★ＰＡＬＯＭＯＮの山行きページ

日程：2015年2月15日（日）　日帰り
天候：曇｜雪　

▲七滝（ななたき）
　岩手県　八幡平市　
　（地理院地図はこちら）

＜ルート＞
　県民の森（フォレストアイ） ～
　　七滝登山口 ～ 野鳥観察舎 ～ 七滝
　　　（ピストン）
　（岩手県民の森のホームページ）

＜スノーシュー関連記事＞
　2010年11月： MSR EVO TOUR　購入　

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今回は山仲間のやす氏とスノーシューでスノーハイクを楽しむことにした。

前から気になっていた岩手山麓の七滝へ氷瀑鑑賞に行ってみることに。
さて、氷瀑の出来具合は如何に？

岩手山の裏側、八幡平市へとやってきた。
駐車場は「岩手県民の森・フォレストアイ」の駐車場を利用させて頂く。
今朝ほど積もった雪の除雪作業中ではあったが、親切に除雪が終わった場所へ案内して頂けた。



フォレストアイには既に３台ほどが駐車されていた。
たぶん、他の方も七滝行きかなと？
先にスノーシューで出発して行った方がいらしたので、その跡を辿ろうと．．．　ちょっと安心。

我々もスノーシューの準備を開始する。
しばらく雪山行きは山スキーだったので、久しぶりにスノーシューを履いたな。
ちなみに、自分のスノーシューはMSR EVO TOURのマスタード。　昨年は一度も使用しなかった。




▲9:15　フォレストアイ 出発
しっかりと靴にスノーシューを装着し、準備が出来たらいざ出発！

みはらし広場沿いに車道を歩き、七滝登山口へと向かった。
平地には強風が吹き荒れていたが、この辺りの樹林内は意外と穏やかだった。



車道を15分くらい歩き、七滝コースの登山口へと到着する。


▲9:30　七滝コース 登山口
登山口にポストが設置されていた。
登山計画書は車のフロント部分へ見えるように置いてきたので、ここへの投函はなし。



ここの登山口にも駐車場がある。
しかし積雪で駐車スペースが狭く、冬季は数台しか停めれないようだ。
登山口からどちらへ向かうのか、進むべき方向に迷っていたところ、
ちょうど駐車場で登山の準備をしている方にコースのアドバイスを頂けた。


樹林へと突入する。


今朝ほどの積雪と風の影響で、若干消えかけた昨日のトレースを辿った。



そのトレースもしばらく進むと消えてしまっていた。

まあ、木々に赤リボンが多くつけられていたのでコースは分かり易い。
赤リボンを頼りに進んで行くと、再び薄らと、昨日のトレースが分かるようになってきた。

しかし、ラッセルはちょっと疲れるね．．．




おや？

樹林内なのに？
こんなところに道路標識が！
ここには林道が通っているのかぁ？



実は夏山も含めて、この七滝コースを歩くのは今日が初めて。
地理院地図にも存在しない林道がここにあるんだなと．．．　周囲の夏景色を想像する。

雪は軽く目でそれほど深くもなかった。
しかし、ちょっと疲れたところで途中からやす氏にラッセルを交代してもらった。

そういえば、駐車場で自分たちより先に出発した方がいた。
彼らは何処へ行ったんだろう？
先行者のトレースに期待していたのだが、我々が先行者になっていた．．．



途中から林道と思われる開けた道へと出た。
その道を道なりに進んでいくと、砂防ダムらしき場所で行き止まりに．．．

ちょうど良く、ここで後ろから来た2人組に追い抜かれた。
そしてここからは、彼らのつけたトレースを辿らせてもらった。


やけに密度の濃い針葉樹林へと突入した。




▲10:40　七滝（上部から）
その樹林が開けると、正面に七滝が現れた！



ちょっと遠くから七滝を眺める。
七滝氷瀑の出来具合はなかなか立派に見えた。
１週間ほど前に山仲間のＳ氏が七滝氷瀑の画像をＦｂにアップしていた。
その時はあまり凍っていないように感じたが、今日は８割方凍り、氷瀑の出来は良い方では？

さて、七滝へと降りてみるか。

ここで急斜面を下るのだが、先程の２人組にこの斜面を突破してもらっている。



スノーシューでこの急斜面を下るのはちょっと厄介だった。
こういう斜面は後ろ向きに降りればいいのか．．．
何にしろ慎重に下る。　（まあ、短い距離なので．．．）


そして七滝の真下へたどり着く。
完全には凍っていないものの、なかなか立派な出来具合と確認できた。



やす氏と記念撮影。



そして滝壺を覗き込む。



写真の撮影やら、七滝の直下をウロウロとしていたが、足元が何となく危なそうだった。
この足場、積雪の中に亀裂が入っていた。
ここで足場が崩れたら、滝壺へ？　そしたら、簡単には這い上がれないだろう。

ここで写真を撮っている間、徐々に後続の登山者もここへ到着し周囲が賑わってきた。
その頃に先程の急斜面の上まで戻ることにした。


戻ったところで休憩、いつものおやつを食べる。

あれ？
やす氏が残念がっている．．．　おやつを車に忘れたらしい．．．
そうかぁ．．．　じゃあ遠慮なく、私は独りどら焼きを食べた。




▲11:05　下山開始
下山時には登りでラッセルした深雪もすっかり踏みしめられ、歩き易い登山道になっていた。

その道を楽々と下った。
これならスノーシューはいらないな．．．

下りでも何人かの方とすれ違い。
スノーシュー無し（ツボ足）の方や、山スキーの方にもお会いした。


やす氏、樹林内の深雪パウダーを駆け巡る。
それはとても気持ちよさそうに！

以下の転倒はやす氏の演出による．．．



▲11:40　七滝ルート 登山口
そしてあっという間に、七滝登山口まで戻ってきた。
スノーハイク、お疲れさんでした。


初めて見る七滝氷瀑はなかなか見応えがあり。
完全に凍っていなかったもののとてもご立派。　２月中旬が見頃なのであろうか？

今日の氷瀑は降り積もった雪で白かった。
でも、雪がつかない方が綺麗？
氷柱自体は透き通るような青色なのであろう．．．　

七滝までの道のりだが、登山口から七滝まで全体的に斜度が無い。
これはスノーシューによるハイキングには向いているが、若干物足りなさもあるな．．．


今回のルートはこちら。



さて、登山の帰りに「山ひろ」へ。　（盛岡北高付近）
ココのから揚げ定食ね～！　ボリュームあって、とても美味し！



消費したカロリーも、これでカロリーオーバーか．．．？

では、また山で！

（完）