ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 北海道・東北 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ページトップPALOMONサイトマップウォ地図気象庁ヤマレコにほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村 アウトドアブログ アウトドア用品へにほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ

2014年09月25日

南本内岳-登山

南本内岳-登山
日程:2014年9月23日(火)
天候:曇|晴 くもり晴れ 

▲南本内岳(みなみほんないだけ)
 標高:1,486m
 (岩手県西和賀町)
 南本内登山口コース

 <地理院地図はこちら>

 <西和賀の登山ガイドはこちら>

<ルート>
●南本内登山口より
 登山口 ~ お花畑 ~ [尾根コース] ~ ▲南本内岳山頂 ~ [お花畑コース] ~ お花畑 ~ 登山口



9月3連休の北ア遠征も無事達成し、今シーズンの登山もそろそろ終盤に差し掛かる。
さて、そろそろ地元の山で紅葉を楽しもう!

今回の山行きメンバーはいつもの山仲間S氏と2人きり。
向かう山は地元岩手の西和賀町に位置する「南本内岳」だ。
南本内岳へは6~7年前の秋に1度だけ登っている。
その時も秋(10月)だったな。 そしてS氏と2人だった...

紅葉の色付きがとても良かったという記憶が残っている。
しかし残念ながら写真が残っていないのである...

そんな訳で今回、この紅葉時期に再来を決定する。

南本内登山口までは10kmものダートを車で通行する。
林道好きにとっては楽しい林道、そうじゃない人にとっては嫌な林道...
結構山深い林道だが、普通車でも十分通行可能である。
南本内岳-登山

そんな自分は林道好き。
周りの景色を眺めながら楽しく通過した。 (運転はS氏にお任せ)
綺麗な景色、林道の橋の上から南本内峡を撮影。
南本内岳-登山

登山口までの林道にはこの様な個所が2か所ほどある。
川と林道が平面交差している場所。 これを「洗い越し」というらしい。
南本内岳-登山
シャーっと、水しぶきを上げて通過する...

そして無事、南本内登山口へと到着。
南本内岳-登山

登山口の駐車スペースは7~8台くらいかな。
まだ車は1台も無かった。
どうやら誰も来ていない様だ。

▲7:40 南本内登山口
登山靴に履き替え、スパッツを装備。 そしてGPSの軌跡もセット。
こんな感じで準備を整え、いよいよ登山開始だ。

その前に、登山口ポストの登山者名簿を記載する。
その時に名簿を見たが、やはり今日は誰も入っていないようだった。
南本内岳-登山南本内岳-登山

今日もS氏の後を追いかける。

登山道、出だしは緩やかな杉林を進んで行く。
私のペースに付き合ってもらい、ゆっくりと登山をスタートした。
南本内岳-登山

早速、第1渡渉。

季節は秋。
最近は雨も降っておらず沢の流量は少ない。
ここは難なく通過。
南本内岳-登山

徐々に山は杉林からブナ林へと変化していく。

登山道に積もった枯葉が初秋を物語っている。
南本内岳-登山

登山道脇には色々なキノコがいっぱい生えていた。
だが、松茸以外の天然キノコにはあまり興味が沸かない...
キノコは見た目だけ、写真撮影をしながら楽しむ。
南本内岳-登山南本内岳-登山
南本内岳-登山南本内岳-登山

しばらく尾根沿いの道を進んだ。
それほど樹林が開けている訳ではない。
しかし、歩いていて何となく気持ちの良い登山道である。
南本内岳-登山
南本内岳-登山

「14南本内岳」
はてな? 14は何のナンバーリングだっけ?
南本内岳-登山南本内岳-登山

第2渡渉。
広めの沢だが今日の流量は少なかった。
ここも難なく通過する。
雪融けシーズンや雨の日は増水による注意が必要かも知れない。
南本内岳-登山南本内岳-登山
南本内岳-登山
この沢沿いには、ミヤマダイモンジソウ、ウメバチソウが多く咲いていた。
そしてちょっと変わった花、チョウジギクも怪しげに咲いていた。

▲8:50 新倉沢分岐
第2渡渉を超え少し登った所に分岐点はある。
南本内岳-登山

分岐点ではあるが「沢コース」は廃道のようだ。
南本内岳-登山南本内岳-登山
ここは水場でもある。
ん? 水質を保証するものではないと?
看板へその様に書かれている。 これを飲むのか、飲まないのか? 迷うな...
南本内岳-登山

単に沢を流れる水か...
オレンジのカップが置かれていたが、なんか飲む気しないなぁ...
S氏に飲ませようとしたが、拒否された... 私も止めておいた。

先ほどの水場から更に10分程登ると、再び水場にたどり着いた。
こちらには「ブナ清水」という名前が付けられている。
南本内岳-登山南本内岳-登山
ここの水は地中に埋め込まれたホースから、ちょろちょろと流れ出ていた。
これなら少し飲む気も出てくる。
先にS氏に、「どうぞどうぞ..」と飲ませ、自分もそれを見てから飲む。
置かれていた湯呑で1口飲んでみたら、味には癖もなく、まあまあの水。
その後も2人は元気だった。

