩くようにした。


▲10:35 下賽の河原


▲10:45 上賽の河原


上賽の河原の展望はとてもイイものである。

こちらは今日の目的、金ケ崎駒ケ岳の山頂。
山頂神社までが良く見えていた。



その後の鞍部からは残雪も多かった。
最後の急登は蹴り込んで慎重に登る。



山頂周辺に発達した大雪庇。
なかなか見応えがある。




▲11:00 金ケ崎駒ケ岳山頂
1ヶ月ぶりの登頂、お疲れ様でした。
山頂へ到着時、3名の方が滞在中であった。



しかし天気に恵まれイイ景色が広がる。
1ケ月前とは大違い...

残雪の山並みが美しい。

<経塚山>


<牛形山>


<白子森~鷲ケ森山>


<夏油高原スキー場>



山頂は晴天に限る...
これらの景色を眺めながらノンアルビールを頂くことに。
早速ザックから取り出して雪へと埋めた。



はい、冷たくてとても美味い!


その後のランチはカップラーメン。
食後にコーヒーとおやつのどら焼き。
お湯のみ沸かして、いつものパターンで...



今日は山頂で休憩中だったGOGOさんとYTKさんへお声がけ頂いた。
お陰様で山頂での一時を楽しく過ごすことができた。
(ヤマレコではいつも拝見させて頂いております。)
いろいろな山グッズを担ぎ上げて、山を満喫されている姿が印象的。
とてもイイね!


▲12:00 下山開始
GOGOさんYTKさんへ別れを告げ、先に下山することに。
下りでは緩んだ雪上を選んでズンズン下り進む。
雪庇帯の上も気を付けながら通過。



雪庇帯が終わり、再びカタクリ地帯へやってきた。
足を止めてカタクリの撮影...
これぞ春の里山。



最後は登山道から林道へ下山した。
林道沿いのコシアブラもまだまだ小さく、今日は収穫無しに駐車場へと戻った。

▲12:50 登山口駐車場
無事下山、お疲れさんでした。



今日は山行計画が無かったが、天気も良いしちょっとだけ山に入りたかった。
で、ここが自分の中で、「ちょっと行ってくる山」、「トレーニングの山」となったのは昨年から。

まあ、GW前はできるだけ山スキーしていたかったのだが...

そんなGW。
月山~鳥海山へ誘われているが、なんとも前半は天気が微妙...


では、また山で!


(完)



あなたにおススメの記事
関連記事