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2010年09月02日

唐松・五竜岳縦走 その3

2010年8月27日~28日(テント1泊)
八方尾根~唐松岳~五竜岳(ピストン)
唐松岳:2696m 五竜岳:2814m(百名山)
天気 80%曇り、15%晴れ、夕方強めの雨

<関連記事①:岩手から移動>
<関連記事②:八方尾根を登る>

<唐松山荘から唐松岳を望む>
唐松・五竜岳縦走 その3

唐松山荘前に座って昼食をとる。
座ってちょっと立ったら太腿が攣りそうな感覚。
中途半端に座って休むのも良くないようだ...なんだか情けない...
ここのテン場に一泊するという妥協案もあったが、まだまだこれから、頑張るしかないな!

▲12:40 唐松山荘を出発
さて、五竜岳方面に向けて出発だ。
ここからは岩場になる。

岩場を歩くのはけっこう好きなほうだ。
ここからどんな岩場になっているのか...気になる。

唐松・五竜岳縦走 その3

ガレた岩場を登っていく。

ん...?
けっこうキツイか...??

唐松・五竜岳縦走 その3

キタキタ!
と、喜んでもいられない。

ちょっと怖い...重めのザックにちょっと苦戦。
落ちたらヘリを呼ぶのか?とか、意識はあるのか?とか、変なことを考えていた。


唐松・五竜岳縦走 その3

片手カメラで写真なんか撮っている場合じゃなくなってきた。
カメラをポーチにしまい、ここからは慎重に歩くことにした。

岩場よ...
さっきまでの楽しさもちょっと半減...
そしてだんだんと岩場を歩くのが嫌になっていく。

唐松・五竜岳縦走 その3

斜度もそこそこある。

鎖場の一部には、足を置く場の判断が難しいところもあった。
まあ、慎重に行けば問題は無いのだが。
慎重に登っても滑落事故が起きてしまうキレットなどは、いったいどのくらいのレベルなのか?

唐松・五竜岳縦走 その3

30分くらいこのような岩場が続いた。
そして岩場を越えるとだんだんと道は穏やかになっていく。
唐松山荘からは縦走といっても標高を下ることになる。位置エネルギーの無駄遣いだ。

唐松・五竜岳縦走 その3

正面の山が「五竜岳」だ。(写真↓)
五竜に近づくにつれてちょっと雨が落ちてきた。
心配していた「雷」は鳴らなくて良かったが、天気は残念だ。

唐松・五竜岳縦走 その3

疲れて足が前に出にくくなっていた。
そして後半は登りが続くことになる。
かなりゆっくり歩いたか?2時間半ほど、コースタイムと同じ時間を要した。

小雨の中「遠見尾根」への分岐点。
そして、その後直ぐに「五竜山荘」が見えた。

唐松・五竜岳縦走 その3唐松・五竜岳縦走 その3


▲15:10 五竜山荘
やっと「五竜山荘」へ到着。
自分にお疲れさん!
テン場は小さめのテントが8張くらいと、かなり空いていた。

早速山荘で幕営受付をする。
住所、氏名、年齢、電話番号、登山工程を記載する。
テン場利用料は500円。

トイレは無料であるが、トイレットペーパーは備え付けられていない。
山水は貴重、1リットル100円。
消毒剤の匂いが気になる方は持参しよう。
煮沸が必要か聞いてみると、「そのまま飲めますよ」との回答だった。

プラティパスや空いたペットボトルに「2リットル」頂く。
そのまま飲むとちょっと薬っぽいが、調理用には問題ない。
その他、山バッチもゲット!

さて、テントの設営。
平らでなるべくいい場所を探す。

唐松・五竜岳縦走 その3唐松・五竜岳縦走 その3

まあ、空いているのでいい場所がいっぱい。
黄色いテント「モンベル ステラリッジ1型」が我が家。
設営していると雨が強くなってきた。
急いでフライをかける。


一度雨が止んだので外へ出る。
「五竜岳」山頂も見えてきた。明日の朝暗いうちに登る予定だ。
と、景色を見ていたらまたまた雨が...
夕立か?激しい雨になった。

唐松・五竜岳縦走 その3

テントに入り休憩。
雨が激しく、テントの前室に置いている靴をテントの中にしまう。

雨は止みそうにもないので外の景色は諦める...
テントの前室で食事の準備をすることにした。

簡易的なものを食べる。
カレーは「レトルト」、白米は「アルファ米」、汁物は「にゅうめん」。
他にもいろいろ持ってきたが、狭いテント前室で面倒だったし、疲れの影響で簡単に済ませる。

唐松・五竜岳縦走 その3唐松・五竜岳縦走 その3

食事中も食後も、雨は激しい。慣れないテントでの雨に多少不安も感じる。
テントへの浸水が心配だった。


▲18:00
テントでも小屋でも活躍するのが耳栓!
これが無いと落ち着いて寝れないだろう。

耳栓をして雨の音を防ぐ。

そして外はまだ明るいがテントで横になる。
長い夜だった。


<その4へ続く>






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この記事へのコメント
結構、峻険な鎖場ですね~
雪の降り始めに行こうかと思ったけど危なそうですね・・・
スリングとカラビナで確保すれば大丈夫かな・・・

けどイイ感じの稜線ですね!!
テント場の景色も良さそうですし・・・

続き楽しみです!!
Posted by samantha802 at 2010年09月02日 21:17
どもっ!

岩場、鎖場、楽しめるけれども、重いザックを背負ってたら怖いよね。
たいしたことない道でも、何気にバランス崩すこともあるし。
気をつけたい。

>来シーズン一緒に?
>ここは単独範囲内だぜ~!

交通費を安く済ませたいんだよー。
こーたパパ連れてくかな。
Posted by やすやす at 2010年09月02日 23:07
清庵の蕎麦って何ですか?
食べれるのです??
Posted by masahiro at 2010年09月03日 09:50
▼samanthaさん
岩場は気を遣いますね。
ゆっくり行きました。(疲れもあるが..)
samanthaさんならスイスイ行っちゃいそうですね~!
落ちないで下さいよ~。
そして五竜のテン場、なかなかいい感じです。
雨でテントにこもりっぱなしでした。
Posted by PALOMON at 2010年09月03日 20:12
▼やすさん
岩場、楽しさがだんだんと薄れていく感じ...
重いザックをは注意だな~
>交通費を安く済ませたいんだよー。
そうだね!
じゃあ、妙高火打ももう一回一緒に行こうぜ!
(妙高=東根はないだろ~)
Posted by PALOMON at 2010年09月03日 20:15
▼まさひろさん
こんちは!
是非、本場の駒ヶ根へ...
信州豚が期間限定で食べごろでしたよ~。
Posted by PALOMON at 2010年09月03日 20:18
わぁぁぁ~。
想像以上の岩場ですね。
八ヶ岳の横岳みたいな感じですか?
テン泊の荷物を持って行くには、
私にはまだまだ実力不足だなぁ…。
小屋泊にするか、唐松岳頂上山荘にテン泊するかしないと。
でも八方尾根のてっぺんには登りたい!!
Posted by YUKAYUKA at 2010年09月06日 08:46
▼YUKAさん
こんにちは!
岩場の険しさは予想以上でしたよ~。
ここまでの登りでけっこう疲れていましたし、
私もまだまだ経験が浅いので...
八ヶ岳横岳より恐怖度が高いですねぇ。
でも、これで経験値アップ!
少したくましくなりました~。
Posted by PALOMONPALOMON at 2010年09月06日 20:36
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