唐松・五竜岳縦走 その5

PALOMON

2010年09月05日 09:00

2010年8月27日~28日(テント1泊)
八方尾根~唐松岳~五竜岳(ピストン)
唐松岳:2696m 五竜岳:2814m(百名山)
天気 80%曇り、15%晴れ、夕方強めの雨

<関連記事①:岩手から移動>
<関連記事②:八方尾根を登る>
<関連記事③:唐松山荘~五竜山荘>
<関連記事④:五竜山~ご来光>

▲28日 7:40 五竜山荘を出発
五竜山荘~唐松山荘への帰路、いざ出発!
2時間30分のコースタイムだ。

で、良いはずの天気が...悪くなった...

ちょっとがっかり~と、唐松山荘方面へ向かう。
でもいい事もあるさ!

今回2度目の雷鳥との出会い。

五竜山荘を後にして直ぐ、下りの登山道の真ん中に2匹いた。
逃げないし...下りで加速していたから、危なく踏んじゃうところだった。


しかし逃げないものだな。
それでは...と思い、動画も撮影。(公開は無し)
今日も雷鳥に会えたので天気は悪くてもまあイイか、とずんずん進む。

そして1時間半程歩くと、例の難所「岩場鎖場」に差し掛かる。
帰りの岩場は登りだ。
下りに比べたら怖くないので、気持ち的には楽、体力的には疲れる...




▲10:00 唐松山荘へ到着
何だかんだで、往路と同等のタイム(2時間30分弱)だった。
唐松山荘は霧に包まれていた。



私が唐松山荘に着くと、タイミングよく霧が晴れてきた。
こういう要所要所ではラッキーな自分。

唐松岳の山頂が見えた!



早速ザックをデポして唐松岳へ登る。
ぬれたテントとか...重いザック無しの登りは非常に楽だ。
霧がかかる前に山頂へ行きたい!




▲10:30 唐松岳山頂
唐松山荘から20分くらいで登れる。
青空の山頂はとても気持ちがいい! (でも不帰キレット側は霧で見えなかった...)



三角点。(2695.8m)
唐松岳は「2等三角点」だ。 そしてタッチ!

そういえば「五竜岳」には三角点が無かったので、今回の登山初の三角点タッチだった。



振り返ると唐松山荘、そして先程戻ってきた岩場の辺りが見える。

唐松山荘の下のギザギザの道はテン場。
みんながおっしゃるとおり、あまり下に幕営すると上がるのが大変そうだ。




▲11:00 唐松山荘へ戻る
唐松岳山頂の景色を満喫して下りてきた。

とりあえず「水」が欲しい。
ザックには五竜山荘で買った100円=1Lの水があったが、冷たいのが飲みたい。



唐松山荘の自動販売機のメニューを紹介。
・信州安曇野の天然水(500cc) : 300円
・アクエリアス(500cc) : 500円
・キリン 一番絞り(350cc) :550円
・アサヒ スーパードライ(350cc) :550円
・バヤリース プレミアムセレクション ふじりんご100%(280cc) :400円 
・バヤリース プレミアムセレクション オレンジ100%(280cc) :400円 

朝3時の朝食以来、何も食べていなかった。
ひとまず冷たい水を購入し、それと「どら焼を」食べる。

▲11:20 下山開始
ここを去るのは惜しいところだが、そろそろ唐松山荘を後にする。
今日は土曜日、登ってくる登山者も多い。

▲11:50 丸山ケルン
▲12:10 雪渓

下界は天気がいい。(やや気温も高い)
パラグライダーやハングライダーをやっている人もいた。気持ち良さそうだった。
出来ることならココから飛んで帰りたい...

八方池も上から良く見えている。
八方池に写る白馬の山並みは見れるのか??



▲12:40 八方池へ到着
ちょっとねばってみるが...
残念、やや風もあり、雲も多い。
八方池に山々がきれいに写ることはなかった。



▲13:05 八方池から下山


ここからは普段着、軽装の方が多い。
道も木道と整っており、楽に下りられる...いや、足にきていた私...
ぎこちない歩き方でこの辺を下山する。

▲13:40 八方池山荘
とうとう戻ってきた。
自分にお疲れさん!

さっそくブルーベリーアイス(300円)
バニラとのミックスを頂く。うまい!





後はリフトに乗り込み、駐車場の黒菱カフェテリアへ下山するのみ。
リフトに吹くの風がとても気持ちよかった。

▲14:10 下山
登山は終わった。 自分の体力の無さに完敗。

今回はいろいろと経験した。
テントでは大雨、ヘッドランプで暗闇を歩いたり、岩場・鎖場を経験したり...
ご来光、影五竜などの絶景も観た...
初めて出会った雷鳥、
ん~、なかなかいい登山だったのではないか!

あ、まだ終わっていない。
岩手まで、570kmの帰路が残っている。
無事、自宅へ帰るまでが私の登山。

それではまず、温泉に行かねば!


去年の白馬三山でも利用した「白馬八方温泉」で疲れを癒す。(500円)
スッキリした!

帰路の運転はゆっくりペース。
でも一気に新潟を超え、山形県の月山麓付近まで移動した。
朝5時まで車中泊、とても良く寝る。

そして朝の8時、岩手の自宅へ帰ってきた!
ここまでで登山遠征終了だ!




日曜日、地元岩手はいい天気だった。
今回の登山を振り返りながら...濡れたテント乾かすのだった...

(おわり)



あなたにおススメの記事
関連記事