槍ヶ岳-その1

PALOMON

2011年07月22日 21:03


槍ヶ岳
2011年7月16日~18日
標高 3,180m (長野県・岐阜県) 百名山
天気:晴
1日目:新穂高温泉→槍平(テント泊)
2日目:槍平→槍ヶ岳→中岳→南岳→槍平(テント泊)
3日目:槍平→新穂高温泉
車移動距離:1,430km (往復)

今年のアルプス遠征は憧れの「槍ヶ岳」へ決定! 

昨年の9月に「大天井岳」から眺めた「槍ヶ岳」。
鋭い穂先...今年こそ、あの穂先へ立ちたかった。
(昨年の記事はこちら)


そしてこの3連休にそれは実現する!

今回の登山も、naturumブログ仲間のやすさんと2人での山行きだ。(やすのレビュー)

ネックは岩手からの長距離車移動にある。
そう、片道700kmもの徹夜移動だ。

まあ、去年も一昨年もこれをやっているので慣れたと言えば慣れたもの...

金曜日の仕事を終え速帰り...
自宅で「夕食~風呂~準備」を順調にこなしたところにやすさんが登場する。

▲20:45 岩手出発
さあ、いよいよ岐阜県の「新穂高温泉」へ向けて出発だ!
我が愛車「Palomon号」で高速道へ乗り込み、まずは630km離れた富山ICを目指す。
高速道は夜間なのに混んでいる...特に東北道はトラックが多い...
福島の郡山JCTから新潟方面(磐越道)へ進み、新潟からは北陸道をひたすら南下する。

富山ICには朝の3時頃到着した。
新穂高温泉までは一般道であと70km、コンビニなどに立ち寄りながら約2時間で到着するだろう。
夜明け近くは流石に眠い...眠気との戦い...

▲5:00 新穂高温泉到着
何とか新穂高温泉までやって来た。「登山者用無料駐車場」へ到着だ!
無料駐車場の駐車スペースはほぼ無し...グルグル車で回って駐車スペースを確保。
流石に3連休の早朝、駐車場は混んでいるな...
とりあえず駐車できたことで安心だ。1時間だけだが車の中で仮眠をとる。


▲6:30 準備開始
無料駐車場の敷地には仮設トイレが2つ設置されていた。ここを利用させてもらう。
さて、登山靴に履き替え、車の中に忘れ物が無いかをチェック!
そしてテント泊装備の重いザックを背負う。

登山者用無料駐車場からは道路沿いを15分程度歩くことになる。
バスターミナル付近の「新穂高登山指導センター」(総合観光案内所)で登山届を提出する。

登山プランは下記のとおり。
初日:ここ新穂高温泉から右俣林道を登り、槍平小屋のテン場で幕営。
翌日:テントは張りっぱなしで荷物を軽くし、槍ヶ岳へ山頂アタック。
   そのまま、槍ヶ岳→大喰岳→中岳→南岳と縦走し、南岳から南岳新道を下り槍平小屋へ戻る。
最終日:槍平小屋から新穂高温泉へ下山するのみだ。

登山指導センターの横にある大きなルート案内板の写真に書き込んでみた。
(クリックで若干拡大)



西穂山荘行きのロープウェイ「新穂高ロープウェイ」の下を通る。
このロープウェイで上に行って見たいな...

ちなみに車が入れる最終地点にある駐車場のゲート(右上写真)。
6時間で500円のようだ。 3日で6000円か...
(普通車:30分まで無料、30分から6時間まで500円、以降6時間ごとに500円加算とある)

▲8:00 右俣林道入り口
さあ、登山開始!
と言っても暫くは林道歩きだ。

歩いている途中、後ろからトラックが林道を通過していく。乗せてって欲しい...
(もちろん指定車輌以外は通れない)
林道は木々に囲まれ日陰が多い。その隙間から高い山が見えていた。

▲8:50 穂高平小屋(10分程休憩)
1時間ほど歩くと牧場のような開けた場所へ差し掛かった。道路左側に「穂高平小屋」がある。
小屋は2011年7月16日~夏の営業はじめたとのこと。
(原則素泊まり、営業日以外は避難小屋となるようだ。)


小屋ではテラスの日陰でちょっと休憩をさせてもらう。
ここでおにぎりを1個食べる。

時刻は午前9時。
天気が良く日差しが強い。良く見れば空には雲ひとつ無いイイ天気だ。
だんだんと気温も上がってきている...

