秋田駒ケ岳-山スキー(男女岳山腹)

PALOMON

2017年02月28日 22:10


日程:2017年02月26日(日) 日帰り
天候:曇り 

▲秋田駒ケ岳(あきたこまがたけ)
 標高:1,637m
 岩手県・秋田県 
 日本二百名山
(地理院地図はこちら)

<ルート>
 アルパこまくさ ~ 廃ゲレンデトップ ~
  男女岳山腹(1,300m付近で滑走)


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今日は滑り重視の一日だった!
秋田駒ケ岳はマンネリしてきたと相方が言う。
昨年は県境越えをやってみたし。
今回は登高と滑走斜面を変えてみようかと...

<アルパこまくさの駐車場>


秋田県側の出発点はいつも通り「アルパこまくさ」だ。
朝7時の到着だったが駐車スペースはそこそこ埋まっている。
昨日から恒例のキャットツアーが始まったらしいな。
その利用者はスノーボードの方が殆どだ。



我々は歩き組。
先行者が2名おり、そのトレースを借りて出発する。



いつも目にするヨーデルスキー学校は廃墟。
スキー場が廃止された後もずっとここに残っているな。



出発早々キャットに追い越される。
お陰でゲレンデが圧雪され、シール歩きもだいぶ楽になる。



ゲレンデ歩きは1時間程。
いつもながら、このゲレンデ歩きは飽きるね。
黙々とゲレンデを登っていたので気づかなかったが...
下界には田沢湖が綺麗に見えていたんだな...(相方撮影)



ゲレンデトップからショートカットのため一時的に林間へ突入する。
今朝の降雪が樹木にかかり、霧氷の様で綺麗だった。



さて、ここからは閉鎖された車道歩きだ。
先ほど追い抜かれたキャットのお陰でこの道も圧雪状態。
斜度も無いので楽に進める。



車道沿いのカーブミラーは積雪の目安になるだろう。
奥羽山脈の秋田県側は例年並みかな?
(岩手側の積雪はとても少ないが...)



さてと...

8合目の小屋へ向かうのか、早々に男女岳斜面へ取り付くか?

ここで相方と相談する。
当初は男女岳山頂から北斜面へ滑走しようとも計画していた。
視界が悪ければその計画は難しいということも分かっていた。

ここから一気に男女岳へ登るという手もあるよね。

それが駄目なら、諦めてこの樹林帯でパウダーを楽しもうかと...
車道を早々に外れて、この斜面へ取りついた。



この斜面には縦に細い沢が多く走っている。
西風を受けて尾根は雪庇になっていた。
また、細目ではあるが沢の中も滑走可能の様だ。



1,250m付近で樹林帯を抜ける。
2年前に少しだけこの斜面へ入ったことがあったな。
その時と同様、北斜面だけに雪質は良い。

上に行き過ぎるとシュカブラ。
樹林帯上部が樹林の密度も薄く滑りどころだ。



天候だが。
始めのうちは青空も見えていたのだが...



上は雲行きが悪いし風も強まってきた。





今日も相方が弱層テストを行う。
表面15cmに新しい層があり。
ここは雪崩れるような心配はないだろう。



上部の風は尋常じゃない...
視界も悪く、男女岳への登高ルートは完全に閉ざされた。



切り替え判断は早急だった。

上部への登高はスパッと中止に。
シールを剥がして滑走を楽しむことにする。



雪質は上々だ。
ここへ来て今季最高のパウダーを味わう。




標高1,250~1,350m。
このエリアを横に移動しながらノントラックエリアを滑走。
登り返して遊ぶことにした。



樹林帯近くは視界もまずます。
雪面の段差もなんとか見える。



滑走も楽しいが、モノトーンの景色もそれなりに楽しめる。



今回は動画を編集してみたのでご覧ください。



登り返し滑っているうちに腿が疲れてきた...
13時を過ぎ、滑走にも十分満足できたところで撤収する。



最後に安全なゲレンデ跡を滑走する。



そして今日も無事下山。
お疲れさんでした!

<今回の滑走場所はこちら>


ピークハント無し。
滑走重視の山スキーを楽しんだ。
雪質が良い時こそ、こういう楽しみ方もありだろう。
今シーズン、再びこの様なパウダーランを楽しむことは可能だろうか?

では、また山で!


(完)




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