2014年09月19日
白馬岳-登山②(頂上宿舎でテント泊)
日程:2014年9月13日~14日(2泊3日)
天候:晴→曇→雨 →→
▲白馬岳(しろうまだけ)
標高:2,932m
(長野県・富山県)
日本百名山
▲小蓮華山(これんげさん)
標高:2,766m
(新潟県・長野県)
新潟県最高峰
<ルート>
1日目: 猿倉登山口 ~ 白馬尻小屋 ~ 岩室跡 ~ 白馬岳山頂宿舎
2日目: 白馬岳山頂宿舎 ~ 丸山 ~ 白馬山荘 ~ 白馬岳 ~ 小蓮華岳 ~ 白馬大池山荘
3日目: 白馬大池山荘 ~ 乗鞍岳 ~ 天狗原 ~ 栂池山荘
<その1からの続き>
▲8:15 猿倉登山口 ▲9:15 白馬尻小屋 ▲12:45 緊急避難小屋 ▲13:50 白馬岳山頂宿舎
猿倉登山口からゆったりと、5時間半かけて白馬岳山頂宿舎までやってきた。
今日の登山はこれで終わりだ。
後はテン場でのんびりと過ごそう。
テン場は白馬岳山頂宿舎の裏側になる。
登り切ったところに丁度良く有る、噂のビール自販機。
テン場へ向かう前に小屋内を見学した。
小屋の中はとても暖かかった。
売店を物色。
山バッヂと共に、ワインの小ボトルを1本購入した。
ワインは「SINANO WINE 白馬山麓」の赤。
(白もあり、ロゼは売り切れ?)
今回、ワインを持ってこなかったのでここで購入できて良かった!
食事のメニュー。
激辛ハバネロカレー¥1,100、ケーキセット¥750、お湯?¥250...
おお~、ケーキとはこれか。
とても美味しそう! でも食べないけど...
そしてテン場へと向かった。
やはり凄い混み様... テントを張る場所はあるのか...
スペースが無く、テン場の奥の奥へ向かった。
僅かだが、幕営できそうなスペースがあった。
そこは岩でボコボコ...
それでも直ぐに幕営しないと、このスペースすら無くなってしまうことだろう。
(翌朝撮影した写真)
隣のテントの方に一声かけて、ギリギリに寄せて何とか設営。
S氏も同様、私の場所より斜めで条件が悪そうだった。
まあ、このようなテント泊も慣れたものだ。
ボコボコの岩場でもそれほど斜めでは無かったし、張れただけ良かったという感じだ。
しかし、尚もテン場には登山者が入ってくる。
もう張れる場所がないようだ。 となれば、小屋泊を強いられる。
幕営完了と共に雨が降り出してきた。
合羽を着てからテントの受付へとむかう。
受付は混んでいたが、S氏がまとめて2人分受付をしてくれて、ちょっと楽をする。
(幕営700円+水・トイレ使用料300円=1人1,000円)
その間に給水を。
テン場の受付付近にあるこのタンクから水を頂く。
ここの水は全く薬臭くなかった。 尾根にしては上々といえる。
しかし一度降り出したこの雨はさっぱり止まない...
テントに入って濡れたウェアの水気を全てタオルで拭き取る。
また外へ出て濡れるのは嫌だし... しばらくテントの外へは出れないな。
早速、先ほど購入したワインをテントの中で独り頂いた。
おつまみだけは持ってきていた。
この信濃ワイン、私好みでとても美味かった!
狭いテント内でリラックス。
16時頃、夕食にはまだ早い時間だった。
昼食も食べていないし、何となく塩分が摂りたかったし... 早めの夕飯にする。
今日の夕飯は、すき焼き丼、さんまの大根おろし煮、ごぼうの味噌汁。
先週の山小屋泊の夕食には程遠いが、いつものテント泊としては豪華な方だ。
これら全てを美味しく頂いた。
さて、着替えをしてキレイになって、することもないので横になる。
地面は岩でゴツゴツしているが、厚さ6.3cmの全身用エアマットはとても役に立った。
(昨年の針ノ木岳テン場での写真)
尚も雨は止まず、気温も下がり大分寒くなってきた。
シュラフに潜り、耳栓も準備した。 これで就寝モードとなる。
何故か。(いつもだが)
昨日はほぼ徹夜での車移動だったのだが、ここでなかなか眠れない...