ズンズンと林道を進む。
林道は歩き易いが、2時間も歩いていると流石に飽きてくる...
そしてまた、工事関係の車に追い越される...

そして林道の最終地点まで来た。ここの沢を渡れば、残りの道は登山道へ変わる。

▲9:55 白出沢出合
巨木の森林へ突入。この辺りの標高は1500mくらいだ。
白出沢、「荒天・雨天時出水徒渉注意」

岩と木の根が入り混じる登山道を進む。
その途中、岩陰に「ヒカリゴケ」を見ることが出来た。
(暗く湿った場所に生育するコケの一種。
 わずかな光を反射して光っているように見えるのが名前の由来です。)

確かに光っている!
ヒカリゴケは岩手だと「早池峰山」向かいにある「薬師岳」で見られる。
(薬師岳のヒカリゴケ記事はこちら)

この辺りから急に疲れてきた。
徹夜移動で寝ていないせいか?
それほど傾斜のある登山道ではないのだが...気温も上がりバテ気味の自分...


雪渓の残る沢(チビ谷)を通過する。
沢ではあるが、ここは水の流れが無いので安全だ。(標高:1700mくらい)

▲11:30 滝谷出合
なかなか調子が出ず休憩時間もちょっと多めなる...
そんな中、遅めのペースで「滝谷非難小屋」までやってきた。

この小屋...
コンクリート壁に木の扉、あまり入る気がしない小屋だ。

滝谷非難小屋の場所にある沢は水量が結構多い。
徒渉をどうするか迷ったが、ちょっと上流側に木の橋が掛けられていたので安心した。
橋は細いし水量が多いので気をつけて渡ろう。

この沢、上流方向を見上げると...あれは「ジャンダルム」か??
違うか?...北穂? 何れは「ジャンダルム」の上を歩いてみたい。
(小屋で聞いたが、北穂ドームのようだ)

▲11:45 藤木レリーフ
沢を渡って直ぐのところに「藤木レリーフ」がある。
昭和40年5月に作成されたレリーフのようだ。
(藤木九三:WIKIリンク)

登るにつれて木製階段や木道が多くなってくる。
木道の付近に小川が見えてくれば、そこはもう「槍平小屋」である。

▲12:55 槍平小屋
後半は休憩も長めにとり、漸くここ「槍平小屋」まで来た!
5時間近くかかった...コースタイムは4時間半なのでオーバーしている...


とりあえず「槍平小屋」でキャンプの受付 ♪
利用料は1人:500円だ。
今回はここへテントで2泊をするが、受付は1泊毎に行う決まりのようだ。

キャンプの受付を済ませ冷たい飲み物でも飲もう!
缶ジュース類は300円、ビール(350ml)は500円。
飲み物は水に浸かっていたが、あまり冷えてはいなかったな...

槍平キャンプ場の水場はとても豊富な水量だ。
蛇口の1つは水を出しっ放し。
(売店の飲み物とちがって)とても冷たくおいしい水だった。

トイレは男性専用1箇所、兼用個室2箇所。
トイレットペーパーは無いので持参の物を使用する。
(あまりキレイではない。)

テン場の雰囲気はこのような感じ。
結構広いキャンプ場、約50張のようだ。3連休だがまだまだ余裕のスペースだ。

テント設営中、立ちくらみあり...やっぱり今日は不調...寝ていないせいなのか?
暑いせいか...
暑いのだが昼食はカップラーメンだ...


自分は小屋から一番遠いところにテントを設営する。
夕飯までは小屋の日陰で冷たい水を飲みながらゆっくり休んでいた。
日陰は涼しく夕方には悪かった調子も回復してきた。

夕方になりだいぶ涼しくなったか、食欲も出てきたところで今日の夕食を。
アルファ米、レトルト牛丼、蟹の味噌汁、鯖の缶詰 (上の写真)
食欲も回復しこれらを美味しく食べた!

食事後は就寝準備。
テントには19時に入り、翌朝まで出ることは無かった。
テントの中はやや暑いのでダウンシュラフには入らず、ウォームアップシーツのみで就寝だ。

夜は騒ぐ者もなく比較的静かなテン場、ゆっくり寝ることができた。
翌日は3時起きで槍ヶ岳山頂アタックだ!

(その2へ続く)

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