岩手山-鬼又沢滑走2019.4

PALOMON

2019年04月20日 18:18

2019年4月、これは平成最後の岩手山滑走だ。



滑走ルートは前回に続き南斜面の鬼又沢を選択した。
鬼又沢のトップは標高約1,700でボトムまでの標高差が1,000mある。
その為、トップとボトムの雪のコンディションが大分異なる。

また、雪崩リスクを考えると降雪が少ない4月に入ってからが無難。
あまり時期が早いと標高1,700mのドロップポイントは雪面の固さに滑落の危険があり。
遅いと落石が多くこれまた危険である。

鬼又沢の時期は今に限定される。

登山口は馬返しで、登山ルートは夏道(3-7合目まで旧道)を使う。

自分はスキーを背負ってスキー靴で登る。
スキー靴で岩手山へ登るのもこれで4度目なので行けると思っている。
相方はスキー靴をザックに入れて登山口で登る。

さて、スキー靴を背負うのと履くのではどっちが楽なのか?
スキー靴で木の根が張った登山道を歩くのは大変だが、斜度のある雪面を蹴って登るには適している。
その他、念のためシールとシーアイゼン、6本爪の軽アイゼンを持参した。(今回は使用せず)









何とか岩手山へ登頂だ。
しかし、山頂は全く景色が無く、ここから噴火口へ滑走しようにも視界がない。
一先ず滑走モードに切り替えて視界回復を待つが、その兆しは見られなかった。

ガリガリの夏道を滑走する。
3度目の岩手山滑走で板の滑走面は傷だらけなのだが、更にこれにて傷が増す...





いよいよ鬼又沢へドロップイン。
気温の低下で雪面がとても硬い。
あまりにも斜度のあるドロップポイント、ここは相当な注意が必要だった。












寒気のせいで出だしの急斜面は硬めバーン。
ここで転倒したら滑落レベル...慎重に滑り降りる。
鬼又沢中盤らは緩んだ雪で滑りは安定するも落石が混ざり出しそれを踏む。
最後は堰堤「凱旋門」を潜り抜け滑走終了。
馬返しまでスキー靴での林道歩きが面倒...1時間近く歩いて帰ってきた。(アプローチシューズを背負うべし。)



下山後は晴れ渡り山頂までが良く見えてたな...
先ずは今年も達成できて満足だ!



では、また山で! (完)

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