横になっていると、周囲のテントからいろいろな話が耳に入ってくる。
それは落語の話とか... なかなかマニアックな会話が。
風も強く、雨も降ったり止んだりしていたが、何時しか雨は感じなくなった。
そして月明かりかな?
テント内がやけに明るく感じていた。
9月14日(土)--------------------------------
長い夜だった。
ウェア3枚の上にフリースも着込んで、ダウンシュラフ(#3)に包まっていた。
シュラフにはウォームアップシーツ、そしてゴアのシュラフカバーと3層も装備していた。
それでも、朝方にかけて次第に寒さも増していった。
最後の砦、ダウンジャケットは未だザックに入れっぱなし... (着れば良かった)
寝ながら気にしていたのは、S氏と出発時間の打合せをしていなかったこと。
私もだが、S氏も雨の中テントの外に出たくなかったのだろう。
まあ、S氏のことだから...
今日の行程を考えると6時出発かな~? と勝手に予想していた。
そんな訳で私は4時に起床した。
とても寒くて...
ベンチレーションを少し開けて、テント内でガスストーブを使用した。
ストーブでお湯を沸かすだけでテント内が結構温まった。
朝食は、コーヒー、味噌汁、大豆ひじきご飯。(アルファ米)
大豆ひじきご飯は不味かった。 みそ汁が美味いので何とか食べる。
食べ終わった頃にS氏が私のテントにやってきた。
想定通り、出発は6時に決定した。
今朝の白馬は氷点下になったか!?
昨夜の雨粒、フライがカッチリ凍っている...
<その3へ続く>
THERMAREST(サーマレスト) ネオエアー Xライト
THERMAREST(サーマレスト) ネオエアー キャンパー
THERMAREST(サーマレスト) ネオエアー
登り切ったところに丁度良く有る、噂のビール自販機。
テン場へ向かう前に小屋内を見学した。
小屋の中はとても暖かかった。
売店を物色。
山バッヂと共に、ワインの小ボトルを1本購入した。
ワインは「SINANO WINE 白馬山麓」の赤。
(白もあり、ロゼは売り切れ?)
今回、ワインを持ってこなかったのでここで購入できて良かった!
食事のメニュー。
激辛ハバネロカレー¥1,100、ケーキセット¥750、お湯?¥250...
おお~、ケーキとはこれか。
とても美味しそう! でも食べないけど...
そしてテン場へと向かった。
やはり凄い混み様... テントを張る場所はあるのか...
スペースが無く、テン場の奥の奥へ向かった。
僅かだが、幕営できそうなスペースがあった。
そこは岩でボコボコ...
それでも直ぐに幕営しないと、このスペースすら無くなってしまうことだろう。
(翌朝撮影した写真)
隣のテントの方に一声かけて、ギリギリに寄せて何とか設営。
S氏も同様、私の場所より斜めで条件が悪そうだった。
まあ、このようなテント泊も慣れたものだ。
ボコボコの岩場でもそれほど斜めでは無かったし、張れただけ良かったという感じだ。
しかし、尚もテン場には登山者が入ってくる。
もう張れる場所がないようだ。 となれば、小屋泊を強いられる。
幕営完了と共に雨が降り出してきた。
合羽を着てからテントの受付へとむかう。
受付は混んでいたが、S氏がまとめて2人分受付をしてくれて、ちょっと楽をする。
(幕営700円+水・トイレ使用料300円=1人1,000円)
その間に給水を。
テン場の受付付近にあるこのタンクから水を頂く。
ここの水は全く薬臭くなかった。 尾根にしては上々といえる。
しかし一度降り出したこの雨はさっぱり止まない...
テントに入って濡れたウェアの水気を全てタオルで拭き取る。
また外へ出て濡れるのは嫌だし... しばらくテントの外へは出れないな。
早速、先ほど購入したワインをテントの中で独り頂いた。
おつまみだけは持ってきていた。
この信濃ワイン、私好みでとても美味かった!
