十勝岳~美瑛岳-登山①

PALOMON

2016年07月21日 20:22


日程:2016年07月17日(日)
天候:晴→曇(雨) →()

▲十勝岳(とかちだけ)
 標高:2,077m
 北海道 
 日本百名山
 花の百名山
(地理院地図はこちら)

▲美瑛岳(びえいだけ)
 標高:2,052.2m
(地理院地図はこちら)


<ルート>
 ◎吹上温泉(白銀荘) ~ 吹上温泉分岐 ~ 十勝岳避難小屋 ~ ▲十勝岳
   ~ ▲美瑛岳 ~ 雲ノ平 ~ 吹上温泉分岐 ~ ◎吹上温泉(白銀荘)


今年も遠征時期がやって来た!(7月3連休は恒例の登山遠征)
しかし、遠征2日前になり天気予報がとても怪しい。
晴れマークは北海道しかなかった...

では本州脱出、フェリーでGO!
今回はS氏と2人での山行きとなった。
ギリギリまで天気予報を眺め、天気の良い地域へ遠征するのがいつものパターン。

しかし、この3連休。本州は何処も雨予報だ...


確かに本州はまだまだ梅雨の真っ最中。
自分の中では「今年の遠征は中止だな」と思っていた...

「じゃあ北海道へ行こう!」

といった展開は全く考えていなかった。


<7月15日>----------------------------------

22時、S氏を助手席に乗せて岩手を出発。
いつもの遠征とは異なり、高速道をひたすら北上する。

青森ICを下り、青森港(フェリー乗り場)へ到着したのは深夜1時だ。



予約しているフェリーは朝5時の出港予定である。

当初はここで仮眠する予定だったが時間短縮を検討する。

便を1つ早めることが出来るか...?




窓口へ向かったS氏はあっさりと便を早めることに成功し戻ってきた。


今回初めてフェリーを利用する。
車輌の乗り入れ、船内の様子、揺れ具合などなど...どんな感じか?



フェリーの中へはなかなか入れてもらえないのね。
フェリー乗場の受付済駐車場にてしばらく待機する。
普通車は最後に誘導された。




フェリーへ乗り込んでしまえば、あとは函館への到着までを寝て過ごすのみだ。



もちろん、リーズナブルな2等室へ雑魚寝である。

深夜便なので2等室は空いている方か?
陣取った場所に横になり直ぐ眠ろうとしたが、なかなか眠れず...



トイレに起きた際に船内から海を眺めた。

北海道はまだか?




<7月16日>----------------------------------

6時20分。
フェリーは予定通り函館へ到着した。

さて、この時間に朝食を食べるとすれば朝市しかないだろう。

豪華海鮮メニューがずらりと並んでいた。
まあ、朝なのでワンコインで済ませたが...
帰りはもっと豪華にいきたいなと...



朝食後は本来の目的地へ。
北海道の真ん中に位置する富良野へと移動する。

修学旅行ぶり。
駒ケ岳を眺めながら大沼公園付近を通過した。
あの駒ケ岳。山頂まで登山道が延びていない理由が山頂の形から理解できる。



大沼公園ICから高速道へ入り、そこから一気に加速する。

北海道の高速道はSAが少ないようだ。
2時間走って有りついたSA「有珠山SA」にて少々の休憩...

有珠山と昭和新山を眺める。



更に2時間走って高速道は占冠ICで下りる。

此処まで来て、なんか天気が微妙になってきたぞ...

占冠の道の駅で休憩後は一般道を北上し富良野へ向かった。


富良野にはS氏が注目していたというカレー店がある。
自分は予習が足りず...とりあえず、S氏が言うままに運転手を担当。

超人気のお店か...
行列に並んで、やっとのことでこのカレーを大盛りで頂いた。
スパイシーで美味しかったな。




さて、富良野市街地から登山口の吹上温泉までは1時間ほど。

既に山は曇っており、目的の十勝連峰は見えず。
更に山間に近づけば近づくほどガスっぽくなってきた...

肝心の明日は大丈夫か?


16時前には登山口の吹上温泉へ到着できた。
天気はイマイチだが、なんとか雨は降っていない。
早速テントを設営し、一汗かいたところで白銀荘の温泉へ入った。
(テント1張り500円、温泉600円。)



そして漸く安着ビール!

乾杯!
しかし、ここは遠いな...疲れた...




今日は移動の疲れもあり、早めの就寝とした。

明日は3時起き5時出発で十勝岳から美瑛岳を周回する。

ここで雨に降られたら最悪。
晴れを祈って就寝...


<7月17日>----------------------------------

予定通り3時に起床。
隣のS氏のテントもガサガサいっている。
どうやら起きているようだ。

一先ずテントの中でお湯を沸かしてコーヒーを淹れ朝食をとる。

食後にテントから出るとS氏のテントは片付いていた。

そして空は晴れ、山が良く見える。
心配していた天気は大丈夫そうだ。

5時出発の予定だったが...
天気が崩れる前に出発しようとS氏に急かされる。




まあ、その意見に賛成だ。
テントを片づけて準備を整え、4時20分にテン場を出発した。


<その2へ続く>




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