焼石岳-馬蹄縦走②
<焼石岳山頂>
花見!
その撮影風景はこんな感じ...
姥石平メインの花はやはりハクサンイチゲ!
岩手では焼石岳周辺でしか見たことがないが生育域はどうなのか?
今日のところはまだ5分咲きくらいだ。
ハクサンイチゲの蕾は紫がかっている。
これがまた綺麗ね。
ミヤマキンバイも比較的開花の時期が早い花である。
場所によっては満開といった感じ。
好きな花の一つ、チングルマ。
これから、ということもあるが、そもそも姥石平付近にチングルマは少ない。
そして目的の花、ユキワリコザクラを探す。
ありました!
こちらはちょうどイイ感じに咲いていた。
そんなわけで花見を楽しみながら東焼石岳へと進んでいく。
Oさんが言う。
これは鳥海山の様な岩だなと...
これからこの岩を「鳥海岩」とでも呼ぶことにしよう。
西遠方に本物の鳥海山が見えたか?
いや、あの山は月山だ。
4月に滑走した横岳。
(記事はこちら)
あの上を縦走したいと思っていたところ。(昨日、同行メンバーが縦走済...)
東焼石岳へ近づいた辺りから焼石岳山頂の右奥に白い山を発見する。
こちらが本物の鳥海山!
まだまだ白い... そして滑れそうにも見えるが...
▲8:55 東焼石岳
姥石平からゆっくりと花見を楽しみ登高。
無事、東焼石岳へと登頂することができた。
登山に丁度良い涼しい風が吹いていた。
休憩は入れず、そのまま金明水へと続く縦走路へ突入する。
東焼石岳を通過しても、引き続きハクサンイチゲやユキワリコザクラの花を見ることが出来た。
そういえば、姥石平にはミヤマシオガマがまだ咲いていなかったな。
縦走路の陽当たりの良い場所にPさんが発見。
ミヤマシオガマはまだまだ咲き始めたばかりだ。
岩にはイワウメを発見。
こちらもこれから沢山咲くことだろう。
縦走路の奥には経塚山が見えていた。
経塚山へは3月に山スキーで登りかけたが途中断念。(金ヶ崎駒ヶ岳山頂まで)
しばらく登っていないな...
こちらの花はコメバツガザクラと思われる。
縦走路の脇に少しだけ咲いている姿が見られた。
その後はミヤマキンバイロードを進む。
六沢山手前にはチングルマロードも!
チングルマは特に好きな花ね!
あの山は?
タラさんが横岳の奥の山を指さす。
あの山は神室山とのことだ。
未だ行ったことがない神室山。
焼石岳と同様、日本二百名山でもある。
是非、山小屋泊も楽しみながらあの上を縦走したいところだ...
▲9:30 六沢山
六沢山は「むさわやま」と読んでいた。
ここでザックを下し、腰を下ろして休憩を入れた。
今日のおやつも「どら焼き」ではなくて「ヨモギ饅頭」...
六沢山から金名水までは少々の雪渓歩きもあり。
六沢山を通過し、徐々に標高も下がりつつある。
そして咲いている花の種類も変わってきた。
名前を忘れて宿題となった花の名は「コミヤマカタバミ」。
そしてツバメオモト。
久しぶりにカタクリも見ることができた。
サンカヨウ。
姥石平からなかなか見れなかったイワカガミ。
ミヤマダイコンソウも咲いていた。
フデリンドウ、ミツバオウレン、ノウゴウイチゴ。
なかなか豊富な花たちである。
花を楽しみ、縦走中も飽きが来ない。
そして前方を歩くメンバーから歓声が上がる。
そこには見事なシラネアオイロードがあり。
花見だけでなく、景色も楽しめた。
夏油三山でもある牛形山をいつもとは反対側から眺めてみた。
牛形山にも久しく登っていないな...
(昨年は同じ夏油三山の金ヶ崎駒ヶ岳ばかりに登っていた...)
今日はタラさんのお友達に縦走路の途中でお会いすることが出来た。
山宴会の二日酔い?で出遅れたとのこと...
夕べはそうとう盛り上がったことだろう。
いよいよ金明水避難小屋が見えてきた。
金明水までもう一息。
岩手の山でも特に評価の高い金明水。
冷たい水が待っている!
そして小屋のトイレも利用したい...
▲11:05 金明水避難小屋
2年ぶりの金明水避難小屋へ無事到着。
築10年くらいか? とても立派である。
ここまで、みんなお疲れさんでした!
(その3へ続く)
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