八甲田山 山スキー(3)

PALOMON

2010年05月05日 20:20

「八甲田山 山スキー(2)」の続き
仙人岱の山小屋で大休憩。

青空で天気がいいのだが風がやけに強い。
写真のようにザックにスキー板を縦に括っているので、この後山頂まで強風の影響をまともに受ける。

<10:30>
山小屋を後にし、山頂の大岳を目指す。
ここから山頂までは急な斜面。
雪が柔らかいのでここを登るのは一苦労だ。スノーシューのまま登っている。

で、更に強風の影響を受ける。
ここを登るのにはかなり苦労した。

急斜面を登りきると噴火口に出た。ここも強風は相変わらずだ。
雪道よりましかな?と思い、ここから雪の無い登山道に出ることにした。
といっても、もう直ぐ山頂なのだが...

スノーシューを脱いで階段になっている登山道をふらつきながら登る。


<11:35>
八甲田山、大岳の山頂(1584m)へ到着。だいぶ疲れた...
山頂には雪が無い。
背負っているザックを降ろしても強風で煽られる。立っているのが精一杯だ。

夏に来た時は天気がイマイチだったが、今日の景色はとても綺麗だ!!
岩木山が見えるか...?
残念ながら空気が霞んでいるために見えなかった。

噴火口側(東側)を撮影。
右手前から「小岳」「高田大岳」「雛岳」かな?

三角点を見つけたらタッチしよう。
ここ八甲田山の大岳は「一等三角点」だ。
一等三角点は全国に約1000点。柱石の一辺は18cmと、2等3等より大きい。
久しぶりの三角点タッチ!


さて、風も止まず寒くなってきたところで山頂を降りることにする。
登山靴をスキー靴に履き替え、スキーをセット~OK!

大岳から噴火口の中に向かって滑り降りる。
ちょっと休みすぎたか、足の筋肉が攣りそうだった。

登るのにとても苦労した急斜面、ココを滑る。
飛ばしすぎた~!

この後、急斜面で豪快に転倒。
スキーは2本とも斜面に突き刺さって脱げた。滑落を必死に防ぐ...あまり調子に乗らない方がいいな。

この時は気付かなかったが、外れたスキーのエッヂ部分に乗ったか?
レインウェアーのズボンが10cm程切れ、中に履いていた登山用ズボンも3cm程切れていた。
レインのズボンは残念ながらオジャンにした。

この時期、スキーでは滑る雪と滑らない雪がある。
茶色がかった雪の箇所は良く滑るのだが、白っぽい箇所は全然滑らない。急にブレーキがかかるので注意。

再び仙人岱の小屋で大休憩。
外でラーメンを食べようかと思ったが風が強いので今日はやめた。
その後、元来た沢や森林地帯を滑り、登山口である酸ヶ湯温泉までスキーで下山した。

14時に酸ヶ湯を出発、自宅には19時くらいに帰宅した。
日帰りだったが今年のGWも楽しい1日を過ごせた!

さて、破けてオジャンにしたレインウェアのズボンを買い換えないと...
レインウェアは登山に重要なアイテムなので即行注文。
上に合わせてストームクルーザーのパンツを選択だ。


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