早池峰山-登山(2017.6)

PALOMON

2017年07月04日 18:56


日程:2017年06月28日(水) 日帰り
天候:晴/曇 /

▲早池峰山(はやちねさん)
 標高:1,917m
 岩手県(宮古市・遠野市・花巻市)
 日本百名山

<ルート>
 ◎小田越 ~▲山頂 (ピストン)

<関連記事>
 2016年9月 (小田越より)
 2015年8月 (河原の坊~小田越)
 2015年5月 (河原の坊)
 2014年7月 (小田越~河原の坊)
 (その他の早池峰山の記事はこちら)

溜まった代休を小まめに消化。
今回は平日登山!
早池峰山の花の時期にあたる6月上旬~8月中旬は土日・祝日がマイカー規制となっている。
平日の今日、わざわざバスに乗る必要もないので早池峰山を選択してみた。

河原の坊コースは昨年コースの一部が崩落したことで今も尚も閉鎖中。
今回は小田越登山口から登り、山頂をピストンする。



登山の準備中に叔父・叔母の二人に遭遇。
二人を追いかける形で小田越登山口をスタートした。



こちら、熊よけの為に設置されている空き缶である。
これを叩き、大きな音を出すことで自分の存在を知らせる。
この凹み具合、けっこう叩かれた模様...



樹林外に出る手前で先行していた叔父・叔母に追いついた。
マイペースで登りたかったので、そのまま先へ行かせて頂く。




さて、今日は早池峰山の花見が目的。
ハヤチネウスユキソウやナンブイヌナズナの咲き具合は如何に?

ちょうど良い時期かと訪れたのだが...
ハヤチネウスユキソウの見頃にはまだ早かった。
この分だと7月上旬から中旬が見頃と思われる。



その他、いろいろな花見を楽しみながら山頂へ向かう。

固有種のナンブトラノオ。
僅かではあったが登山道沿いに幾つかが見られた。



ミヤマシオガマは広範囲で多く咲いていた。



ミヤマアズマギクも見頃である。



ナンブイヌナズナも見頃と言えよう。
7合目付近では登山道沿いにも多く咲いている。
とても鮮やかな黄色でボリュームもあり。



その他の花としては定番のミヤマキンバイやチングルマ。
イワウメ、チシマアマナ、ミヤマオダマキなどが見頃であった。


小田越ルートは1合目から9合目にかけて滑り易い蛇紋岩の急登が続く。
辺りの花を楽しみながら、写真を撮りながら。
ゆったりと慎重に登るのが良いね。

五合目の御金蔵付近から上部を見上げる。



六合目付近から振り返り、薬師岳の雄大な眺め。



西方面には薄らと鳥海山までを眺めることができた。
鳥海山はまだ残雪で白いね...



七合目付近の名物アトラクション、鉄梯子を登る。



九合目まで登れば、山頂までの残りは平らな道のりとなる。
ここに咲くミネザクラがちょうど満開だった。

早池峰山山頂に立つ避難小屋が見えてくればゴール寸前。
ここだけ若干の雪渓が残っている。



ミヤマキンバイに覆われた十合目の石柱。



そして一等三角点。
無事登頂である。



さて、今日はどら焼きではなく、
「たい焼き」を食べながら一合目で追い越してきた叔父・叔母の登頂を待った。



そのうちガスがかかり展望はイマイチとなったが、涼しくて気持ちの良い山頂だった。



その後は無事登頂した叔父・叔母と山の会話を楽しみ、用事もあったため一足先に下山させて頂いた。


下山中に昨年に続きKIYOさんとすれ違い。
(KIYOさんとは岩手の山でもよくお会いするね...)
早池峰山の花々をいっぱい楽しめたかな。



平日にも関わらず、団体さんも入りなかなかの賑わいぶりであった。
7月の早池峰山は花盛りだろう。
河原の坊ルートが封鎖されているため、特に土日の小田越ルートは特に混み合うだろうな。
トイレもないし、くれぐれも自然を大切に!

では、また山で!


(完)





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