という訳で、テクニカのコーチスライトプロを購入してきた。
お店に展示されていたサイズ26.5cmを履いてみると、つま先がきつかった。
しかし、このブーツのインナーは熱成型に対応している。
超軽量PALAUインナー(フルサーモインナー)の採用で、あらゆる足型にフィットするとのこと。
熱形成すれば私の足にもこの26.5cmで丁度良くなるとのことを店員さんから説明頂いた。
(私の普段履きは26.0~26.5cmである。)
こんな機械が登場。
ブーツのインナーをじっくりと温めていく。
この機械によるインナーの温め時間は15分くらいだったか?
その間に私のスキー板のバインディング、「ディアミール」にこのブーツを合わせて頂く。
このDYNソールに合わせて、ディアミールのつま先の高さも調整して頂いた。
さて、温まったインナーに足を入れたまま10分間。
バックルをキツク締めて、しっかりと自分の足に合った成型を行う。
熱成型が完了すると、ホントにイイ感じにインナーが仕上がった!
さて、ブーツを履いてみての感想だが、ウォークモードが凄くイイ...
この歩き易さに感動した... そして、軽い!
重量1,760g(26.5cm)とフリーマウンテン超軽量モデルとのことだ。
軽さを追求してか?
アルミニウムの3バックルはとてもシンプルな感じだ。
45mmのベルクロストラップはとてもしなやかで締め易い作りである。
ブーツ後方のストラップを上へ引くことで、「HIKE」ウォークモードへ切り換えとなる。
店員さんの話では、このコーチスライトプロのウォークモード前後可動域は広いとのことだ。
膝を伸ばして真っ直ぐ立てる。
今まで履いてきたスキーブーツに比べたら、大分体力の消耗も軽減できそうだ。
脛部分のバックルも赤い位置まで下げることで更に歩きやすくなる。
下記にある動画にてウォークモードの可動域を確認できます。
コーチスプロライトはTECHビンディング対応DYNソールが標準装備となっている。
オプションでアルペンソールも購入できるらしいが、自分のディアミールにはこのままでOK。
ビブラムソールには全く劣るのだが、まずまずの溝の深さがある。
今までの靴はツルツルのアルペンソールだっただけに、これは歩行で十分活用できると思える。
コーチスプロライトは軽量のTECHバインディングへも対応している。
TECHも将来的には使うかもしれないな。
フレックス値はやや硬めの120である。
ラスト幅は100mm。インナー熱成型を行うことでしっかりと足にフィットするだろう。
その他、インナー用のソールが付属されていないので、別途購入することになる。
今回はインナーブーツに相性の良い4000円程度のソールを店員さんに選択して頂いた。
で、トータル価格はそこそこする...
一気にお金が飛んで行ったわけだ。
しかし、熱成型からバインディングの調整、インナーソールのカッティングまで、
全ての作業を店員さんに行って頂いたので、お店の対応にはとても満足している。
そうなれば、早いところ山へ出たい。
今週末は岩手に低気圧直撃か? 今週末に山行きを予定している...
<その後、熱成型記事はこちら>
(完)
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