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槍ヶ岳
2011年7月16日～18日
標高 3,180m （長野県・岐阜県） 百名山
天気：曇｜晴　

1日目：新穂高温泉→槍平（テント泊）
2日目：槍平→ 　槍ヶ岳　→中岳→南岳　→槍平（テント泊）
3日目：槍平→新穂高温泉
車移動距離：1,430km （往復）


（槍ネタを引っ張っております．．．これで最終です．．．）


＜３日目＞
夕べやすさんと打合せし、
今日もサンゴー（３時起き、５時出発）で考えていた。

予定通り、朝は３時に起きる。（当然真っ暗）
ヘッドランプを点灯させ、テントの中でボーっとしながら朝食の準備をする。　

我家（テント）はモンベルのステラリッジ１型である。
前室は１人では調度良いスペースで、両サイドには登山靴やゴミ類を置き、真ん中にクッカーを出す。

今日の朝食は昨日の朝食とすっかり同じ．．．
サタケの山菜おこわ（アルファ米）と味噌汁だ。
昨日と同様、アルファ米にお湯を入れて出来上がる１５分間にコーヒーも入れる。

朝食後、テントの中を少しずつ片付け始める。
シュラフ、シーツ、マット、衣類．．．
ごちゃごちゃしていたが順を追って片付けていくと、ある程度はスッキリしてくる。

４時過ぎに漸くテント前室のファスナーをオープン！

パートナーのやすさんはちゃんと起きているだろうな．．．
やすさんのテントを尋ねると、既に朝食を終了していたようだ。
他の皆さんも、後片づけが進んでいるようで．．．

さて、自分もテントの撤収を開始する。
フライは結露でびしょ濡れだな．．．防水のスタッフサックに突っ込む。

今回はペグを４本しか使用しなかった。（四隅のみ）
と言うのは、槍平キャンプ地の地面にはペグがあまり刺さらない。
大きな石を集めてテントを固定していた。

全ての道具がザックに納まる。
ザックの外にぶら下げているのがゴミ用の　モンベル：O.D.ガベッジバッグ4L
カレーや缶詰などのゴミが入っているので、今回からコレで対応している。

水場で今日の飲み水を確保し、後は出発するのみだ。

▲5:10　槍平小屋を出発
今日はコースタイム3時間30分、新穂高温泉へ戻るのみだ。
さよなら槍平小屋、またいつかココへお世話になりたい。

小川を越え、滝谷の沢を越え、大きな樹木の樹林帯を越え．．．
初日に、暑くて苦労して登ってきたこの道をすんなりと下る。
そして樹林の隙間から、林道最終地点である「白出沢」を確認。

▲7:00　白出沢出合
ここでちょっと休憩し、行動食を食べる。
ここから先は歩きやすい林道を下り、新穂高温泉へ戻るのみだ。


▲7:50　穂高平小屋
やっぱ林道は歩きやすい。
スイスイ林道を下っていると早くも穂高平小屋へ到着した。

登ってくる時は小屋は閉まっていた。
今日は朝から「氷」マークの旗が立っているな！　カキ氷か！
でも、ココはパスする。

ここでこの付近を歩いていたおじさんに「ショートカット登山道」を教わる。
ちょうどこの小屋付近から左に反れて登山道に入れる。行ってみよう！

ちょっと狭くて荒っぽい道が続いた．．．こっちより林道の方が全然歩きやすい。
で、どのくらい林道をショートカットしたのかな？？（15分間の登山道）
登山道は林道の「４」の標識のあるところに出合ったのであった。

▲8:30　林道開始地点
ああ、終にココまで帰ってきた！
槍ヶ岳、尾根縦走、槍平小屋、（南岳新道を除く．．．）　とてもイイ登山だったよ！

新穂高温泉の温泉街にある「ロープウェイ駅」へ立ち寄る。
「わさびソフトクリーム」の旗にちょっと惹かれていた．．．（ワサビソフト：300円）


バスターミナル付近の「新穂高登山指導センター」（総合観光案内所）で下山届を提出する。
そこから１５分程歩き、登山者用無料駐車場へ無事戻ってきた！（９時）

無料駐車場の出入り口付近に「新穂高温泉・ひがくの湯」のパンフレットが置かれていた。
登山者向けに営業しているとの案内だったのでココへ行ってみることにした。
下山者向けに、歯ブラシ、カミソリなども無料で用意されていてありがたい！
３日分の汗と疲れをここでスッキリ落としたのであった！
（サービスで「うまい棒」が食べ放題だったが．．．それより水分を．．．）

そのような訳で３日間の登山は終了！となるのだが、ここから最後の難関がある。
７００ｋｍの岩手までの帰路が待っているのだ．．．

新穂高温泉から高速道「富山ＩＣ」までにある「道の駅」、３箇所全てを巡り、お土産を買いながら。
途中、富山のご当地グルメ？　「富山ブラック」を食べ、元気も回復してきた！
高速道に乗込み、新潟、福島、宮城、岩手と８時間の高速運転に耐える。

そして２０時３０分。
無事岩手の自宅へ戻ったのであった。
総移動距離は１４３０ｋｍ、まあ慣れたものだな．．．

憧れの「槍ヶ岳登頂」という、自分としては大きな一つの目標を達成した。
天気にも恵まれ、トラブルも無く、この目標を達成することが出来てとても嬉しい！

さて、次の遠征をどうするか？



（完）