狭いテント内でリラックス。
16時頃、夕食にはまだ早い時間だった。
昼食も食べていないし、何となく塩分が摂りたかったし... 早めの夕飯にする。
今日の夕飯は、すき焼き丼、さんまの大根おろし煮、ごぼうの味噌汁。
先週の山小屋泊の夕食には程遠いが、いつものテント泊としては豪華な方だ。
これら全てを美味しく頂いた。
さて、着替えをしてキレイになって、することもないので横になる。
地面は岩でゴツゴツしているが、厚さ6.3cmの全身用エアマットはとても役に立った。
(昨年の針ノ木岳テン場での写真)
尚も雨は止まず、気温も下がり大分寒くなってきた。
シュラフに潜り、耳栓も準備した。 これで就寝モードとなる。
何故か。(いつもだが)
昨日はほぼ徹夜での車移動だったのだが、ここでなかなか眠れない...
横になっていると、周囲のテントからいろいろな話が耳に入ってくる。
それは落語の話とか... なかなかマニアックな会話が。
風も強く、雨も降ったり止んだりしていたが、何時しか雨は感じなくなった。
そして月明かりかな?
テント内がやけに明るく感じていた。
9月14日(土)--------------------------------
長い夜だった。
ウェア3枚の上にフリースも着込んで、ダウンシュラフ(#3)に包まっていた。
シュラフにはウォームアップシーツ、そしてゴアのシュラフカバーと3層も装備していた。
それでも、朝方にかけて次第に寒さも増していった。
最後の砦、ダウンジャケットは未だザックに入れっぱなし... (着れば良かった)
寝ながら気にしていたのは、S氏と出発時間の打合せをしていなかったこと。
私もだが、S氏も雨の中テントの外に出たくなかったのだろう。
まあ、S氏のことだから...
今日の行程を考えると6時出発かな~? と勝手に予想していた。
そんな訳で私は4時に起床した。
とても寒くて...
ベンチレーションを少し開けて、テント内でガスストーブを使用した。
ストーブでお湯を沸かすだけでテント内が結構温まった。
朝食は、コーヒー、味噌汁、大豆ひじきご飯。(アルファ米)
大豆ひじきご飯は不味かった。 みそ汁が美味いので何とか食べる。
食べ終わった頃にS氏が私のテントにやってきた。
想定通り、出発は6時に決定した。
今朝の白馬は氷点下になったか!?
昨夜の雨粒、フライがカッチリ凍っている...
<その3へ続く>
THERMAREST(サーマレスト) ネオエアー Xライト
THERMAREST(サーマレスト) ネオエアー キャンパー
THERMAREST(サーマレスト) ネオエアー
白馬岳-登山④(白馬大池でテント泊)
白馬岳-登山③(白馬岳登頂~白馬大池)
白馬岳-登山①(大雪渓を登る)
白馬岳登山-3日目
白馬岳登山-2日目(鑓ヶ岳まで)
白馬岳登山-2日目(白馬登頂)
白馬岳登山-初日(夕方~翌朝)
白馬岳登山-初日(登山開始)
白馬岳-登山③(白馬岳登頂~白馬大池)
白馬岳-登山①(大雪渓を登る)
白馬岳登山-3日目
白馬岳登山-2日目(鑓ヶ岳まで)
白馬岳登山-2日目(白馬登頂)
白馬岳登山-初日(夕方~翌朝)
白馬岳登山-初日(登山開始)
この記事へのコメント
こんばんは。
私は13〜16までアルプスでした。
テント同じ日に凍ってました笑
相当冷え込んだみたいですね、びっくりしました
私は13〜16までアルプスでした。
テント同じ日に凍ってました笑
相当冷え込んだみたいですね、びっくりしました
Posted by tap at 2014年09月22日 23:07
▼tapさん
こんにちは。
9月連休となると3,000mクラスはかなり冷え込みますよね。
寒さ対策は5年前の白馬で教訓を得ていますが、やはり今回も厳しかったですよ。
tapさんの北アの記事も読ませて頂きます!
こんにちは。
9月連休となると3,000mクラスはかなり冷え込みますよね。
寒さ対策は5年前の白馬で教訓を得ていますが、やはり今回も厳しかったですよ。
tapさんの北アの記事も読ませて頂きます!
Posted by PALOMON at 2014年09月23日 19:08