栗駒山(須川岳)~秣岳-登山②
▲10:45 栗駒山頂・下山開始
山頂から天狗平までは登ってきた尾根を下りていく。
前方眼下に秣岳方面へ向う登山道が見えていた。
▲11:00 天狗平
天狗平に戻ったあたりで
M氏、腹痛のアクシデント発生!
(トイレは登りで通過してきた昭和湖の湖畔にバイオトイレがある...)
検討の結果、残念ながらM氏はトイレを求め須川温泉へピストンすることとなった。
M氏よ、サラバだ...
自分はS氏と予定通り、秣岳へ縦走する...
▲11:05 天狗平出発
天狗平の分岐点から登山道を秣岳方面へ進む。
ここの道は笹薮を切り開いた平坦な道だ。
途中、団体さんにも親切に道を譲っていただきスイスイ進む。
天狗平の分岐点から10分程歩くと、
なんとも景色の良い場所に出る!
ここは「展望岩頭」という名前があるらしい。
その名のとおり
展望の良い崖の上。 2年前の春に訪れた時は多くの花が咲いていた。
(イワウメ、ムシトリスミレ、ヒナザクラなど)
展望が良いためここでランチを楽しんでいる登山者も多かった。
▲11:15 県境
ここには岩手県・秋田県・宮城県の三県境がある。
上の写真の石柱がその三県境点である。(念のため石柱タッチ!)
展望岩頭では休憩している登山者が多かったが、県境を過ぎると登山者は全く居なくなった。
そしてその前方彼方に「秣岳」(まぐさだけ)が見えてきた。
おお、秣岳...
意外と遠いな...
県境を越え奥へ進んで行くと登山道は下り坂となる。
ここの登山道は意外と荒っぽかった...
秣岳への縦走路は地図で見ると平坦かな?
...と思っていたが、意外とアップダウンがある道のりだった。
▲12:00 しろがね草原
湿地帯が目の前に現れた。
「山と高原の地図」を見ると、ここは「しろがね草原」と名前がつけられていた。
登山道には木道が敷かれている。
おっ、奥に見えるあのピークが秣岳の山頂かぁ?
さてこの辺りに咲く花だが、
まだまだ元気に「イワイチョウ」が咲いていた。
そしてこの赤い花はなんだ??
なるほど!
「イワショウブ」かぁ。
花が咲く前の蕾の状態では赤く、花が咲くと白い花になるんだ...
草原の木道沿いには(秋の)「アキノキリンソウ」。
湿地帯も何となく秋っぽい黄金色に変わってきたな。
ところで今更だが、
秣岳の「秣」ってなんだ?
→秣(まぐさ)とは馬や牛の飼料とする草。⇔馬草(うまくさ)
そうなのね...
さて、秣岳のピークに向かって大きな岩を越えていく!
岩場を登りきると...
あら? またまた下り...??
ここはニセピークだった...
そして暫く歩くとまたまた湿地が現れる。
本当のピーク「秣岳」は向こうかぁ... あと一息だ!
しかし、近いようで意外と遠い秣岳だった...
さて、天狗平で別れたM氏は無事に須川温泉に下山したかな?
(その3へ続く)
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