2013年07月06日
秋田駒ケ岳-登山②
日程:2013年6月30日(日) 日帰り
天気:曇→晴 →
▲秋田駒ケ岳(あきたこまがたけ)
標高:1,637m
岩手県・秋田県
日本二百名山
<ルート>
国見温泉~ムーミン谷~男女岳(山頂)
~横岳~大焼砂~国見温泉
<関連記事>
2012年7月 秋田駒ケ岳-登山(国見温泉)
2011年6月 秋田駒ケ岳-登山(国見温泉)
2009年6月 秋田駒ケ岳-登山(国見温泉)
2009年4月 秋田駒ケ岳-山スキー(ドライブインくにみ)
<その1からの続き>
▲5:30 登山者駐車場 ▲5:55 国見温泉出発 ▲6:40 横長根 ▲7:20 男岳分岐 ▲7:45 お花畑
今朝の曇りの天気も忘れてしまうほどイイ天気になっていた。
雪渓とチングルマのお花畑に囲まれて、春に戻ったような気持ちになれた。
お花畑を去るのは惜しいが、そろそろ出発し「阿弥陀池」を目指す。
ムーミン谷からは急な斜面を登ることになる。
この急斜面、下ってくる登山者が多かった。
道は急なうえに狭いので、すれ違いは十分に気をつけよう。
急斜面を登り切るとここも景色が良い。
男岳方向を眺めると、斜面に咲く「ミヤマダイコンソウ」の黄色がとても鮮やか。
▲8:30 阿弥陀池
時間が無いので男岳へは登らずに阿弥陀池へ下りた。
秋田駒ケ岳の山頂である「男女岳」を眺めながら湖畔の木道を歩く。
一応、今日も男女岳の山頂へ登ることにした。 (やはり三角点へタッチしないとな...)
この坂は階段がやけに疲れるんだよなぁ。
下の阿弥陀池を眺めながら、キツイ階段をゆっくりと登る。
▲8:45 秋田駒ヶ岳(男女岳)山頂
1年ぶりの秋田駒ケ岳山頂へ登頂。 お疲れさん!
そして、一等三角点にタッチ! (1,637m)
ちなみに、山頂には誰もいなかった... 山頂独り占め!
三角点タッチも完了し、気分もスッキリ!
ここから「田沢湖」を眺めるも、今日は雲で見えず... 残念...
長居することなく下山を開始、下方に阿弥陀池の避難小屋を見下ろす。
高度感あり、登り坂(階段)も急な訳だ...
山頂斜面にも花々は綺麗に咲いていた。
チングルマ、ミヤマダイコンソウ、ハクサンチドリ、エゾツツジなど。
どの花も個性的で美しい。
▲9:00 阿弥陀池湖畔にて休憩
ここまで飲まず食わずだった... 漸くコーヒータイム開始。
暑くも寒くもない、登山には快適な気温。
天気も良く、湖畔から眺める景色はとても雄大で癒される。
そんな長閑な場所で飲むコーヒーは最高に決まっている。
そしていつものおやつの「どら焼き」... とても美味い!
コーヒーも山の水で淹れれば、一段と良いものになるのだろうが...
ここの水場の水はちょっと飲む気がしないな。 (流れていないので...)
水場付近の「ヒナザクラ」はボリュームがあってなかなか見応えがあった。
▲9:25 下山開始
休憩も終わり下山の準備をする。
下山と言っても阿弥陀池から帰り道の「横岳」へは登りとなる。
横岳への登り道から、山頂(男女岳)を振り返る。
いつも思うが、あの斜面をスキーで滑りたい。
昨年もそう思ってブログに書いたが、まだ達成していない... 来年こそは滑る...
▲9:35 横岳山頂
岩手と秋田の県境、横岳へやってきた。
こっちでも三角点タッチは忘れない。 (三等三角点 1,583m)
横岳から盛岡方面を眺めると、とてもイイ感じの雲海になっていた。
天気の良いのは山の上だけか... 下界は曇りだろう...
そして岩手山も頭が少しだけ見えていた。
7月1日に山開きした岩手山、今年は何時登ろうかな?
岩手山の8合目辺りで小屋泊も経験したいところだ。
岩手山から眺めるご来光も何れは観てみたい...
さて、横岳からは下る一方。
ザラザラの溶岩の砂地、大焼砂の道をちょっと不安定に下る。
この景色、雲海上の道はまるで天国(?)のようだ...
横岳直下にはホソバイワベンケイの大きな蕪がある。
でも、ここ大焼砂の主役はやはりコマクサ。
そして登りで歩いたムーミン谷へ向かう木道を見下ろす。
これからもあの木道沿いにチングルマが多く咲くだろう。
まだまだこの先もチングルマのお花畑を楽しめるはずだ。
雪渓を歩く登山者をズーム...
とてもイイ景色だった。
そして尾根から樹林へと下っていくとだんだんと天気が悪くなってきたのである。
▲11:00 国見温泉 下山
雲の上から一転して雲の中へと戻ってきた。
やはり天気の良いのは上だけだったか...
メインの上部はあんなに天気が良くて、今日はラッキーだったな。
登山口の森山荘の玄関先にある「駒ヶ岳湧水」を頂いた。
とても美味しい天然水だ。
これを飲んで再び元気になる。
今朝は空いていた登山者用の駐車場も、この時は満車。
路上にも溢れていた。
さて、AM限定の登山だったが、今日も大満足。
予定通り、お花畑とコマクサ、その他の花々もいっぱい見れた。
梅雨時ではあるが、天気に恵まれイイ「山行き」ができた。
次回は「山登りたい」という人を、山へ連れて行く予定。
山を好きになってもらうには最初が肝心かな。
梅雨真っ最中だが、また天気に恵まれればいいなと。
(完)
Posted by PALOMON at 21:25│Comments(0)
│秋田駒ケ岳