薬師岳山頂で山どら休憩。
これから和賀岳までの縦走路を歩く。
(薬師岳~小杉山~小鷲倉~和賀岳 道のり:3.8km)
▲9:00 薬師岳出発
薬師岳を過ぎると目的地の和賀岳は「小鷲倉」に隠れて見えなくなる。
(写真のピークは小鷲倉)
この辺りの縦走路は起伏が少なく体力的に楽である。
ただし笹藪が深い... 足元が見えないので歩行には十分に注意!
この辺りには7月の花の時期にニッコウキスゲが多く咲くらしい。
次に登るときは花の咲く時期を選択したいものだ。
まあ、今回の緑の赤の入り混じった山景色も十分楽しめるのだが。
(この緑色は全て笹藪)
▲9:10 薬師平
薬師平を通過する。
ここはテン場として最適な平地に思えた...
和賀岳へテント泊で登山する方もいるようが、幕営指定地はあるのか?
国定公園のように全面幕営禁止という訳ではないのだろうが、
やはりむやみに幕営するのもよくないのだろう。
そんなことを思いながら先へ進む...
▲9:35 小杉山分岐点
2万5千地図を見ると小杉山には三角点マークが書かれていた。
ちょっと三角点を探してみたが見つからなかった。
どこかに埋石されているハズ...?
小杉山の分岐点から次のピーク「小鷲倉」を目指す。
ここの道は草刈がされていて歩き易かった。
薬師岳からの縦走路の中では傾斜はきつい方かな?
最近の運動不足がここに現れる...
紅葉もここで終わりだ。
小鷲倉のピークから先は枯れた草木の景色、これは何だか寂しい。
そんな中、遠くには田沢湖を眺めることが出来た。
またまた深い笹薮を進んでいく。(ここは深かった)
全然足元が見えないので、転倒もあり... これは危険だ...
和賀岳山頂も目前、紅葉もなければ殺風景だ...
▲10:35 和賀岳山頂
そして和賀岳へ漸く登頂!(1,440m)
地元の山でありながら、なかなか登る機会が無かった。
これで制覇できた。 おめでとう!
そういう訳で、まずは三角点へ。
和賀岳は一等三角点であった。
久しぶりに三角点へタッチ! (点名:和賀嶽)
しかし、風の強い山頂だった...
先に登頂した7人組のパーティも速やかに和賀岳から下山して行った。
空いた山頂でS氏と2人でランチにする。
ヒートエクスチェンジャーでおなじみのクッカー「
DUG HEAT-I」。
いつの間にかS氏も同じクッカーを購入していた。
これでお湯を沸かし、熱いカップラーメンを食べる。
食後にコーヒーを淹れ、スイーツも食べて満足する。
これで山頂の楽しみも終わりだ。
▲11:15 下山開始
風を防ぐ場所が無く、ちょっと寒い和賀岳の山頂だった。
食後は直ぐに山頂を後にした。
何度か書いているが、個人的に下山は苦手だ。
あの脚の筋肉疲労がなんとも... 歩き方が良くないのかな?
脚に負担がかかり膝上あたりが疲れてしまう。
で、1ヶ月ぶりの登山となれば、増してや疲れる...
山スキーの様に滑って下りる。 それが理想的~♪♪
長い縦走路を風に吹かれて戻ってきた。
そして薬師岳周辺へ。 この辺の紅葉が特に良かったな。
今日はここまで天気が良かった。
しかし、薬師岳を過ぎたあたりで灰色の曇がかってきた...
今年の登山では雨に良く当たっていたから、この空を見て嫌な予感がした...
開けた雄大な景色も見納め、紅葉の樹林帯へ入っていく。
そして暫く下ったところで雨がポツポツと落ちてきた。
直ぐにレインウェアの上着を着て、ザックカバーをかけた。
再び歩き出すと
更に雨の強さが増してきた。
慌ててレインパンツも履いて完全レイン装備になった。
雨が降ってきたら様子を見ず、できるだけに直ぐにレイン装備になる。
そして最後までレイン装備、登山口まで無事に戻った。
▲14:30 駐車場到着
無事下山、お疲れさんでした。
下山タイムは3時間15分、最後はダラダラと歩いていた...
そして下山後は登山口に最も近い「中里温泉」という温泉に浸かってきた。 (大人=400円)
<中里温泉のページ>
1ヶ月間運動せずに過ごしてきたので、予想通り足が結構な筋肉痛になった...
それでも、やっぱり山行きは楽しい!
(完)
DUG(ダグ) ヒートI
軽量化に拘る方はやはりチタンのこちらがお勧め!
EPI(イーピーアイ) ATSチタンクッカー TYPE3-M
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