▲9:25 お花畑
雄大な湿地、お花畑へと到着する。
ここまではゆっくり目、コースタイム通りかな?
南本内岳-登山

お花畑から南本内岳山頂まで、コースは二手に分かれる。
登りでは分岐点から左方面へ「尾根コース」を選択してみた。

危険個所というほどではないが、この辺の斜面は右側に落ちないよう十分気を付けよう。
南本内岳-登山

そして尾根へ出る。
そこには紅葉の美しい景色が待っていた。
後ろを振り返ると、名も無き山の西斜面も綺麗に紅葉している。
南本内岳-登山

この辺りの紅葉は特に赤が濃い。
まさに燃えている、と言っても過言ではないな。
南本内岳-登山

迷わず此処へ来て良かったよ。
南本内岳-登山

前回登った経塚山を眺めるS氏。(経塚山登山はこちら)
南本内岳-登山

こちらは三界山。 (さんかいさん) 
三界山も良い山容だ。 そして手前の紅葉、燃え具合イイね!
南本内岳-登山

9合目付近。
後ろには既に南本内岳の山頂が見えている。
残り500m程、山頂まであと僅か、頑張って登ろう。
南本内岳-登山

▲10:15 南本内岳山頂 1,486m
今日も無事登頂を果たす。 おめでとう。
ここには三角点が存在しないのね... タッチはなし...
そういえば前回登った時はガスっていたため山頂景色の記憶が全くないな。

南本内岳-登山

打って変わって今回は最高!
しばらくの間、山頂からの雄大な景色を堪能した。
南本内岳-登山

山頂は風もあり、動いていないと寒くなってくる。

ここまで誰にも会わなかったが、焼石岳方面から2人の登山者が登ってきた。
焼石岳と言えば、AさんとSさん。 2人は一緒に此処へ登ってきた。

前回の金明水小屋泊では三陸海鞘の差入れを頂いた。
その前は銀明水で昼食にタマゴ焼きも頂いたなぁ。
毎週のように焼石岳を訪れ、登山道の刈り払いや小屋の清掃など快く行って頂いているお方だ。
いつもありがとう!

で、AさんSさんと会話を楽しむ。 (金明水連泊で、もう4日目とか...)
南本内岳-登山南本内岳-登山

ここでおやつタイム、どら焼きが登場。

山頂景色を十分楽しみ、Aさん、Sさんにも別れを告げる。
南本内岳の山頂を後にし、我々はお花畑コースへと向かった。
南本内岳-登山

そんな中、チングルマの紅葉の中に紛れて白く咲くウメバチソウを発見。
おっ、チングルマの咲き残りも発見だ!
南本内岳-登山南本内岳-登山

ミヤマリンドウも一輪のみ、これも咲き残りだな...
オヤマリンドウは全盛期。
南本内岳-登山南本内岳-登山

山頂付近の花を楽しみながら、お花畑へと下っていく。
南本内岳-登山

急な坂を下り切ったところで木道のある湿原へと出る。
南本内岳-登山

そこにはミズギク、ハクサンボウフウ、トウウチソウなどが咲いていた。
南本内岳-登山
南本内岳-登山南本内岳-登山

立派なトリカブトも発見。
南本内岳-登山

さて、今日は晴れているのに、さっぱり登山者に合わない。

山は大分空いている様だし...
ここの湿原の木道上でランチにすることにした。

南本内岳-登山

あれれ、タイミング悪く... 昼食中に1パーティ通過。
これは狭いところで休憩していて、ちょっとお邪魔しました。

私はカップラーメンと自作おにぎりだが、S氏は肉じゃがかぁ。
それはイイね! デザートもあるのね...

南本内岳-登山南本内岳-登山

私はドリップコーヒーと共に、好みの硬めのチョコチップクッキーを食べる。
ランチでは秋の湿原景色と共にいい時間を過ごした。

▲12:10 お花畑
昼食を終えれば、あとは登山口へと下るだけだ。
下りは久しぶりにペースをアップして下ってみた。
膝はちょっと疲れたが、前回のように痛みは出なかった。
南本内岳-登山

45分程で登山口へと下山した。

▲12:55 登山口
無事下山、お疲れ様でした。
南本内岳-登山

下山時に登山者名簿を確認してみた。
今日は我々を含めて4組しか入山していないようだ。
駐車されている車は我々を含めて4台。
そのうち1台は林道パトロール用のジムニーである。

ここから登る方は長い林道のせいもあって意外と少ないのかも知れない。

さて、10kmの林道をS氏の運転で戻る。

今回、下山後に向かった温泉はオアシス館という温泉だ。
秋田自動車道の錦秋湖サービスエリアに隣接する温泉である。
ここの温泉は初めて利用した。
料金は大人=500円。 (温泉後、ソフトクリーム=280円。) 
南本内岳-登山

近場への日帰り、ゆったりと楽しい登山であった。

さて、岩手の紅葉は山頂付近で既にピークを迎えている。
今行かないと! 山頂付近の紅葉は終わってしまうよ。
でも、中腹のブナ林で紅葉を楽しむにはまだまだ早いなぁ。

(完)

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) MOUNTAIN JACKET
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) MOUNTAIN JACKET





THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) Prime Legde Jacket
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) Prime Legde Jacket





THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) VE 25
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) VE 25










この記事へのコメント
ダート10kmですか……(^^;

熊さんが出てこないか不安にもなりますね……

紅葉めっちゃ綺麗~(*ノ▽ノ)
Posted by 結斗パパ at 2014年09月26日 11:02
▼結斗パパさん
こんばんは!
はい。10kmの林道走行も楽しみましょうよ。
さて、紅葉シーズン到来ですね~
紅葉ものんびりしていると直ぐに終わっちゃいそう... 
Posted by PALOMONPALOMON at 2014年09月26日 21:13
紅葉きれいですね。
おなじ日に犬倉に行ってましたが、こちらはまだ早く、これから、といった感じでした。

キノコは、ボリ?、ニガクリタケ、ベニタケ?、アイタケでしょうか・・・
Posted by 緑茶 at 2014年09月30日 23:39
▼緑茶さん
こんにちは。
三ツ石の紅葉はピーク過ぎたようですね。
犬倉周辺はそろそろといったところしょうか?
今年のキノコは松茸が豊作らしいですね~!
Posted by PALOMONPALOMON at 2014年10月01日 12:49
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
南本内岳-登山
    コメント(4)