★ＰＡＬＯＭＯＮの山行きページ

日程：2014年4月27日（日）　日帰り
天気：晴　

▲岩手山（いわてさん）
　標高：2,038m
　岩手県（滝沢村・八幡平市・雫石町）　
　日本百名山

▼柳沢コース
　（馬返し登山口：650m　標高差：1,388m）

▼ハート沢
　（1,730m～750m スキー滑走）

＜ルート＞
　馬返し登山口 ～ 一合目 ～ 七合目 ～ 不動平～▲山頂
　　　　　　　　～ 八合目避難小屋 ～ 七合目 ～ ハート沢滑走 ～ 馬返し登山口

＜関連記事＞
2013年9月23日　岩手山－登山　（柳沢ルート）
2012年6月24日　岩手山－登山　（焼走りルート）
2010年10月2日　岩手山－登山　（網張ルート）

＜その１からの続き＞
▲6:10 馬返し登山口　▲6:50 １合目　▲8:00 ４合目　▲9:30 ７合目　▲9:40 ８合目小屋付近


時間はかかったものの．．．　一先ず此処８合目まで登り切った。
スキーアイゼン・クトーってのも、どんなものなのか試してみたいものだ。

さあ、山頂までは雄大な景色を楽しみながら登ろう！

---

不動平の雄大な景色を眺めながら登る。
４月に訪れたのは初めて。　（山開きは毎年７月１日である。）　


不動平避難小屋も雪に埋もれたままだ。　（左下）


御鉢への登りに差し掛かる。　ここからは雪が無い。
いつも登り難いと思うこの砂利道だが、意外とスキー靴でも登れるものだ。


８合目より上はやや風が強かった。
背負ったスキーが若干風に煽られる。



遠くの景色は霞んでいた。
鬼ヶ城の向こう側に、秋田駒ヶ岳や乳頭山が薄らと見える。


そして御鉢へと到着する。
山頂を眺めると、山頂斜面にしっかりと雪が付いていた！


よし！　あそこを滑るぞ！



御鉢を時計回りに、山頂へと向かう。

西側の景色。
黒倉、姥倉、大松倉、三ツ石山。　


その手前に御苗代湖が円を描いている。


鬼ヶ城の尾根道。　この時期は歩けるのか？


もう少しで山頂、頑張ろう！



▲10:50　岩手山山頂
そして漸く登頂を果たす。　お疲れ様！
この時期の岩手山、登頂しただけで満足感があった。
しかし、今日は滑走の楽しみが待っている！



一先ず三角点へタッチ！　一等三角点。


そして記念撮影。
遠くの景色はあまり見えなかったが、雄大な景色を堪能できた。

正面に薬師岳。


御鉢の東側。


八幡平方面。


山頂でパンを１つ食べた。
誰か知っている人でも登って来ないかな、と思ったが今日はそういう出逢いは無し。
しかし、８合目付近で出逢った方に、「ブログで良く見てますよ」と言われ嬉しかった。
嬉しかったので、一緒に１枚、記念撮影もしてしまった．．．

山頂では焼走りから直登された方とも話が出来た。
滑るなら向こうの斜面も楽しいだろう。
しかし、第二噴火口より下は雪が無いと言っていたな。



３０分近く山頂に滞在した。
そして滑走の準備を整える。
相方は履いてきた登山靴がザックに入らず、何かと苦労していた。


▲11:25　下山開始
では、山頂から噴火口へ滑走開始！




夏はコース外の噴火口には入れない。
この時期限定と言うことで．．．　火口へ落ちていく。

距離は短いが、なかなかの斜度があった。


いいね！
こんなところを滑れるなんて満足感が高い！

そこから雪が残っている方向へとスキーを滑らせ、火口の淵へと戻った。


スキーを担いで御鉢を去る。
そして雪のあるところを目指す。


９合目の上部から再びスキー滑走を開始する。
登りでは寄らなかった８合目小屋を目指して滑り降りた。　




ここの滑りは緩やかな斜面の割にスムーズに板が滑った。
ツインチップの相方は、後ろ向きに滑って行った。　面白そうだ。

▲11:45　８合目小屋
８合目小屋前に到着。
滑ってしまえばあっという間だ。


登りでお会いしたお二人がランチタイムを楽しんでいた。
自分も普段ならここでコーヒーでも飲むところだが、今日は何も無し．．．
今日は軽量化の為、何も道具を持ってきていない．．．

別れを告げて８合目小屋を立ち去る。


さて、いよいよ今日のメインディッシュ。
ハート沢へと滑走に向かう。

ハート沢へのエントリーポイントはゆうざぇもんさん情報で７合目の標識付近と聞いていた。
さて、この先どうなるか？　

初の試みに、少しだけ緊張感があった．．．

（その３へ続く）