金明水小屋の前で揃って記念撮影。
美味しい金明水もボトルに確保しておいた。
▲7:30 金明水小屋 出発
いざ出発!
さよなら、金明水。
少し登ってお世話になった金明水小屋を振り返った。
天竺山の麓にポツンと建っていた。
夕べの雨は全く影響がなかった。
遠くの山々を広範囲に見渡すことができたのだ。
北方には早池峰山から姫神山まで、北上山地の山々が良く見えた。
しかし、岩手山だけはハッキリ分からなかったな。
南方には栗駒山がすごく近くに見えていた。
昨日登った経塚山。 存在感がある。
▲8:00 牛形分岐
30分程で牛形分岐まで登ってきた。
牛形分岐とあるが、ここから牛形山への登山道は無い。
昔はここから続いていたのだろう。
六沢山まで1.7km、焼石岳まで4.8km。
平地は曇りかな?
薄めだが、雲海が広がっていた。
縦走路にはいろいろな花が咲いていた。
こちらはチョウジギクとハクサンイチゲ。
チョウジギク(丁子菊)の形は変わっているな...
ハクサンイチゲは春の花だが、この時期にこんなに咲いているとは思わなかった。
もう紅葉時期なのに。 紅葉をバックにハクサンイチゲを撮るのもおもしろそうだ。
▲9:10 六沢山
ここが六沢山か。
国土地理院の地形図にはこの山の名前は書かれていない。
ここで久しぶりに「どら焼き」が出る。
やっぱ山のおやつは個人的にこれだぁ。
そして山の中で食べるのね。 朝食で食べたらダメよ!
六沢山から東焼石岳へ向かう縦走路はとても素晴らしい。
この景色にみんなから歓声!
ホント、最高の縦走路である。
紅葉が進めばもっと凄い景色になりそう... また訪れたい...
縦走路の北側には沼も見えていた。
この沼に名前はあるのかな?
▲9:40 東焼石岳
前回6月末に雨の中ここへ登った。
(こちらから)
晴れていればこんなに良い景色が広がるのね...
ここでも休憩、パンを1つ食べた。
そして次に目指すは焼石岳山頂だ。
「焼石岳へ行くの?」という声も聞こえたが...
天気が良いので、今日は行くしかないでしょう!
▲10:20 姥石平
ハクサンイチゲの咲いていない姥石平は何か物足りないな。
過去画像ではこんな感じ
でも、よく見ればミヤマリンドウが多く咲いていた。
これは見応えあり。
なんか春の姥石平の記憶ばかりが過ぎる。
いつも登山道には水が流れている印象しかないな。
先日行った黒部の雲ノ平ってこんな感じ? と聞かれた。
雲ノ平と比較かぁ、何とも答えようがないな。
そんな中で、S氏がそれを鼻で笑ったから... この辺りからS氏が弄られ始める。
焼石岳最後の急登を登る。
ここから見下ろす景色はいつも素晴らしい。
昔の事だが、あの辺に牧場があったらしいな。 信じられない。
▲10:45 焼石岳
みんなで登頂! お疲れ様でした。
はい、一等三角点へタッチ。
そうそう、三角点へはタッチしないと駄目ね。
ピロリさんもタッチ!
長閑な焼石岳山頂であった。
ここでも長めの休憩をとる。
メンバーを見ると、みんなよくまあ食べているな、と思った...
楽しい登山もタラさんのおかげ。(左)
S氏はみんなにいろいろと弄られていた...(右)
焼石岳から下り始めるが、右膝に痛みが出始めていた。
右膝は下りで曲げた時に痛みが出る。
まあ、今回が初めてではない。 ここは我慢するしかないな...
姥石平を通り過ぎ、そのまま銀明水を目指した。
銀明水までの長い下りだが、膝痛のおかげで余計に長く感じた...
秋の花は興味も薄くあまり知らなかったが、今回メンバーに教わっていろいろと覚えた。
ゴマナとシロバナニガナ。
ゴマナは食べれるらしい。
ゴマなだけにゴマ和えで? 月山で食べたんだってね。
こんなところにシナノキンバイ。 大きい!
最近まで雪渓が残っていたのだろう。
▲12:30 銀明水小屋
姥石平から銀明水小屋まで、今日の登山道はいつもより長く感じた。
銀明水で給水後、銀明水小屋の中に入って休憩をとった。
そんな中で、ピロリさんからピーターパンのパンを頂いた。
とても美味しくて、実に懐かしい! 御馳走様でした。
私の実家とピロリさんの自宅が意外にも近くだった。
ピーターパンはその近所に昔からあるパン屋さん。
今度は自分で買いに行って、そしたらまた山で食べたいな。
小屋で休憩しているとsyasyuさんが我々に追いついた。
金明水~経塚山ピストン~東焼石岳~南本内岳~焼石岳~銀明水。
それでここで追いつくなんて、歩くの早いなぁ。 サンダルなのに...
ということで、銀明水でいっしょに記念撮影!
▲13:10 銀明水出発
下山時は引き続き右膝痛が続いた。
まあ、中沼まで急な場所はないのでゆっくりと歩こう。
いろいろな花を見ながら下って行く。
沢には魚もいたとか... そして中沼まで戻ってきた。
中沼の湖畔。
焼石連峰が中沼に綺麗に映るポイントである。
風も差ほどなく、鏡のように景色が綺麗に映る。
でも残雪時期や紅葉時期の写真はもっと素晴らしいだろう。
さて、あとは中沼から駐車場へ下るだけだ。
最後の最後まで気を抜かず、痛みも我慢して進む。
▲14:40 中沼駐車場
皆さん、無事に下山。 お疲れ様でした!
登山靴をサンダルに履き替え、スッキリした。
下山後は温泉でしょう。
中沼駐車場から全員で温泉「ひめかゆ」へと向かった。
タラさんや叔父に、温泉からあがるの速いと言われたな。
S氏も自分も、いつも通りなのにね...
そして温泉後の牛乳は美味い。
でも、皆につられて、更にソフトも食べた。
自然薯のソフトで盛り上がっていたが、そんなの無かった。
それは、じゅうねんゴマのソフトのようだったが、それも無かったよ...
いつも自分達のメンバーは多くても4~5名くらいだ。
それが今回は総勢12名。
今までとは違うスタイルの登山であった。
そして避難小屋への1泊。
更に宴会、12名分の豪華な料理など...
タラさん始め、皆様には大変お世話になった。 とても感謝している。
叔父と登山できたことも素直に嬉しい。
常にワイワイとハイテンションな女性陣。
S氏が皆に弄られているあたりも密かに楽しめた。
天気も良かったし、ホント楽しいところだらけの焼石登山であった。
地元の山もこんなに良かったのだが...
さて、次回3連休は、北アルプスへ行くぞ!?
(完)
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